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	<title type="text">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</title>
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	<updated>2026-10-19T02:47:22Z</updated>

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		<title type="html"><![CDATA[「重い雪も嫌いじゃない」──関口敬が厳しい条件の地元・魚沼で滑り続ける理由。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11『JAPOW PRIDE』]]></title>
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		<updated>2026-10-19T02:47:22Z</updated>
		<published>2026-10-19T02:47:22Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="FEATURE" /><category scheme="https://backside.jp" term="ISSUE 11" /><category scheme="https://backside.jp" term="創刊10周年" /><category scheme="https://backside.jp" term="関口敬" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>07 新潟 / 魚沼 ※2020年に綴った言葉をそのまま掲載 &#160; &#160; 屈指の豪雪エリアが育んだフリースタイル文化 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」 &#160; 川端康成著『雪国』の書き出 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_85/">「重い雪も嫌いじゃない」──関口敬が厳しい条件の地元・魚沼で滑り続ける理由。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11『JAPOW PRIDE』</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></summary>

					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_85/"><![CDATA[<h2 class="post-headline">07<br />
新潟 / 魚沼</h2>
<p>※2020年に綴った言葉をそのまま掲載<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">屈指の豪雪エリアが育んだフリースタイル文化</h3>
<p>「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」<br />
&nbsp;<br />
川端康成著『雪国』の書き出しでよく知られた一文だ。国境の長いトンネルとは、水上から湯沢に抜ける上越線の清水トンネルがモデルとなっており、JR上越線・土合駅と土樽駅の間にある全長9,702mの山岳トンネルのこと。車であれば全長10,926mの関越トンネル下り線を抜けた瞬間、川端康成にシンクロした経験があるという首都圏スノーボーダーは多いことだろう。<br />
&nbsp;<br />
「我住む魚沼郡は日本第一に雪の深く降る所なり」<br />
&nbsp;<br />
現在の新潟県南魚沼市塩沢出身の随筆家、鈴木牧之の著書である『北越雪譜』に綴られている言葉である。こちらの書籍、1837年に江戸で出版されベストセラーとなったそうだ。そう、少なくとも180年あまり前から、魚沼は豪雪エリアとして全国的に周知されているのだ。<br />
&nbsp;<br />
『雪国』の主人公・島村は東京に妻子がありながら、湯沢の芸者・駒子に会うために汽車で通っていた。1931年に清水トンネルが開通したことでそれが可能になり、当時は上野から新潟まで7時間10分を要したそうだが、現在では上越新幹線を利用すれば東京駅からおよそ80分で豪雪地帯にたどり着く。<br />
&nbsp;<br />
車であれば、関越自動車道を利用すれば2時間ほどの距離に位置し、そこから短時間でアクセス可能なゲレンデは10以上も存在する。交通環境におけるインフラ設備が整っているため、多くのスノーボーダーに人気を誇るエリアなのだ。そうしたことから、この地を訪れるスノーボーダーは他エリアよりも若年層が多く、ゲレンデの雰囲気も華やかに映る。<br />
&nbsp;<br />
さらに、パーク造成に適した湿り気を含んだ雪が多く降るため、整備の行き届いた人工アイテムが造りやすいことも特徴だ。そうした好環境を求めて、首都圏から数多くのライダーが集結する。彼らが身にまとうファッション、そして繰り出される数々のトリックがメディアを介して全国に広まり流行を生むというトレンド発信地としての役割も担ってきた。<br />
&nbsp;<br />
もちろん、屈指の豪雪エリアだからこそ、ゲレンデ内でもパウダースノーを十二分に堪能できる環境がここにはある。この写真は鈴木牧之の記念館から車で約15分の距離に位置する上越線・石打駅で撮影されたもの。そんな魚沼に出自を持つスノーボーダーのライフスタイルにこそ、町にもこれだけ積もる本エリアの真のポテンシャルが秘められているに違いない。<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h2 class="post-headline">地元に“こだわる”男<br />
関口 敬</h2>
<p>かつてはハーフパイプやストレートジャンプでトリックに磨きをかけながら、国内有数のパークエリアである地元・魚沼で滑り込んできた関口敬。現在はフィールドをバックカントリーに移し、2019年3月に開催された ARAI FREERIDE QUALIFIERS で優勝を飾るなど、フリーライディング技術に磨きをかけている。そんな彼が魚沼で滑り続ける理由とは。<br />
&nbsp;</p>
<div class="post-ing"><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/TakashiSekiguchi.jpeg" alt="" width="1280" height="904" class="alignnone size-full wp-image-45805" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/TakashiSekiguchi.jpeg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/TakashiSekiguchi-300x212.jpeg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/TakashiSekiguchi-1024x723.jpeg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/TakashiSekiguchi-768x542.jpeg 768w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">難しいからこそ、面白い。</h3>
<p>「中学から19歳頃まではずっとパイプをやっていて。家が上国（上越国際）の麓なので、歩きやチャリで行ってました」<br />
&nbsp;<br />
スノーボードを片手に自転車にまたがるという斬新さに驚いていると「この辺の人たちはけっこうやってましたよ」と、あっけらかんとした言葉が返ってきた。<br />
&nbsp;<br />
魚沼は盆地特有の気候で寒暖差が激しいため、米や野菜が美味しいことで有名だ。春になると雪山の気温も一気に上がり、半袖になってシャバシャバの湿雪でスノーボードをすることもあるほど。<br />
&nbsp;<br />
真冬でもそれほど気温が低くならないこともあり、このエリアには湿気を多く含んだ雪が降り積もる。だからこそ、キッカーなどの人工物が作りやすいのだ。時代の潮流に合わせ、ハーフパイプのみならず様々な人工アイテムがゲレンデに出現し、多くのトレンドを生み出してきた。<br />
&nbsp;<br />
「パイプに打ち込んだ後は、石打でパークジャンプやスロープスタイルをやってましたね」<br />
&nbsp;<br />
地元に用意された人工物に当然のごとくのめり込み、競技を変えながらもこのエリアで滑り続けてきた。<br />
&nbsp;<br />
当時最先端だったゲレンデの多くは残念ながら閉鎖となってしまったが、石打丸山はこのエリア特有のパークの歴史を受け継ぐかのようにして、進化したアイテムを今なお作り続けている。日本のゲレンデからパイプが消えていく中、6.7メートルの高さを誇るモンスターパイプが用意されていることにも、全国有数のフリースタイル天国としてのポテンシャルの高さを感じる。<br />
&nbsp;<br />
また、新幹線の駅がゲレンデに直結しているGALA湯沢や、湯沢ICから3分の距離にありながら豊富な雪とハイクオリティのパークを有する神立高原、サイド/バックカントリーエリアを開放しているため首都圏スノーボーダーも手軽にパウダーを楽しめるかぐらなどは、不動の人気を誇る。さらに、雪が多すぎてトップシーズンは閉鎖するほどの秘境に位置する奥只見丸山は豊富な残雪を活かして、魚沼エリアらしい暖かい陽気とともに春スノーボードの楽しさを実感させてくれる。<br />
&nbsp;<br />
首都圏から好アクセスの魚沼エリアはいまだ根強い人気があり、週末や3連休には、各ゲレンデを結ぶ国道17号がバブル期さながらに渋滞するほどの賑わいを見せているのだ。<br />
&nbsp;<br />
パークが充実した人気エリアにいながらして、人工物でトリックの反復練習を繰り返すだけでは飽き足らず「中学の頃からフリーランをメインに滑っていて、コース内の起伏にジャンプを作ったりしていました」と、ゲレンデ内を縦横無尽に駆け巡っていた関口。<br />
&nbsp;<br />
仲間とともに自然地形を見つけては遊びを生み出す。雪山が遊び場だった少年たちにとって、それは当たり前の日常だった。<br />
&nbsp;<br />
「ゲレンデのコースだから怒られて終わっちゃうんですけどね（笑）」<br />
&nbsp;<br />
こうしたイタチごっこを続けているうちに、ゲレンデから足が遠のいていくことに。<br />
&nbsp;<br />
「そのうち裏山に入りジャンプを作って飛ぶようになって。それが徐々に広がっていき、今ではバックカントリーを滑るようになりました」<br />
&nbsp;<br />
バックカントリーを滑るのであれば雪質は重要なファクターだ。魚沼エリアの降雪量は申し分ないが、雪質はお世辞にも軽いとは言えない。もっと条件のいいエリアがある中で、関口が魚沼エリアにこだわる理由とは。<br />
&nbsp;<br />
「このエリアは、雪の状態がいいタイミングを当てるのが難しい。滑れる時間も期間も極端に限られていて」<br />
&nbsp;<br />
「このエリアで（バックカントリーを）滑るのは簡単じゃない。山もいきなりパーンと切り立っていて、“どこ滑るの？”って感じの厳ついところもあるし」<br />
&nbsp;<br />
魅力はおろか、やはりバックカントリーとしての条件が整っていないように聞こえてしまう。さらに言えば、春になって一気に気温が上がるこのエリアでは、全層雪崩が起きている光景があちこちに見られるほど。<br />
&nbsp;<br />
「限られていること。それが難しくて面白い。気象や雪質などすべて把握してやっとそこを滑れる、自然と向き合っている感じが好きなんです」<br />
&nbsp;<br />
一年中ここに住んでいると、夏に見ていた地形に雪が降り積もり、日のあたる斜面やその時間帯がイメージできるんだとか。<br />
&nbsp;<br />
近隣にはクオリティの高いパークがたくさんあったが、海外の映像作品を観て育ってきたからこそ、バックカントリーに目がいくのは自然なことだった。「いずれはここを飛びたい」──そんな目線で周囲の山々を見ながら育ち、現在に至る。<br />
&nbsp;<br />
「最初は小さい里山だったのが、今ではアルパインにも行き始めて。どんどん奥に入っていきたくなるんです」<br />
&nbsp;<br />
関口は地元の山に魅了され、いつしか魚沼のイメージを覆すようなロケーションでのライディングを追い求めるようになっていたのだ。<br />
&nbsp;<br />
「豪雪だからこそマッシュが育つんですよね。雪が積もりすぎてめちゃくちゃ変な形になったり、見たことがないほどのデカさになったり」<br />
&nbsp;<br />
雪に湿気が含まれているからこそ積もりやすく、地形に多様な変化がつきやすい。そして、雪が固まりやすいからゲレンデ内にも飛べるポイントが自然にできるし、斜度変化に富んでいてその中にいろいろな地形が詰まっているから、滑り応えがある。<br />
&nbsp;<br />
「重い雪も嫌いじゃない。むしろ修行になる」と胸を張る関口。ボコボコになった雪面で遊びながら、総合滑走力が自然と上がっていくのだ。<br />
&nbsp;<br />
「雪が重たい分、パウダーの表面に乗れるんですよね。ナイターになると湿気が抜けて軽くなり、降りたての雪とは違う、別物のパウダーになる」<br />
&nbsp;<br />
冒頭で述べたように、魚沼は盆地のため朝晩の寒暖差が大きい。そのため、夜になると気温がグンと下がり、ナイターでは驚くほど雪が軽くなるのだ。魚沼の気象条件は米や野菜だけでなく、パウダーの味わいも深くするというわけ。雪が生き返ったナイターで、営業終了まで夢中で滑っていたあの頃を思い出した。<br />
&nbsp;<br />
「それもまたスノーボードの醍醐味ですよね。条件に合わせたライディングスタイルで楽しむっていうのは」<br />
&nbsp;<br />
トップシーズンはバックカントリーがメインとなり気が抜けないが、春になると豊富な地形が出現するのでファンなセッションが自然と始まる。<br />
&nbsp;<br />
「ここでクォーター作ろうぜって、来れるヤツみんな呼んでさ」<br />
&nbsp;<br />
昔から変わらない地形を使った遊びを楽しみ、湿気を含んだ重めのパウダーは自分の修行の場であると考える関口は、「この地でやれることはまだまだある」と言い切った。<br />
&nbsp;<br />
年間を通じると気温差が激しく雨量の多いこのエリアは、はっきりとした四季を感じることができる。<br />
&nbsp;<br />
「春は桜が咲き、夏は川で遊び、秋は米が実り、冬は豪雪地帯となる。それに合わせて自然を感じ、季節の食べ物を味わえることが一番の魅力」<br />
&nbsp;<br />
そう、少し不器用に語る彼の言葉は、ひさしぶりにこのエリアに行ってみたいと思わせてくれた。</p>
<p class="credit">edit + text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）<br />
interview + text: <a href="https://www.instagram.com/yukie_ueda/" rel="noopener" target="_blank">Yukie Ueda</a></p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;<br />
<strong>CONTENTS</strong><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_78/" rel="noopener" target="_blank">INTRODUCTION｜はじめに</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_79/" rel="noopener" target="_blank">01｜北海道 / 札幌　安藤健次インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_80/" rel="noopener" target="_blank">02｜北海道 / 道北　佐藤秀平インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_81/" rel="noopener" target="_blank">03｜北海道 / ニセコ　渡辺大介インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_82/" rel="noopener" target="_blank">04｜東北 / 北東北　杉本幸士インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_83/" rel="noopener" target="_blank">05｜東北 / 南東北　松浦広樹インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_84/" rel="noopener" target="_blank">06｜群馬 / 利根沼田　中山悠也インタビュー</a><br />
<strong><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />07｜新潟 / 魚沼　関口 敬インタビュー</strong><br />
▷08｜新潟 / 妙高　小西隆文インタビュー<br />
▷09｜長野 / 白馬　美谷島 慎インタビュー<br />
▷10｜長野 / 北信　中山二郎インタビュー<br />
▷11｜岐阜 / 飛騨　太田宜孝インタビュー<br />
▷12｜西日本 / 近畿・中国　中尾正明インタビュー<br />
▷OUTRO｜JAPOW PRIDEからJAPOW FROM___へ。<br />
&nbsp;<br />
＿＿＿<br />
&nbsp;<br />
<strong>BACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE<br />
ISSUE 11 「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</strong><br />
&nbsp;<br />
北海道・ニセコや長野・白馬を中心に大挙して押し寄せている外国人は、なぜ日本の雪山にこだわり続けているのか。それは、ここまで多くの人々が日常生活しているエリアに雪が大量に降る国がないから。米アラスカの僻地やカナダBC州の山奥には、もちろん大量に極上パウダースノーが降り注ぐ。しかし、それとはワケが違う。街があり、その近くに多くのゲレンデが点在し、ハイクオリティなパウダースノーが堪能できる。しかも、食事も温泉も人も最高。さらに言えば、リフト券が格安だ。これらが日本が世界に誇るべき価値なのである。これを言い換えれば、僕たちは世界中の雪を愛する人々が羨む環境に住んでいるということ。だからこそ、ニッポンの雪と山と文化を改めて知ってほしく、この一冊を編むことにした。世界一の豪雪大国に住むスノーボーダーの胸に、“JAPOW PRIDE”を刻みこんでもらいたい。<br />
&nbsp;</p>
<div class="captionset">
<div class="post-img"><img decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg" alt="" width="1280" height="712" class="alignnone size-full wp-image-45670" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-300x167.jpg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-1024x570.jpg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-768x427.jpg 768w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
</p>
</div>
<p>&nbsp;<br />
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		<title type="html"><![CDATA[コンペティターとリアルストリートの猛者が大阪の寺で激突。『COWDAY STREET 2026』招待選手15名が決定]]></title>
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		<id>https://backside.jp/?p=45796</id>
		<updated>2026-10-18T00:24:13Z</updated>
		<published>2026-10-18T00:24:13Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="NEWS" /><category scheme="https://backside.jp" term="COWDAY STREET" /><category scheme="https://backside.jp" term="國武大晃" /><category scheme="https://backside.jp" term="戸田真人" /><category scheme="https://backside.jp" term="木村葵来" /><category scheme="https://backside.jp" term="米野舜士" /><category scheme="https://backside.jp" term="荻原大翔" /><category scheme="https://backside.jp" term="鈴木冬生" /><category scheme="https://backside.jp" term="高森日葵" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>世界のコンペティションで結果を残してきたライダーたちと、リアルなストリートを舞台に映像や写真を残してきたライダーたち。その両者が、大阪の街中、しかも寺に設けられたセクションで激突する。11月21日（土）、22日（日）に大 [&#8230;]</p>
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					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/news-1845/"><![CDATA[<p>世界のコンペティションで結果を残してきたライダーたちと、リアルなストリートを舞台に映像や写真を残してきたライダーたち。その両者が、大阪の街中、しかも寺に設けられたセクションで激突する。11月21日（土）、22日（日）に大阪・北御堂で開催される「COWDAY STREET 2026」の招待選手15名と、大会の詳細が発表された。<br />
<br />
コンペティションシーンからは、ミラノ・コルティナ五輪ビッグエア金メダリストの木村葵来、X GAMESビッグエアで2連覇を果たした荻原大翔、スロープスタイルやビッグエアで活躍し、ストリートスタイルにも活動の幅を広げている國武大晃らが名を連ねる。<br />
<br />
いっぽう、リアルストリートの現場で存在感を示してきた戸田真人、鈴木冬生、米野舜士らも参戦。滑るために用意されたわけではない舞台で腕を磨いてきた彼らが、整えられたコースでどのようなライディングを見せるのか、注目したい。女子では、コンペティションと映像作品の両方で活躍する高森日葵も招待されている。<br />
<br />
競技会場で磨かれた高難度のトリックと、街の構造物を読み解き、自分ならではのラインやスタイルを追求してきた感覚。どちらが優れているという話ではない。異なるバックグラウンドを持つライダーたちが同じアイテムをどう使い、どのように表現するのか。そこに、この大会ならではの見どころがある。<br />
<br />
ジブコンテストは21日に開催予定となっている。トップ画像は昨年大会の様子。今回も北御堂の大階段に設けられた特設コースで予選を行い、予選通過者と招待ライダーが決勝へ進む。女子決勝は17時、男子決勝は18時40分にスタート予定だ。<br />
<br />
決勝を間近で観戦できる有料席は10月22日（木）18時から販売開始。イベントへの入場は無料で、翌22日（日）にはジュニアコンテストやスノーボード体験、雪遊びなども行われる。<br />
<br />
コンペティターとストリートライダー。それぞれのスタイルが大阪の街中で交わる2日間が、今年もやってくる。詳細は<a href="https://www.cow-day.jp/" rel="noopener" target="_blank">公式ページ</a>をチェック。</p>
<p class="credit">text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）</p><p>The post <a href="https://backside.jp/news-1845/">コンペティターとリアルストリートの猛者が大阪の寺で激突。『COWDAY STREET 2026』招待選手15名が決定</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></content>
		
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		<title type="html"><![CDATA[35歳のジェド・アンダーソン、いまだ健在。ジェイコブ・クルッグマイアと魅せるストリートの現在地。RIDE『RED CEILING』]]></title>
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		<id>https://backside.jp/?p=45793</id>
		<updated>2026-10-17T02:11:55Z</updated>
		<published>2026-10-17T02:11:55Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="MOVIE" /><category scheme="https://backside.jp" term="RIDE" /><category scheme="https://backside.jp" term="ジェイコブ・クルッグマイア" /><category scheme="https://backside.jp" term="ジェド・アンダーソン" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>ストリートスノーボーディングを長年にわたって牽引してきたジェド・アンダーソンと、独自のスタイルで存在感を放つジェイコブ・クルッグマイア。RIDE SNOWBOARDS（ライド スノーボード）から、ふたりをフィーチャーした [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://backside.jp/movie-2158/">35歳のジェド・アンダーソン、いまだ健在。ジェイコブ・クルッグマイアと魅せるストリートの現在地。RIDE『RED CEILING』</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></summary>

					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/movie-2158/"><![CDATA[<p>ストリートスノーボーディングを長年にわたって牽引してきたジェド・アンダーソンと、独自のスタイルで存在感を放つジェイコブ・クルッグマイア。RIDE SNOWBOARDS（ライド スノーボード）から、ふたりをフィーチャーした新作ムービー『RED CEILING』が公開された。<br />
<br />
現在35歳のジェドと30歳のジェイコブ。年齢を重ねてもなお、ストリートで新たな映像を生み出し続ける彼らのライディングは健在だ。特にジェドは、長年にわたり数々の映像作品で印象的なパートを残してきたが、その勢いは今なお衰えを知らない。<br />
<br />
今回の作品で目を引くのは、ライディングだけでなく、その撮影方法だ。フェンスを利用したアクションを、走行中の電車内から捉えたカット。ストリートの映像表現にはまだこんな可能性があるのか、と驚かされる。<br />
<br />
実際、YouTubeのコメント欄でも、この電車内からのショットに驚く声が続出。ジェドが今も撮影を続けていることへの敬意や、ジェイコブのバックサイド・リップスライドを称賛する声も目立つ。<br />
<br />
トリックの難度はもちろん、スポットの選び方、スタイル、そしてカメラアングル。ストリートスノーボーディングの面白さは、それらが重なり合うことで生まれる。<br />
<br />
ふたりのライディングを通じて、その魅力を改めて感じさせてくれる一本だ。</p>
<p class="credit">text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）</p>
<div class="su-youtube su-u-responsive-media-yes"><iframe width="600" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/N_KyZrcakak?" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; encrypted-media; picture-in-picture" title=""></iframe></div><p>The post <a href="https://backside.jp/movie-2158/">35歳のジェド・アンダーソン、いまだ健在。ジェイコブ・クルッグマイアと魅せるストリートの現在地。RIDE『RED CEILING』</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></content>
		
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		<title type="html"><![CDATA[なぜ、国内外の雪山を巡った中山悠也は群馬を選んだのか。川を知る男が語る、雪山を冒険する楽しさ【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE」]]></title>
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		<updated>2026-10-16T03:01:18Z</updated>
		<published>2026-10-16T03:01:18Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="FEATURE" /><category scheme="https://backside.jp" term="ISSUE 11" /><category scheme="https://backside.jp" term="中山悠也" /><category scheme="https://backside.jp" term="創刊10周年" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>06 群馬 / 利根沼田 ※2020年に綴った言葉をそのまま掲載 ※本文に登場する「谷川岳天神平」は、2024-25シーズンより「Mt. T by 星野リゾート」として運営されています &#160; &#160; マウン [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_84/">なぜ、国内外の雪山を巡った中山悠也は群馬を選んだのか。川を知る男が語る、雪山を冒険する楽しさ【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE」</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></summary>

					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_84/"><![CDATA[<h2 class="post-headline">06<br />
群馬 / 利根沼田</h2>
<p>※2020年に綴った言葉をそのまま掲載<br />
※本文に登場する「谷川岳天神平」は、2024-25シーズンより「Mt. T by 星野リゾート」として運営されています<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">マウンテン＆パークライディングが密接に絡み合う地</h3>
<p>関越自動車道・練馬ICから車を走らせること約2時間。国境の長いトンネルを抜けなくても、関東地方とは思えないほどの降雪に恵まれたスノーエリアが群馬にある。東京方面から見て関越トンネル手前の最後の下り口である水上IC周辺と、その15kmほど手前の沼田IC周辺の2つの地域だ。<br />
&nbsp;<br />
群馬と新潟の県境にある三国山脈の中心である谷川岳。日本百名山のひとつであり、まさに水上のシンボルとしてそびえ立つ。標高1,977mを誇り、周囲の万太郎山、仙ノ倉山などを含めた谷川連峰はバックカントリーエリアとして周知されている。<br />
&nbsp;<br />
天神平のリフトを利用してバックカントリーへのアクセスが可能。しかし、一般スノーボーダーと区別するために所定のゲートからボードを脱いだ状態で出入りすることを原則とするなど、事故を未然に防ぐための様々なローカルルールが制定されているのだ。<br />
&nbsp;<br />
と、谷川岳の話が中心になってしまったが、宝台樹や奥利根スノーパークなど、水上エリアのほとんどのローカルゲレンデが良質な雪の恩恵にあずかっているのだ。<br />
&nbsp;<br />
そして、より首都圏に近いにも関わらず多くのゲレンデを有することから、沼田ICで下車するスノーボーダーは多い。インターからもっとも近い川場や、やや距離はあるものの片品エリアにまで足を伸ばせばその選択肢も広がる。さらに言えば、内陸に位置するため標高が高い山間部の雪は想像以上にいいのだ。<br />
&nbsp;<br />
その昔、尾瀬戸倉で国際大会が開催されるなど、このエリアはフリースタイルの聖地だった。余談だが、2000年に同ゲレンデで開催されたアマチュアのハーフパイプ大会には男子だけで約800人のエントリーがあり、4日間もかけて行われた。それほど熱狂していた時代であり、その受け皿が群馬にあったわけだ。<br />
&nbsp;<br />
現在ではハーフパイプは姿を消したが、これまでの潮流を踏襲してか丸沼高原など、このエリアはスノーパークも人気である。<br />
&nbsp;<br />
かつて、前出の国際大会に出場していた故クレイグ・ケリーやテリエ・ハーカンセンは大会を終えると尾瀬を後にして、谷川岳のバックカントリーを滑っていた。このように、それぞれのエリアが密接に関わり、バックカントリーシーンとフリースタイルシーンとが有機的に交わるエリアなのである。<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h2 class="post-headline">“山”と“川”を知る男<br />
中山悠也</h2>
<p>かつては SAJ（全日本スキー連盟）に所属してハーフパイプのW杯を転戦し、現在は群馬に拠点を移してフリーライディングを中心に活動している中山悠也。右も左もわからないまま群馬・沼田に定住して5年。ローカルの教えをこうむり、コンディションに合わせて水上から片品まで動き回る様は、まさに首都圏スノーボーダーの鏡と言える。<br />
&nbsp;</p>
<div class="post-ing"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YuyaNakayama.jpeg" alt="" width="1280" height="904" class="alignnone size-full wp-image-45791" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YuyaNakayama.jpeg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YuyaNakayama-300x212.jpeg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YuyaNakayama-1024x723.jpeg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YuyaNakayama-768x542.jpeg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">移住者だからこそ、冒険して得たリアルな情報。</h3>
<p>冬は新潟でスノーボーディング、夏は静岡でラフティングガイドと、ふたつの土地を往来するデュアルライフを続けてきた中山悠也は5年前、双方を実現できる水上エリアに移住した。ラフティングガイドを生業としている中山は静岡出身なのだが、スノーボードにのめり込むことになったキッカケが一風変わっている。<br />
&nbsp;<br />
「父親が人工降雪機の会社で働いていて」<br />
&nbsp;<br />
その人工雪を利用して、なんとゴルフ場のスロープにパークを造っていたそうだ。そのゴルフ場とは、中山の地元にある朝霧ジャンボリー。「親父も働いていたし庭みたいなところだった」とそこは彼の練習場となり、夢中になってライディングに明け暮れていた。以前、水上エリアの空き地にDIYパークを造っていたことがあったが、こうした経験が原点にあったからなのかもしれない。<br />
&nbsp;<br />
「高校を卒業してからずっとパイプをやってて、オリンピックに出たいなと思って。ナショナルチームに入りW杯を転戦してたんだけど、トリノ五輪に出れなくて（オリンピックを）目指すのはやめました」<br />
&nbsp;<br />
そこから滑るフィールドを変え、ライディングの幅を広げた。妙高の地で仲間たちと滑り込み、そして、地元でラフティングガイドを始め、二足のわらじで数シーズンを過ごした。<br />
&nbsp;<br />
その後子宝に恵まれ、家族で半年ごとに引っ越すという生活を繰り返していたのだが、拠点をひとつにするべく選んだ地が群馬だった。パウダーライディングをメインに活動していた中山にとって、名峰・谷川岳を筆頭にハードな山々が点在する群馬は理想の地でもあった。<br />
&nbsp;<br />
「移住してみたら、練習でスイスに行ったときに出会ったメンバーが尾瀬戸倉や丸沼高原にいたり、昔パイプをやってた人がいて繋がったりして」<br />
&nbsp;<br />
「水上方面の山は全然知らなかったんですが、人づてにいろんなことを教えてもらって自分でも開拓できるようになり、今はその魅力にハマっています」<br />
&nbsp;<br />
誰かに連れて行ってもらったポイントには、後にひとりで何度も足を運び、その特徴や地形を調べあげた。<br />
&nbsp;<br />
「今までやってきたことの集大成として、オールジャンルで楽しめる最高の場所を見つけたなと思います」<br />
&nbsp;<br />
想像していた以上に深い魅力が、群馬にはあったということだ。このエリアは首都圏からのアクセスがよく、谷川岳のような上級者を熱狂させる山もあれば、初心者や家族連れが安心して楽しめるゲレンデもある。幅広いバリエーションが魅力なのだが、中山はどのようにフィールドを選んでいるのだろう。<br />
&nbsp;<br />
「水上方面と片品方面でそれぞれいいときがあるので、天気図を見ながらまずはどっち方面に行くか決めますね」<br />
&nbsp;<br />
「一番狙いたいのは天神平から谷川岳。魅力的でヤバいところなので、天神は常に頭に入れています」<br />
&nbsp;<br />
標高1,500mを誇る谷川岳天神平は、降り積もるその上質なパウダースノーはもちろんのこと、斜度のある開けたバーンにアクセスしやすいため、コアなスノーボーダーからの根強い人気を持つ。<br />
&nbsp;<br />
「その手前にあるホワイトバレーは裏山も面白いし、ちょっとハイクすればラフティングのベースがあるほうに滑り下りれるんです」<br />
&nbsp;<br />
知る人ぞ知るラインなのだろう。特に谷川岳は風の影響を受けるため、目的地を急遽変更できる選択肢がある点もこのエリアの懐の深さである。<br />
&nbsp;<br />
「ロングランをしたいときは宝台樹。ゲレンデ内の地形が沢状になっていて面白く、まだ穴場なので競争率がそれほどでもない」<br />
&nbsp;<br />
水上宝台樹の地形の面白さは、この地を知るプロスノーボーダーたちの間でも定評がある。<br />
&nbsp;<br />
「奥利根はナイターでパウダーが当たれば最高」<br />
&nbsp;<br />
首都圏から訪れるスノーボーダーが多い奥利根スノーパークでは、ナイターだけでなく早朝営業も行っているので、朝晩に湿気の飛んだ軽いパウダーを堪能することができるのだ。<br />
&nbsp;<br />
沼田から見て北に天神平や宝台樹、奥利根などがある水上エリアと、東に丸沼高原や尾瀬戸倉、オグナほたかなどがある片品エリアへと分かれている。冬型の気圧配置では双方のエリアにまとまった雪を降らせるが、南岸低気圧が入ってくると特に片品方面の山が影響を受けるそうだ。<br />
&nbsp;<br />
「太平洋側から低気圧が入ってくると丸沼に行きますね。標高が高いので、けっこうドライなパウダーが味わえます」<br />
&nbsp;<br />
丸沼高原は充実したパークを完備していて、フリーライディングをするにも地形がすごく面白いのだそうだ。<br />
&nbsp;<br />
「午前中は丸沼で滑って、沼田へ戻る途中に尾瀬戸倉に寄って仲間とセッションしてから帰る、なんてことも日常的にあります」<br />
&nbsp;<br />
それぞれのエリアには近距離でいくつものゲレンデがあるため、双方からコンディションのいいエリアを選んだうえで、さらに選択肢があるということである。<br />
&nbsp;<br />
「尾瀬岩鞍は急斜面が豊富なのに、パウダーの競争率が低い穴場です。武尊方面に行くときはバックカントリーが中心ですね。オグナほたかから上がって、武尊山の裏を滑ったり」<br />
&nbsp;<br />
標高2,000mを超える武尊山の山麓には複数のゲレンデがあり、川場もそのひとつである。<br />
&nbsp;<br />
「川場のゲレンデからアクセスできる剣ヶ峰からは360°見渡せて、尾瀬や水上のほうまで見えるんです。群馬は山全体が繋がっているような入り組んだ地形なので、冒険するには最高ですね」<br />
&nbsp;<br />
アクセスするゲレンデの選択肢がありすぎて困るのだと、嬉しそうに話してくれた。<br />
&nbsp;<br />
「北海道だと軽すぎるので、踏んでいなくても雪が舞い上がるんですよ。妙高の雪は水分を含んでるうえに、量が多い分さらに重く感じるという特徴があります。群馬エリアの場合、量はさほど多くはないけど、雪質がよくて踏み応えもあるんです」<br />
&nbsp;<br />
「水上も片品も内陸で日本海側からの距離が同じくらいだと思うので、どちらのエリアも雪の軽さがちょうどいいのかもしれませんね」<br />
&nbsp;<br />
軽すぎず重すぎず、ターンしていて気持ちいい雪なのだと中山は分析する。<br />
&nbsp;<br />
家族が住みやすく、首都圏や実家にも移動しやすい場所。春夏秋冬で山に関わる仕事ができることがいいそうだ。夏のラフティングの仕事が冬の雪山に活かされることもあり、山と川の位置を知ることでいろんな地理を把握できるそうだ。<br />
&nbsp;<br />
「水脈を知ることで、この川はあの山から流れていて、あの山は滑れるんだって人に伝えることもできて」<br />
&nbsp;<br />
川の知識があれば山がさらに面白くなるのだと、地図を指差しながら話す中山の目は、間違いなく群馬という地に魅了されていた。</p>
<p class="credit">edit + text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）<br />
interview + text: <a href="https://www.instagram.com/yukie_ueda/" rel="noopener" target="_blank">Yukie Ueda</a></p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;<br />
<strong>CONTENTS</strong><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_78/" rel="noopener" target="_blank">INTRODUCTION｜はじめに</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_79/" rel="noopener" target="_blank">01｜北海道 / 札幌　安藤健次インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_80/" rel="noopener" target="_blank">02｜北海道 / 道北　佐藤秀平インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_81/" rel="noopener" target="_blank">03｜北海道 / ニセコ　渡辺大介インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_82/" rel="noopener" target="_blank">04｜東北 / 北東北　杉本幸士インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_83/" rel="noopener" target="_blank">05｜東北 / 南東北　松浦広樹インタビュー</a><br />
<strong><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />06｜群馬 / 利根沼田　中山悠也インタビュー</strong><br />
▷07｜新潟 / 魚沼　関口 敬インタビュー<br />
▷08｜新潟 / 妙高　小西隆文インタビュー<br />
▷09｜長野 / 白馬　美谷島 慎インタビュー<br />
▷10｜長野 / 北信　中山二郎インタビュー<br />
▷11｜岐阜 / 飛騨　太田宜孝インタビュー<br />
▷12｜西日本 / 近畿・中国　中尾正明インタビュー<br />
▷OUTRO｜JAPOW PRIDEからJAPOW FROM___へ。<br />
&nbsp;<br />
＿＿＿<br />
&nbsp;<br />
<strong>BACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE<br />
ISSUE 11 「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</strong><br />
&nbsp;<br />
北海道・ニセコや長野・白馬を中心に大挙して押し寄せている外国人は、なぜ日本の雪山にこだわり続けているのか。それは、ここまで多くの人々が日常生活しているエリアに雪が大量に降る国がないから。米アラスカの僻地やカナダBC州の山奥には、もちろん大量に極上パウダースノーが降り注ぐ。しかし、それとはワケが違う。街があり、その近くに多くのゲレンデが点在し、ハイクオリティなパウダースノーが堪能できる。しかも、食事も温泉も人も最高。さらに言えば、リフト券が格安だ。これらが日本が世界に誇るべき価値なのである。これを言い換えれば、僕たちは世界中の雪を愛する人々が羨む環境に住んでいるということ。だからこそ、ニッポンの雪と山と文化を改めて知ってほしく、この一冊を編むことにした。世界一の豪雪大国に住むスノーボーダーの胸に、“JAPOW PRIDE”を刻みこんでもらいたい。<br />
&nbsp;</p>
<div class="captionset">
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg" alt="" width="1280" height="712" class="alignnone size-full wp-image-45670" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-300x167.jpg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-1024x570.jpg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-768x427.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
</p>
</div>
<p>&nbsp;<br />
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					</author>

		<title type="html"><![CDATA[表と裏で異なる雪山の表情。松浦広樹が語る、南東北ならではの自由すぎる遊び方。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE」]]></title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_83/" />

		<id>https://backside.jp/?p=45780</id>
		<updated>2026-10-15T02:53:44Z</updated>
		<published>2026-10-15T02:53:44Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="FEATURE" /><category scheme="https://backside.jp" term="ISSUE 11" /><category scheme="https://backside.jp" term="創刊10周年" /><category scheme="https://backside.jp" term="東北" /><category scheme="https://backside.jp" term="松浦広樹" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>05 東北 / 南東北 ※2020年に綴った言葉をそのまま掲載 ※本文に登場する「アルツ磐梯」と「猫魔」は、2023-24シーズンより「星野リゾート ネコマ マウンテン」として一体運営されています &#160; &#038;nbs [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_83/">表と裏で異なる雪山の表情。松浦広樹が語る、南東北ならではの自由すぎる遊び方。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE」</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></summary>

					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_83/"><![CDATA[<h2 class="post-headline">05<br />
東北 / 南東北</h2>
<p>※2020年に綴った言葉をそのまま掲載<br />
※本文に登場する「アルツ磐梯」と「猫魔」は、2023-24シーズンより「星野リゾート ネコマ マウンテン」として一体運営されています<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">表と裏で異なる表情を攻略する面白さ</h3>
<p>1951年12月、東北地方で初となるリフトが山形蔵王に架かった。1950年に架けられた草津温泉のリフトが日本初ということなので、南東北エリアはその走りだったと言えるだろう。<br />
&nbsp;<br />
東北を東西に分断する奥羽山脈が大起伏山地であるため、冬季の北西風の影響により降雪の恵みを受けている。だから多くのゲレンデが古くから点在しているわけだが、それに加え、福島、山形、仙台などの主要都市が脊梁山地に近いため、定住している多くのスノーボーダーたちにとってアクセスがいいことも特徴だ。また、これらの地域は日本海沿岸地域に比べると雪質が乾燥している。よって、コンディションのいいゲレンデが身近に存在するのが南東北なのだ。<br />
&nbsp;<br />
さらに細かく見ていくと、奥羽山脈の西側（日本海側）と東側（太平洋側）とでは気候が大きく異なる。奥羽山脈西側は南東北でもっとも寒い地域であり、特に会津地方や置賜地方は豪雪地帯。日本海沿岸よりも良質な雪が大量に降り注ぐ。<br />
&nbsp;<br />
一方で太平洋側は海洋性気候になっていることから、極寒になることが少ない。奥羽山脈で雪雲がブロックされるため晴天率が高いことも特徴だ。しかし、寒気団の南下や強風などにより奥羽山脈を越えて雪雲が入ることもあり、さらに南岸低気圧による降雪も。決して降雪量が少ないというわけでない。<br />
&nbsp;<br />
このように、異なる特徴を持つゲレンデが東西に分かれて隣接する山もある南東北エリア。まず蔵王エリアを見ていくと、標高800～1,400m付近に巨大なゲレンデがある山形県側に対して、宮城県側には一つひとつの規模は小さいものの、特色のあるゲレンデが点在している。<br />
&nbsp;<br />
さらに、南東北の中でも最南端に位置する“みちのくの玄関口”である福島を代表するスノーエリアと言えば、磐梯エリアだ。かつて国際大会が行われていたアルツ磐梯には今なお、南東北屈指のパークが常設されている。その表磐梯に対して、裏磐梯に位置する猫魔にはミクロファインスノーと称される極上のパウダースノーが降るわけだ。<br />
&nbsp;<br />
こうした表と裏で異なるギャップが魅力であり、そうした山々で滑り込んできたスノーボーダーたちの実力は折り紙付きだ。本間勝則、鎌田潤、安立風太、松浦広樹といった多くのライダーたちを育んできたこのエリアの本質を知れば、きっと行きたくなる。<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h2 class="post-headline">地元を“愛する”男<br />
松浦広樹</h2>
<p>生まれ育った福島の地の利を活かし、スノーボードはもちろん、サーフィンやスケートボードをライフスタイルに取り入れている松浦広樹。フィルムクルー・BIGTIME のメンバーとして東北エリアにフォーカスした映像を長きに渡り発信し続けているだけに、広大なエリアに点在する数々の山を熟知している。そんな南東北の案内人にふさわしい松浦を直撃した。<br />
&nbsp;</p>
<div class="post-ing"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/HirokiMatsuura.jpeg" alt="" width="1280" height="904" class="alignnone size-full wp-image-45782" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/HirokiMatsuura.jpeg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/HirokiMatsuura-300x212.jpeg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/HirokiMatsuura-1024x723.jpeg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/HirokiMatsuura-768x542.jpeg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">雪は当たり前に降るから、どう遊ぶかが大事。</h3>
<p>渡米する以前は地元・東京からほど近いエリアにコモることが多く、アメリカを拠点にしていたこの10年間は、せっかく帰国するなら北海道で滑りたいと考えていた。<br />
&nbsp;<br />
そんな私だが2020年10月、アメリカから南東北へ移住を果たした。しかし実のところ、東北エリアは未知の雪山が多い。私と同じように、首都圏や海外のスノーボーダーにとっても訪れる機会の少ない地だと感じている。<br />
&nbsp;<br />
「東北にはそこまで大きいリゾートがない分、コンパクトで面白いゲレンデがいくつもあるんです。それぞれ独特の雰囲気を持っていて、人が少ないから雪は十分余っている。だからこそ、開拓する面白さがあります」<br />
&nbsp;<br />
福島・アルツ磐梯や山形・蔵王温泉は比較的大きなリゾートだが、それ以外はいい意味で開拓されすぎていないローカルな雰囲気のゲレンデが多いのだと松浦は説明する。<br />
&nbsp;<br />
「パークで遊ぶならアルツ。距離が長いから大きく流せます。少しコンパクトだけど雪がいい猫魔は、春にかけてパークが充実していきますね。普段はフリーランが楽しい箕輪にいることが多いかな」<br />
&nbsp;<br />
福島だけでもいろいろなタイプの雪山が選べる。世界標準のビッグキッカーを備えるアルツ磐梯には初級者から楽しめるパークが設置されており、箕輪はほどよい間隔に開けたツリーランがリフトアクセスで楽しめる。ゲレンデ以外では、スノーモービルを使って自由に滑ることが可能な鷲倉温泉という選択肢も。<br />
&nbsp;<br />
「山形だったら蔵王は長い距離を滑れて、ジャングルジャングルはフリーランが面白くてパークもあります。湯殿山はオペーレーターとして丸山淳くんが来たことでパークをしっかり造るようになりました。パイプもあるんです」<br />
&nbsp;<br />
蔵王温泉は樹氷エリアの圧倒的な景観や抜群の雪質を誇り、スノーボーダーを満足させる滑走距離とコースバリエーションの豊富さを併せ持つ。黒伏高原スノーパーク・ジャングルジャングルでは多くのイベントが開催されるなど、根強いファンが多い。特筆すべきは湯殿山。標高が低いのに降雪量が多く湿気を含んだ雪質が特徴なのだが、だからこそパーク造成に向いており、近年は排雪しながらRを切る丸山氏の技術により“R天国”と称され人気を博しているのだ。<br />
&nbsp;<br />
山形蔵王は裏蔵王とも呼ばれ、その反対の宮城蔵王は表となる。この表蔵王には、その名のとおり以前はクオリティの高いパークで知られていたすみかわスノーパークが存在する。<br />
&nbsp;<br />
「日本では珍しいほど規制が少ないんです。ゲレンデという大枠の括りしかなくて、その中であれば好きなところを自由に滑れる。コースのバリエーションは少ないんですけど、沢が面白くて」と、意外な答えが。かつてパークで名を馳せていたイメージとは真逆の特徴を教えてくれた。確かにコースマップを見ても、自然地形をそのまま活かしたコースがあるなど、とても自由なゲレンデに映る。<br />
&nbsp;<br />
「すみかわのベース付近がピークとなる隣の山があって、そこがえぼしリゾートです。ゴンドラがあり長い距離を滑れます」<br />
&nbsp;<br />
ビッグエアをメインに活動していた時期もあった松浦だが、当時から「雪がいいときはまずゲレンデを流して、それからパークに行くって流れで」と、フリーライディングに比重を置きながらトリックの練習を行ってきた。もちろんゲレンデを滑るだけでなく、撮影のためにロケハンにも時間を費やしてきたわけだが「探したらきりがない」くらいポイントがあるんだとか。<br />
&nbsp;<br />
「福島の山はコンパクトなので、自分次第で何でもできる。何かに挑戦したい、こういう滑りがしたいというイメージを体現できるロケーションがギュッと詰まっているようなエリアなんです」<br />
&nbsp;<br />
東北とひと口に言っても、その場所により山の表情は大きく異なる。太平洋側と内陸とでは降る雪質や量も変わってくるのだ。<br />
&nbsp;<br />
「太平洋側の方が天気はいいけど風が強くなりやすくて、内陸に入るとなかなか晴れないのに風はある程度落ち着いていますね」<br />
&nbsp;<br />
福島の会津地方や中通り地方、山形全域、宮城の西部にゲレンデが点在しているので、東部である太平洋側は降雪が少ないというイメージをお持ちの方もいるのかもしれない。<br />
&nbsp;<br />
「南岸低気圧が入ってきたときにどさっと雪が降るのは、東斜面のすみかわや箕輪だったりしますね」<br />
&nbsp;<br />
太平洋沿いの山にはあまり雪が降らないためゲレンデはないのだが、東向きの斜面にはパウダースノーが舞い落ちる。そのうえ晴天率が高いため、いわゆる“THE DAY”の確率が高いようだ。私も箕輪で最高のコンディションに恵まれた経験があるのだが、今でも鮮明に思い出せるほどの眩しい青空と最高の雪質だった。<br />
&nbsp;<br />
天候に恵まれると太陽の光が雪面を強く照らすため、時間帯で面を変えて状態のいいところを選びながら滑るわけだが、その際に次のことを頭に入れておくとより滑りが充実するだろう。<br />
&nbsp;<br />
「東北の山には樹氷が多いように、頂上付近の風がとても強い。だから、その風で吹き溜まる風下の雪がすごくいい」<br />
&nbsp;<br />
天候や風向きによりそれぞれの山の個性が引き立ち、そのポイントを熟知することで、その日ベストな斜面を当てることができる。多くの選択肢を持つ南東北だからこそ、彼と一緒に滑れば毎日のように最高のコンディションを味わえるに違いない。<br />
&nbsp;<br />
そんな松浦から南東北に移住したばかりの私に助言があった。<br />
&nbsp;<br />
「パッと行けるフットワークの軽さがないとこのエリアは楽しめない。東北は一つひとつの山が遠いから」<br />
&nbsp;<br />
なるほど、午前中はここを滑って午後はこっちに移動するとかでなく、今日はここだと決めて即行動に移す判断力も必要ということだ。そうは言っても「絶対にその日を楽しめる」と言い切るほどあらゆる遊び方で楽しめる山々があり、何より松浦が遊び上手なのだ。<br />
&nbsp;<br />
「風に飛ばされて雪が薄くなっている樹氷エリアを通過して、木々の中に吹き溜まったディープパウダーを堪能し、ゲレンデではグルーミングバーンを滑るスピード感が気持ちいい」<br />
&nbsp;<br />
ほどよい踏みごたえのある良質な雪が山全体を覆い、滑り下りていく過程で多様な雪質や地形を味わうことができる山がいくつも存在する南東北。まさにそれこそが、改めて日本の冬を経験する私にとって魅力的に感じる部分なのだ。<br />
&nbsp;<br />
「雪は当たり前に降るから。雪を求めてるっていうより、降った雪でどう遊ぶのかって考えるほうが自然なんですよね」<br />
&nbsp;<br />
南東北はそれぞれの土地で生まれ育ったスノーボーダーが多いためローカル色が強く、天候や斜面の向きなどの違いにより山に個性が出る。<br />
&nbsp;<br />
「ちょっと田舎くさいけど住みやすい街で、滑りたい山を選べるのが一番の魅力」──地元を愛する松浦は嬉しそうに、こう締めくくった。</p>
<p class="credit">edit + text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）<br />
interview + text: <a href="https://www.instagram.com/yukie_ueda/" rel="noopener" target="_blank">Yukie Ueda</a></p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;<br />
<strong>CONTENTS</strong><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_78/" rel="noopener" target="_blank">INTRODUCTION｜はじめに</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_79/" rel="noopener" target="_blank">01｜北海道 / 札幌　安藤健次インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_80/" rel="noopener" target="_blank">02｜北海道 / 道北　佐藤秀平インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_81/" rel="noopener" target="_blank">03｜北海道 / ニセコ　渡辺大介インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_82/" rel="noopener" target="_blank">04｜東北 / 北東北　杉本幸士インタビュー</a><br />
<strong><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />05｜東北 / 南東北　松浦広樹インタビュー</strong><br />
▷06｜群馬 / 利根沼田　中山悠也インタビュー<br />
▷07｜新潟 / 魚沼　関口 敬インタビュー<br />
▷08｜新潟 / 妙高　小西隆文インタビュー<br />
▷09｜長野 / 白馬　美谷島 慎インタビュー<br />
▷10｜長野 / 北信　中山二郎インタビュー<br />
▷11｜岐阜 / 飛騨　太田宜孝インタビュー<br />
▷12｜西日本 / 近畿・中国　中尾正明インタビュー<br />
▷OUTRO｜JAPOW PRIDEからJAPOW FROM___へ。<br />
&nbsp;<br />
＿＿＿<br />
&nbsp;<br />
<strong>BACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE<br />
ISSUE 11 「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</strong><br />
&nbsp;<br />
北海道・ニセコや長野・白馬を中心に大挙して押し寄せている外国人は、なぜ日本の雪山にこだわり続けているのか。それは、ここまで多くの人々が日常生活しているエリアに雪が大量に降る国がないから。米アラスカの僻地やカナダBC州の山奥には、もちろん大量に極上パウダースノーが降り注ぐ。しかし、それとはワケが違う。街があり、その近くに多くのゲレンデが点在し、ハイクオリティなパウダースノーが堪能できる。しかも、食事も温泉も人も最高。さらに言えば、リフト券が格安だ。これらが日本が世界に誇るべき価値なのである。これを言い換えれば、僕たちは世界中の雪を愛する人々が羨む環境に住んでいるということ。だからこそ、ニッポンの雪と山と文化を改めて知ってほしく、この一冊を編むことにした。世界一の豪雪大国に住むスノーボーダーの胸に、“JAPOW PRIDE”を刻みこんでもらいたい。<br />
&nbsp;</p>
<div class="captionset">
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg" alt="" width="1280" height="712" class="alignnone size-full wp-image-45670" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-300x167.jpg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-1024x570.jpg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-768x427.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
</p>
</div>
<p>&nbsp;<br />
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		<title type="html"><![CDATA[恐怖心に打ち克ち、7.72mという前人未到の高さで宙を舞った平野海祝。あの瞬間、何を残したかったのか【BEHIND THE MOMENT】]]></title>
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		<updated>2026-10-16T01:19:22Z</updated>
		<published>2026-10-14T09:56:50Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="FEATURE" /><category scheme="https://backside.jp" term="BACKSIDE EDITIONS" /><category scheme="https://backside.jp" term="MOMENTS" /><category scheme="https://backside.jp" term="THE SNOW LEAGUE" /><category scheme="https://backside.jp" term="ショーン・ホワイト" /><category scheme="https://backside.jp" term="ディーン“ブロット”グレー" /><category scheme="https://backside.jp" term="ハイエストエア" /><category scheme="https://backside.jp" term="平野歩夢" /><category scheme="https://backside.jp" term="平野海祝" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>2026年3月19日、スイス・ラークス。平野海祝がハーフパイプのリップから7.72mという前人未到の高さへ飛び出した。その巨大なバックサイドエアはギネス世界記録に認定され、10月1日には公式認定証が授与されることに。 &#038; [&#8230;]</p>
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					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/behind%ef%bd%b0the%ef%bd%b0moment_000/"><![CDATA[<p><main class="ex_news"></p>
<section class="txt01">
2026年3月19日、スイス・ラークス。平野海祝がハーフパイプのリップから7.72mという前人未到の高さへ飛び出した。その巨大なバックサイドエアはギネス世界記録に認定され、10月1日には公式認定証が授与されることに。<br />
&nbsp;<br />
しかし、この数字だけで、あの瞬間の価値を語ることはできない。そこには、時代とともに変わりゆくハーフパイプの歴史と、海祝が信じ続けてきたスノーボーディングがあった。<br />
</section>
<section class="rider-wrap">
<h2>ボトムから約15m。海祝が放った、規格外の空中遊泳</h2>
<p>ショーン・ホワイトが主宰するハーフパイプ・プロリーグ「THE SNOW LEAGUE」シーズン1の最終戦。スタート地点に立つ海祝の両腕をアメリカチームのコーチふたりが引っ張り、ひとりが腰を押している。自身のハイエストエア世界記録を塗り替えるため、助走のスピードを上げるのだ。<br />
&nbsp;<br />
ドロップインした海祝は、ファーストヒットでバックサイドエアを放った。リップから7.72m。ボトムからは推定15m近く。およそ5階建ての建物に相当する高さまで舞い上がり、空中でメソッドを決める。<br />
&nbsp;<br />
<div class="su-youtube su-u-responsive-media-yes"><iframe loading="lazy" width="600" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/B778bWruWio?" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; encrypted-media; picture-in-picture" title=""></iframe></div>
&nbsp;<br />
着地では強烈な衝撃に耐えるようにヒールエッジでバランスをキープし、そこからトウエッジへ切り替えて次のヒットへ向かった。しかし、決して余裕のある着地には見えず、スピードも大きく失われてしまう。<br />
&nbsp;<br />
それほどまでに、あの一発は規格外だった。<br />
&nbsp;<br />
そして、7.72mという数字以上に、このエアには語るべき背景がある。</p>
<hr>
<section class="rider-wrap">
<h2>エアの高さこそが、ハーフパイプの美学</h2>
<p>かつて、ハーフパイプのファーストヒットには、ひとつの美学があった。高く飛び、己を表現する。メソッド・トゥイークに代表されるバックサイドエアは、その象徴だ。<br />
&nbsp;<br />
1990年代のハーフパイプは、現在とはまったく異なるものだった。壁は低く、斜度も緩い。トランジションやバーチカルの仕上がりにもばらつきがあり、滞空時間は限られていた。トップライダーでも900程度の回転数が最高峰。高く飛ぶこと自体に高度な技術が求められていたのである。<br />
&nbsp;<br />
ファーストヒットでどれだけ高く、カッコよく飛べるか。そこには、回転数だけでは測れない普遍的な価値があった。<br />
&nbsp;<br />
2002年のソルトレイクシティ五輪ではハーフパイプの改良が進み、ダブルヘッドオーバーのエアが見られるようになった。2006年のトリノ、2010年のバンクーバーでオリンピック連覇を果たしたショーン・ホワイトも、バックサイドエアの高さを大切にしてきたライダーのひとりだ。<br />
&nbsp;<br />
しかし、勝つことで人生さえ変わるオリンピックという大舞台は、競技の進化を加速させていく。パイプランの美しさやカッコよさはもちろん大切だが、勝つためには、より難しいトリックを決めなければならない。<br />
&nbsp;<br />
2018年、平昌五輪。海祝の兄・平野歩夢は、ファーストヒットで高さのあるバックサイドエアを披露したうえで、続く4ヒットでフロントサイド・ダブルコーク1440、キャブ・ダブルコーク1440、フロントサイド・ダブルコーク1260、バックサイド・ダブルコーク1260を連続で成功させた。<br />
&nbsp;<br />
この高難度トリックを4連続で行う際、「息継ぎができない」と歩夢は語っていた。当時の最高難度を誇るルーティンだ。<br />
&nbsp;<br />
いっぽう、金メダルを獲得したショーンは、ファーストヒットからフロントサイド・ダブルコーク1440を繰り出している。オリンピック直前までバックサイドエアからルーティンを始めていたショーンも、歩夢との技術的な競争のなかで構成を変えていた。<br />
&nbsp;<br />
<div class="su-youtube su-u-responsive-media-yes"><iframe loading="lazy" width="600" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/U4bE-50VZ20?" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; encrypted-media; picture-in-picture" title=""></iframe></div>
&nbsp;<br />
歩夢は、スピン技術を世界最高峰へと押し上げながら、なおも自分がカッコいいと思うバックサイドエアを貫いていた。僕は当時のBACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINEで、歩夢がファーストヒットでスピンをしないのは、あえて回していないのだと書いた。<br />
&nbsp;<br />
高さと美しさで己を表現し、その後に超高難度のスピンをつなげることで勝つ。それが歩夢の目指したパイプランだった。<br />
&nbsp;<br />
しかし、平昌から北京までの4年間で競技はさらに高難度化する。スコッティ・ジェームスや戸塚優斗らが技術を磨き、スイッチ・バックサイドスピンなどの高難度トリックが、世界の頂点を争うための重要な武器になっていった。<br />
&nbsp;<br />
そして2022年、北京五輪。東京五輪でスケートボードにも挑戦した歩夢は、わずか半年という短い準備期間でフロントサイド・トリプルコーク1440を完成させ、決勝ではファーストヒットから繰り出して金メダルを手繰り寄せた。<br />
&nbsp;<br />
<div class="su-youtube su-u-responsive-media-yes"><iframe loading="lazy" width="600" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/S1GL2143zms?" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; encrypted-media; picture-in-picture" title=""></iframe></div>
&nbsp;<br />
かつてバックサイドエアを貫いてきた歩夢自身が、今度はファーストヒットから世界最高難度のスピンを操る。ハーフパイプ競技が、新たな時代へ踏み出した瞬間だった。</p>
<hr>
<section class="rider-wrap">
<h2>「イケると思います」、世界記録更新への再挑戦</h2>
<p>その北京五輪で、もうひとつの歴史が生まれていた。海祝が、ハーフパイプで7.41mの巨大なエアを放ったのだ。当時のハーフパイプにおけるハイエストエア世界記録。兄が超高難度スピンで金メダルを獲得した同じ舞台で、弟はエアの高さというトラディショナルなアプローチで世界を驚嘆させた。<br />
&nbsp;<br />
ただし、兄弟のスノーボーディングが対立していたわけではない。歩夢もまた、長年にわたって高さとスタイルを追い求めてきた。そして海祝も、オリンピックを目指す過程ではスピンを繰り出して戦ってきた。<br />
&nbsp;<br />
そのうえで海祝は、自分が憧れてきたハーフパイプのスタイルを大切にし続けていた。競技で勝つためのルーティンから、ストレートエアを入れる余地が失われても、高く、美しく、カッコよく飛ぶことの価値が消えたわけではない。<br />
&nbsp;<br />
海祝の挑戦は、そこで終わらなかった。<br />
&nbsp;<br />
2026年2月27日、アメリカ・コロラド州アスペン。THE SNOW LEAGUE第3戦で、海祝のエアは7.68mをマーク。北京五輪で自身が打ち立てた世界記録を更新したのだ。<br />
&nbsp;<br />
<div class="su-youtube su-u-responsive-media-yes"><iframe loading="lazy" width="600" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/n6D4qnXKLHs?" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; encrypted-media; picture-in-picture" title=""></iframe></div>
&nbsp;<br />
それから、わずか20日後──次なる舞台は、スイス・ラークスだった。あの日、スタート地点にいた海祝のマネージャー、篠崎公亮氏に話を聞いた。<br />
&nbsp;<br />
篠崎氏によれば、ラークスで記録更新を狙うという具体的な話をしていたわけではない。ただ、ラークスのパイプはアスペンよりも大きい。気象条件が整い、普段どおりの滑りができれば、理論上は更新できるのではないか。そんな会話を交わしていたという。<br />
&nbsp;<br />
「イケると思います」<br />
&nbsp;<br />
そのとき、海祝はこう答えたそうだ。<br />
&nbsp;<br />
そして迎えた3月19日。篠崎氏は、海祝の様子についてこう語る。<br />
&nbsp;<br />
「普段と違う会話や、特段気合いを入れるような所作はなかったですね。逆に、冷静に落ち着いてスタートすることに集中していた印象です」<br />
&nbsp;<br />
アメリカチームのコーチたちも助走をサポートした。そして海祝は、夜空へ向かって天高く、7.72mの世界へ飛び出した。</p>
<hr>
<section class="rider-wrap">
<h2>生きて帰ってきた証が、ギネス世界記録に</h2>
<p>半年あまりが経過した10月1日、海祝にギネス世界記録の公式認定証が授与された。<br />
&nbsp;<br />
海祝は自身のInstagramで、記録に至るまでの思いを率直に綴っている。そこにあったのは、達成感だけではなかった。<br />
&nbsp;<br />
世界記録への挑戦が注目されるほど、スノーボード界に歴史を残さなければならないという思いが強くなったこと。スノーボード界を変えたいという気持ちが、プレッシャーや恐怖との葛藤を生み、眠れない夜や、晴れていても憂鬱な朝があったこと。<br />
&nbsp;<br />
その重圧は、記録や映像からは見えてこない。<br />
&nbsp;<br />
BACKSIDE EDITIONS「MOMENTS」の撮影時、海祝は7.72mのエアについて「これまでで一番怖かった」と話していた。いっぽう、篠崎氏には、スタート地点の海祝が冷静に見えたという。<br />
&nbsp;<br />
恐怖や重圧を知りながら、それでも自分の挑戦に向かう。海祝はInstagramで、こんな言葉を残している。<br />
&nbsp;<br />
「自分の挑戦に勝って生きて帰ってこれてよかった」<br />
&nbsp;<br />
7.72mとは、世界でもっとも高く飛んだという数字だけではない。その高さに挑んだ本人が、何を背負っていたのか。それを知ることで、あの一撃の見え方は大きく変わってくる。<br />
&nbsp;<br />
海祝は同じ投稿で、かつてのハーフパイプではランの1発目にスタイルのある高いエアを入れることが当たり前だったと振り返っている。それが自分の見てきた、憧れてきたスノーボーディングだったのだと。<br />
&nbsp;<br />
競技の進化によって、勝つためのルーティンは変わった。しかし、自分がカッコいいと思うものまで変える必要はない。<br />
&nbsp;<br />
海祝は、その信念を巨大エアという形で追求し、ギネス世界記録という新たな価値を生み出した。<br />
&nbsp;<br />
その瞬間を捉えたのが、フォトグラファーのブロットだった。天高く舞い上がった海祝のメソッド・トゥイークを、BACKSIDE EDITIONS「MOMENTS」VOL.0としてTシャツに刻んだ。<br />
&nbsp;</p>
<div class="captionset">
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_MensSnowboardQualifying_S1E4_Blotto_7840-1.jpg" alt="" width="1280" height="1919" class="alignnone size-full wp-image-45750" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_MensSnowboardQualifying_S1E4_Blotto_7840-1.jpg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_MensSnowboardQualifying_S1E4_Blotto_7840-1-200x300.jpg 200w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_MensSnowboardQualifying_S1E4_Blotto_7840-1-683x1024.jpg 683w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_MensSnowboardQualifying_S1E4_Blotto_7840-1-768x1151.jpg 768w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_MensSnowboardQualifying_S1E4_Blotto_7840-1-1025x1536.jpg 1025w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
<p>The Snow League / Blotto</p>
</div>
<p>&nbsp;<br />
海祝も、自身が最初の一枚に選ばれたことを喜び、Instagramで紹介してくれた。その投稿には、こんな願いが綴られていた。<br />
&nbsp;<br />
「いろいろな人にお守りのように着てほしい。そして、パワーと一緒に届いてほしいです」<br />
&nbsp;<br />
なぜ、海祝はこのTシャツを「お守り」と表現したのか。その答えは、あの7.72mに至るまでの物語のなかにあるのだと思う。<br />
&nbsp;<br />
ハーフパイプが進化しても、スノーボーディングの価値は回転数やメダルの色だけでは決まらない。高く飛ぶこと。スタイルを貫くこと。自分が信じるスノーボーディングに挑み続けること。<br />
&nbsp;<br />
海祝が残した7.72mは、そうした価値が今も失われていないことを、世界に示した。<br />
&nbsp;<br />
だからこそ、あの瞬間を残したかった。<br />
&nbsp;<br />
10年後、20年後──。<br />
&nbsp;<br />
この一枚を見たとき、僕たちは2026年のあの瞬間を、そして海祝が貫いたスノーボーディングを思い出すのだろう。</p>
<hr>
<section class="rider-wrap">
<h2 class="sp-hide">BACKSIDE EDITIONS「MOMENTS」VOL.0</h2>
<h2 class="pc-hide">BACKSIDE EDITIONS「MOMENTS」VOL.0</h2>
<div class="captionset">
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_TShirts.jpg" alt="" width="1280" height="900" class="alignnone size-full wp-image-45749" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_TShirts.jpg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_TShirts-300x211.jpg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_TShirts-1024x720.jpg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/KaishuHirano_TShirts-768x540.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
<p>▷サイズ: S～XXL</p>
<p>▷カラー: WHITE / FULL COLOR、BLACK / MONOCHROME</p>
<p>▷ボディ: United Athle 5001-01</p>
<p>▷素材: コットン100%</p>
<p>▷プリント: インクジェット</p>
<p>▷プリントサイズ: W275 × H360mm</p>
<p>▷価格: 7,700円</p>
<p>平野海祝が2026年3月19日に記録した、スノーボード・ハーフパイプにおけるハイエストエア世界記録。その瞬間をブロットが捉えた写真を使用した、BACKSIDE EDITIONS「MOMENTS」最初のフォトTシャツ。受注期間は、2026年10月18日（日）23:59まで</p>
<p class="credit">text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）</p>
<p><a href="https://backside.theshop.jp/items/160760598" target="_blank" class="btn-cp" rel="noopener">BACKSIDE EDITIONS「MOMENTS」 | 販売ページはこちら</a><br />
</section>
<p></main></p>
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</script></p><p>The post <a href="https://backside.jp/behind%ef%bd%b0the%ef%bd%b0moment_000/">恐怖心に打ち克ち、7.72mという前人未到の高さで宙を舞った平野海祝。あの瞬間、何を残したかったのか【BEHIND THE MOMENT】</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></content>
		
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			<name>backside</name>
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		<title type="html"><![CDATA[雪面ではなく、雪の中で自由に動ける。杉本幸士が語る、北東北の山々に秘められた魅力。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」]]></title>
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		<updated>2026-10-15T02:46:46Z</updated>
		<published>2026-10-14T02:58:50Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="FEATURE" /><category scheme="https://backside.jp" term="ISSUE 11" /><category scheme="https://backside.jp" term="創刊10周年" /><category scheme="https://backside.jp" term="北東北" /><category scheme="https://backside.jp" term="杉本幸士" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>04 東北 / 北東北 ※2020年に綴った言葉をそのまま掲載 &#160; &#160; 上質な雪が大量に降り注ぐ山々に恵まれた上手くなれる地 東北地方の中央部を約500kmに渡って連なっている奥羽山脈を境として、南東 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_82/">雪面ではなく、雪の中で自由に動ける。杉本幸士が語る、北東北の山々に秘められた魅力。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></summary>

					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_82/"><![CDATA[<h2 class="post-headline">04<br />
東北 / 北東北</h2>
<p>※2020年に綴った言葉をそのまま掲載<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">上質な雪が大量に降り注ぐ山々に恵まれた上手くなれる地</h3>
<p>東北地方の中央部を約500kmに渡って連なっている奥羽山脈を境として、南東北では日本海側と太平洋側とで気候が大きく異なるのだが、北東北は太平洋側も含めて全域が豪雪地帯。山はもちろんなのだが、八甲田山を迂回する南西風と津軽山地の稜線に沿って吹く北西風とが合流することで青森平野に大量の雪を降らせることから、青森市は世界一の豪雪都市なのである。<br />
&nbsp;<br />
しかし、風速が強くなると季節風は八甲田山を迂回せずに越えていくため、山に雪が舞い落ちる。八甲田山の麓に位置する酸ヶ湯が豪雪のメッカであることは周知の事実だが、1902年（明治35年）1月に210名中199名が遭難死した世界最大級の山岳遭難事件が起こるほど降るわけだ。この八甲田雪中行軍遭難事件を受け、雪中歩行技術の必要性を痛感したことが契機となり、日本にスキーが伝来されることにつながる。<br />
&nbsp;<br />
青森の南に位置する岩手と秋田の県境に沿って奥羽山脈が走っているため、それに北西風がぶつかり秋田側に雪を降らせることは言うまでもないが、岩手には奥羽山脈と並行して東部に北上高地が延びており、それらの間を北上川が南に流れ平地が開けている。こうした地形のいたずらにより、岩手側の奥羽山麓は日本海気候の影響を強く受けることから豊富な降雪に恵まれるのだ。しかも、水分が奥羽山脈で削ぎ落とされるため極上のドライスノーが大量に降り注ぐというわけ。<br />
&nbsp;<br />
岩手と秋田を隔てる八幡平には、山頂付近までアスピーテライン・樹海ラインという道路が整備されているのだが、遅い場合はゴールデンウィーク直前まで全面通行止めになるほどの積雪を誇る。岩手側の八幡平はかつてハーフパイプの登竜門とされる大会が開催されており、また、日本のバックカントリーフリースタイルの起源と言っても過言ではない地だ。1990年代の専門誌では、あまりの人気に掲載写真のロケーションが明かされていなかったほど。豊富な降雪量はもちろん、フリースタイルに適した自然地形が多く存在するということだ。<br />
&nbsp;<br />
北東北でその腕に磨きをかけ長野五輪ハーフパイプに出場し、現在はSAJ（全日本スキー連盟）スロープスタイル＆ビッグエアのコーチを務める西田崇は以前、このエリアを滑っているとスノーボードの基本が身につくと教えてくれたことがある。そんな北東北を深掘りしていく。<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h2 class="post-headline">“ブレない”男<br />
杉本幸士</h2>
<p>布施忠や西田崇を筆頭に、多くの実力派スノーボーダーを輩出してきた北東北。秋田に生まれ育ち、彼らの背中を追うようにして東北を中心に活動してきた映像クルー・BIGTIME を率いる杉本幸士が本項の主役だ。玄人をも唸らせる杉本のライディングスタイルを知ることで、この北東北エリアが秘めるポテンシャルを理解できるはずだ。<br />
&nbsp;</p>
<div class="post-ing"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YukihitoSugimoto.jpeg" alt="" width="1280" height="904" class="alignnone size-full wp-image-45739" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YukihitoSugimoto.jpeg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YukihitoSugimoto-300x212.jpeg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YukihitoSugimoto-1024x723.jpeg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/YukihitoSugimoto-768x542.jpeg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">ゲレンデ内でも、十分に楽しめる。</h3>
<p>「オレの出身は秋田なんだけど、青森と岩手の県境が30分くらいの距離にあって。有名なゲレンデだと岩手の安比が近いですね。東北道で南下すれば夏油、北上すれば青森スプリングや八甲田へも1～2時間で行ける」<br />
&nbsp;<br />
中学2年で始めたスノーボード。周りにパークがなかったため、ただひたすら滑り、ジャンプ台を作っては飛ぶという遊び方を実践していた。<br />
&nbsp;<br />
「地元に水晶山っていう小さなゲレンデがあって。学校が終わったらナイターで滑ってた」<br />
&nbsp;<br />
そこは何もないゲレンデ。それが、杉本のスタートラインとなった。<br />
&nbsp;<br />
「秋田側の方が冷えた雪が降るので、時間が経っても悪くなりにくいですね。でも、岩手側も風さえなければ最高なんですよ」<br />
&nbsp;<br />
日本海側は豪雪で太平洋側は晴天率が高いというイメージだが、日本海側から来た雪雲が奥羽山脈を越える際に湿気を落とし、太平洋側にドライなパウダーを降らせるというパターンも多く見られる。青森や岩手の太平洋側にある山に風の影響を受けず降り積もった雪は、日本海側のそれでは勝てないくらい極上だそう。<br />
&nbsp;<br />
「そうなると、（岩手）八幡平とか安比は最高にいいんですけど、風が吹いちゃうとパックしたり滑りづらい雪になる。安定して雪質がいいのは秋田側かなって思います」<br />
&nbsp;<br />
東北の山に吹く風は、八幡平や蔵王のように県をまたいで異なる方角に向いているゲレンデのコンディションに大きな影響を与える。<br />
&nbsp;<br />
「（岩手）八幡平に撮影行って思いがけず風が吹いちゃってガリガリな日は、戻って秋田八幡平のサイドに逃げ込むとか」<br />
&nbsp;<br />
ゲレンデの方角や特徴を把握していれば、悪条件を回避する方法もある。現在は南東北に拠点を置く杉本だが、ここ10年ほど改めて北の魅力を感じているそう。「時間があれば上に行きたい」と話す。<br />
&nbsp;<br />
「今まで感じなかった雪質や地形のよさを知り、そこにまた戻ったというか。やっぱり北東北がいい。ベースは南でも滑りたいのは北だなって」<br />
&nbsp;<br />
同じ東北でもエリアによる明確な違いを感じるようになった杉本。<br />
&nbsp;<br />
「雪が全然違いますね。今住んでいる南東北は雪面の上を滑るパウダーで、それに対し北東北は雪の中を滑るパウダー」<br />
&nbsp;<br />
自身の生まれ育った北のエリアは、雪の中を滑っているのに減速することなくスプレーが上がると表現する。<br />
&nbsp;<br />
「ゲレンデの場合、そんなに斜度がないじゃないですか。斜度がないとスピードをつけて1ターンか2ターンして終わりなんだけど、北だと斜度がなくても細かくつないで滑れるんです」<br />
&nbsp;<br />
「雪の中を滑りながらも自由に動ける」、それは北でしか味わえない一番の魅力なのだと。<br />
&nbsp;<br />
そのうえ、このエリアは人が少なく、パウダー遭遇率が高いそうだ。<br />
&nbsp;<br />
「安比はここ2、3年くらいでツリーを開放するようになったので、最近好きですね。マッシュもあったり。ロングでノートラックパウダーを滑れるコースがあるんですよ。そこなんて当たるとヤバいですね。1本滑るだけで満足感があります」<br />
&nbsp;<br />
安比高原は広大なコース面積を誇り、パウダーエリアやツリーエリアが用意されている。バックカントリーを滑り倒してきた杉本をも満足させるゲレンデなのだ。<br />
&nbsp;<br />
エリアによっては積雪量がとんでもなく多いため、こんな状況もある。<br />
&nbsp;<br />
「八甲田が最北端になるんですが、海側の風がけっこう吹くので雪が湿ってる日もある。でも、それくらいじゃないと埋まりすぎて滑れない」<br />
&nbsp;<br />
最近、海外にいてもよく耳にする青森スプリングも、実はパウダーがよくて地形も面白いようだ。<br />
&nbsp;<br />
「ゲレンデは全体的にほどよい斜度で長さもあるのでスピードを出して流せるし、バックカントリーエリアもある」<br />
&nbsp;<br />
以前は鯵ヶ沢という名前だったことを記憶している。日本海を見下ろしながら滑れるという素晴らしいロケーションが脳裏から離れない。ここ数年、スーパーパイプとパークを設置し、今やアメリカ人にも有名な日本を代表するゲレンデのひとつにまで進化を遂げたリゾートだ。<br />
&nbsp;<br />
「（森吉山）阿仁、たざわ湖、秋田八幡平は同じ並びで、あの辺りは間違いなく雪がいい」<br />
&nbsp;<br />
北海道とは少し違うものの、海を渡らなくても素晴らしい雪を滑れるのだと、杉本は東北のスノーボーダーたちに伝えている。<br />
&nbsp;<br />
杉本が北東北にこだわるのは、地元だからという理由だけでは語れない。<br />
&nbsp;<br />
「高校3年の頃、鎌田潤くんの特集が雑誌にけっこう出ていて」<br />
&nbsp;<br />
そんな先輩ライダーたちに憧れを抱き、その山で滑りたいと動き出した。その後、BIGTIMEというフィルムクルーを率いて東北の山を滑り倒すようになるのだ。<br />
&nbsp;<br />
「始めた頃は（岩手）八幡平のバックカントリーで撮影するのが有名だったんですけど、なんせオレらもひねくれてるんで。先輩たちが開拓していないポイントで撮影しないと、東北でやってますとは言えないなって」<br />
&nbsp;<br />
布施や西田、鎌田ら、今もその存在感を示し続けるベテランスノーボーダーたちが東北の地から輩出されている事実。当時、東北のライダー勢はその雪深い山奥へスノーシューを履いて赴き、それまでにはなかったスケールの大きい映像や写真を世に出していった。日本のバックカントリーフリースタイルの走りだったと言えるだろう。<br />
&nbsp;<br />
そんな先輩ライダーたちを目の当たりにしながら育った杉本らBIGTIMEクルーは、「とりあえず入れそうな場所は全部入った」と自分たちの力でロケーションを開拓していったのだ。<br />
&nbsp;<br />
そして2017年、大きな節目を迎えると自身の目線が変わったのだと言葉を続けた。<br />
&nbsp;<br />
「今は近所の里山で遊んでいて。その開拓が面白いですね」<br />
&nbsp;<br />
それまで行ってきた撮影活動に区切りをつけたタイミングで、ゲレンデを滑る機会が多くなったのだが、最初は「刺激が足んねー」と嘆いていたそうだ。しかし滑り続けているうちに、自分にしか見えないポイントを発見するようになる。<br />
&nbsp;<br />
「ナチュラルのバンクやリップを探して、一般スノーボーダーならこれくらいしか飛べないけど、オレならこんぐらいまで攻められるんじゃないかっていう挑戦をしてて」<br />
&nbsp;<br />
フィールドは変わっても、スノーボードに対する本能的な思いは変わらないのだ。<br />
&nbsp;<br />
「中学のとき、最初に行ったゲレンデには何もなかったから、ひたすら遊べる場所を探してた。パークがなくても、ないならないなりに遊んでた」<br />
&nbsp;<br />
スノーボードを始めた頃の感覚が蘇り、今が楽しいのだと話す。<br />
&nbsp;<br />
「何もない山で滑ってきたから、その原点に戻ったのかな。でも、もっと自由にね」<br />
&nbsp;<br />
初心に返った貪欲さに加え、これまで多くの山を探検し滑り倒してきた経験値があるからこそ、杉本はさらなる北東北の魅力を開拓していくに違いない。</p>
<p class="credit">edit + text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）<br />
interview + text: <a href="https://www.instagram.com/yukie_ueda/" rel="noopener" target="_blank">Yukie Ueda</a></p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;<br />
<strong>CONTENTS</strong><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_78/" rel="noopener" target="_blank">INTRODUCTION｜はじめに</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_79/" rel="noopener" target="_blank">01｜北海道 / 札幌　安藤健次インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_80/" rel="noopener" target="_blank">02｜北海道 / 道北　佐藤秀平インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_81/" rel="noopener" target="_blank">03｜北海道 / ニセコ　渡辺大介インタビュー</a><br />
<strong><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />04｜東北 / 北東北　杉本幸士インタビュー</strong><br />
▷05｜東北 / 南東北　松浦広樹インタビュー<br />
▷06｜群馬 / 利根沼田　中山悠也インタビュー<br />
▷07｜新潟 / 魚沼　関口 敬インタビュー<br />
▷08｜新潟 / 妙高　小西隆文インタビュー<br />
▷09｜長野 / 白馬　美谷島 慎インタビュー<br />
▷10｜長野 / 北信　中山二郎インタビュー<br />
▷11｜岐阜 / 飛騨　太田宜孝インタビュー<br />
▷12｜西日本 / 近畿・中国　中尾正明インタビュー<br />
▷OUTRO｜JAPOW PRIDEからJAPOW FROM___へ。<br />
&nbsp;<br />
＿＿＿<br />
&nbsp;<br />
<strong>BACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE<br />
ISSUE 11 「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</strong><br />
&nbsp;<br />
北海道・ニセコや長野・白馬を中心に大挙して押し寄せている外国人は、なぜ日本の雪山にこだわり続けているのか。それは、ここまで多くの人々が日常生活しているエリアに雪が大量に降る国がないから。米アラスカの僻地やカナダBC州の山奥には、もちろん大量に極上パウダースノーが降り注ぐ。しかし、それとはワケが違う。街があり、その近くに多くのゲレンデが点在し、ハイクオリティなパウダースノーが堪能できる。しかも、食事も温泉も人も最高。さらに言えば、リフト券が格安だ。これらが日本が世界に誇るべき価値なのである。これを言い換えれば、僕たちは世界中の雪を愛する人々が羨む環境に住んでいるということ。だからこそ、ニッポンの雪と山と文化を改めて知ってほしく、この一冊を編むことにした。世界一の豪雪大国に住むスノーボーダーの胸に、“JAPOW PRIDE”を刻みこんでもらいたい。<br />
&nbsp;</p>
<div class="captionset">
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg" alt="" width="1280" height="712" class="alignnone size-full wp-image-45670" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-300x167.jpg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-1024x570.jpg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-768x427.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
</p>
</div>
<p>&nbsp;<br />
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		<title type="html"><![CDATA[世界が憧れるニセコの粉雪を、渡辺大介は“泳げるような雪”と表現した。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」]]></title>
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		<id>https://backside.jp/?p=45711</id>
		<updated>2026-10-15T02:47:50Z</updated>
		<published>2026-10-13T02:46:54Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="FEATURE" /><category scheme="https://backside.jp" term="ISSUE 11" /><category scheme="https://backside.jp" term="ニセコ" /><category scheme="https://backside.jp" term="創刊10周年" /><category scheme="https://backside.jp" term="渡辺大介" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>03 北海道 / ニセコ ※2020年に綴った言葉をそのまま掲載 &#160; &#160; 世界が認める粉雪に覆われた日本屈指のリゾート 世界中のスノーボーダーやスキーヤーが羨むジャパン・パウダー、いわゆる“JAPOW [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_81/">世界が憧れるニセコの粉雪を、渡辺大介は“泳げるような雪”と表現した。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></summary>

					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_81/"><![CDATA[<h2 class="post-headline">03<br />
北海道 / ニセコ</h2>
<p>※2020年に綴った言葉をそのまま掲載<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">世界が認める粉雪に覆われた日本屈指のリゾート</h3>
<p>世界中のスノーボーダーやスキーヤーが羨むジャパン・パウダー、いわゆる“JAPOW”とは、この地のそれを指しているのだろう。<br />
&nbsp;<br />
標高1,309mのニセコアンヌプリ峰を中心として、グラン・ヒラフ、HANAZONO、ビレッジ、アンヌプリ国際の4つのゲレンデが裾野に広がり、総じてニセコユナイテッドと称される。シベリアからの寒気の影響により吹く北西の季節風が、日本海で大量の水分を含んだ状態で流れ込み、雪雲となってニセコ連峰や羊蹄山にぶつかることで大量の雪を降らせるわけだ。<br />
&nbsp;<br />
もちろん、超がつくほどの軽いパウダースノーなのだが、富良野や旭川などの内陸に比べると海が近いため、道北エリアで降るドライパウダーよりも少し湿気を含んでいる。これがJAPOWを世界中に知らしめる要因でもあるのだろう。道北エリアのそれが軽すぎて斜面の凹凸を感じられるほど底つきしてしまうことがあるとすれば、ニセコのそれは比較的踏みごたえも味わえるベストパウダーなのだ。<br />
&nbsp;<br />
そうした世界的にも指折りのパウダースノーは古くから、ローカルの人たちに愛されてきた。スキー底面に滑り止めのシールを貼って斜面を登り、山頂でそのシールを剥がして山麓まで滑り下りるスタイルが主流だった。そして、1961年にニセコ高原比羅夫（現グラン・ヒラフ）が開業すると、楽しみ方は一変。1972年にアンヌプリ国際が、1982年に東山（現ビレッジ）がオープンするのだが、ゲレンデ側がコース外を滑走禁止にしようとも、以前から山全体で遊んできたという文化がある以上、その流れを断ち切ることは困難を極めたそうだ。<br />
&nbsp;<br />
そこで誕生したのがニセコルール。コース外に出る行為を、あらかじめ決められたゲートのみに制限し、雪崩の危険性が認められる日にはコース外への立ち入りを禁ずるというもの。このエリアを愛する人々によって日々アップデートされる“ニセコ雪崩情報”をガイドラインとし、地域の地方自治体とともに作り上げられた、日本初となるコース外滑走に関するローカルルールとなった。<br />
&nbsp;<br />
こうしたバックカントリーへの門戸が開かれたパウダーヘブンにはパークも設置されており、フリースタイラーたちにも愛されている。多くの移住者によりこのエリアのシーンが牽引されているのは承知だが、この地で生まれ育ったオールラウンドスノーボーダーの話が気になる。<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h2 class="post-headline">“自由奔放”な男<br />
渡辺大介</h2>
<p>スノーボードクロスの競技者として活動していた経歴を持ちながら、現在はFIGHT FOR LIBERTY の一員としてその名に恥じぬよう、自由すぎる滑りを武器に自己表現を追究している渡辺大介。そのギャップに秘められたライディングスキルの高さは、生まれ育ったニセコで磨き上げられたもの。彼のキャリアを紐解くことで、ニセコの本質が見えてくる。<br />
&nbsp;</p>
<div class="post-ing"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/DaisukeWatanabe.jpeg" alt="" width="1280" height="904" class="alignnone size-full wp-image-45714" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/DaisukeWatanabe.jpeg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/DaisukeWatanabe-300x212.jpeg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/DaisukeWatanabe-1024x723.jpeg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/DaisukeWatanabe-768x542.jpeg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">こんな“泳げるような雪”は、ほかにない。</h3>
<p>渡辺は一枚の古い写真を指差し、1961年にひらふに初めてできたというヒュッテを紹介してくれた。<br />
&nbsp;<br />
「最近、昔のいろんな写真を見つけて」<br />
&nbsp;<br />
彼がいる店内の壁には、ニセコにゲレンデができた当時に撮られた数々の写真が飾られている。そこは、渡辺の母が1990年に開業したグラウビュンデンというサンドイッチとケーキの美味しいお店。渡辺がプロスノーボーダーになる以前からひらふで名を馳せており、地元の人々はもちろん、訪れる観光客にも人気の有名店だ。<br />
&nbsp;<br />
店を切り盛りしていた母の背中を見ながら、ひらふを訪れる人々と触れ合って育ってきた。<br />
&nbsp;<br />
「おじいちゃんがひらふのゲレンデを開拓したんです。もともとゲレンデとして造ったわけじゃなく、クマザサを取るためにリフトを架けたんだけどそれが失敗して。でも、せっかくリフト架けたからゲレンデにしちゃおうぜ！って始まったらしいです」<br />
&nbsp;<br />
グラン・ヒラフの徒歩圏内に住み、物心つく頃には雪山を滑っていたという渡辺と、今や世界的な巨大リゾートとの繋がりは、想像以上の深さだった。<br />
&nbsp;<br />
彼が生まれた27年前、スノーボードはすでにブームの様相を呈していた。私もその頃のニセコで滑ったことがあり、仲間たちが“パウダー最高”とはしゃいでいたのを記憶している。<br />
&nbsp;<br />
「（天海）洋くんや（玉井）太郎さんたちがいました」<br />
&nbsp;<br />
当時はまだスキーヤーが大半を占める中、渡辺少年の目にはスノーボーダーたちがカッコよく映っていたようだ。土地柄、スキーを履きレースに励んだり、ハードブーツで滑っていたりした時期もあるという渡辺だが、ジャンルに縛られず自由なスノーボードを楽しんできた。<br />
&nbsp;<br />
「子供の頃からとにかく滑っていました。一番近いヒラフのゲレンデから自分が滑りたいポイントへ向かうんです。シーズン初めは地形で遊び、ハイシーズンはパウダーを滑って、春になったらパークに行ったりして。そんなスノーボードをずっとしてました」<br />
&nbsp;<br />
グラン・ヒラフには幼少期から変わらず毎日のように足を運び、パークが充実しているHANAZONOや、圧雪バーンが気持ちいいビレッジ、雪板で滑ることも多いというモイワなどにリフトを乗り継ぎながらアクセスしている。<br />
&nbsp;<br />
「ニセコは広い山なので、やりたいことがいっぺんにできるのが魅力です」<br />
&nbsp;<br />
「低速で腹つけてターンするなど、いろんな遊び方ができる」と言うように、雪がいいから圧雪バーンも格段にいいのだ。以前ニセコを訪れた際、「パウダーと同じかそれ以上の価値があるスノーボードに連れていってあげる」と、廣田鉄平と天海にビレッジのファーストトラックを案内してもらったことがある。貸切のような圧雪バーンで、気持ちよさそうに深いカービングターンを刻む彼らを追いかけながら、ニセコの新たな面を見た気がした。<br />
&nbsp;<br />
「あのターンが決まったときの感覚ってヤバいっすよね」<br />
&nbsp;<br />
どこでも朝イチの圧雪は気持ちいいが、ニセコのそれとは比較にならないと。<br />
&nbsp;<br />
「上手くなった感覚になります。多分、気温とか雪の湿度とかすべてのバランスがちょうどいいんじゃないですかね」<br />
&nbsp;<br />
「ボードを倒したら雪面に張りつく」、こうも表現してくれた。<br />
&nbsp;<br />
そんな彼は意外にも、ハーフパイプでもスロープスタイルでもなく、スノーボードクロスに打ち込んでいた時期がある。<br />
&nbsp;<br />
「気づいたらクロスの世界に入っていて。大学生の頃はナショナルチームで海外遠征ばかりでした。でもあるとき、やりきった感があって」<br />
&nbsp;<br />
目標にしていた最後の大会で優勝したことをキッカケに、オリンピックではなく自分が求めていたスノーボードの活動に舵を切ったのだ。<br />
&nbsp;<br />
「遠征からニセコに帰ってきたときに、いろんな人と自由に滑る時間が僕にとってすごく大切で。めちゃくちゃ楽しい、スノーボードはこれだなって」<br />
&nbsp;<br />
選手として活動していたからこそ、ニセコでの自由なスノーボーディングを心から好きだと感じることができたのだと話す。<br />
&nbsp;<br />
「雪山に行けば誰かとセッションして、そこに言葉はいらない。“Just snowboarding”という感じで」<br />
&nbsp;<br />
自由奔放なスノーボーディングが、彼の技術を飛躍的に向上させたのだろう。子供の頃からゲレンデには必ず顔見知りがいて、年齢を問わずに一緒に滑ることでコミュニケーションを図り、あらゆる地形を様々なスノーボーダーとともに経験してきた。それらは彼にとって「人生の宝」なんだと。<br />
&nbsp;<br />
海外の山を滑るようになり、渡辺は改めて地元の魅力を感じるようになった。<br />
&nbsp;<br />
「ここの雪が一番好きです。こんな“泳げるような雪”は、ほかにない」<br />
&nbsp;<br />
ニセコが世界的スノーリゾートとして確固たる地位を築き上げたのは、絶対的な雪質を誇るという証明でもあるのだ。海が近いためコンスタントに雪が降り、軽いのに適度な踏みごたえがある雪の中で板を扱う感覚は特別なのだと力説する。<br />
&nbsp;<br />
「本当、泳ぐみたいな。海外や本州の雪はもっと弾力があるじゃないですか。下に層があるというか」<br />
&nbsp;<br />
ジャンプした後のパウダー着地を例に出したうえで、立ちやすくターンもしやすい「クッションみたいなパウダー」が本州だとしたら、ニセコの場合は「着地してパウダーに入ったら泳ぐみたい」と説明する。本州では雪の上に乗っている感覚で、ニセコではホバーボードに乗って浮いている感覚なんだそう。<br />
&nbsp;<br />
だからこそ、パウダーに深いトラックが刻まれていても滑り心地に影響することはないので、思いきり突っ込むことができるのだ。<br />
&nbsp;<br />
また、渡辺は生まれ育った雪山で磨き上げた滑りを武器に、世界に誇る巨大リゾートと化した地域から多くのことをインプットしている。<br />
&nbsp;<br />
「様々な世代や人種とも楽しくできれば、自分にいろんな要素が入ってくるから。一緒に滑るとターンの仕方ひとつで、あ、この人こういう感じなんだってわかるんですよ。スノーボードがコミュニケーションのツール、言葉みたいなものだから。いろんな人と滑って共有するのが大好きなんです」<br />
&nbsp;<br />
その風貌とは裏腹な屈託のない笑顔で、渡辺は人との距離を縮めていく。こうした彼らしいスタイルは、ニセコという多種多様な人種が集まるフィールドだからこそ育まれたものだ。<br />
&nbsp;<br />
そして、こうアウトプットしていくのだと。<br />
&nbsp;<br />
「自分はニセコで生まれ育ったスノーボーダーだから。これから僕が、この山の楽しさを伝えていけたらいいなと思う」</p>
<p class="credit">edit + text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）<br />
interview + text: <a href="https://www.instagram.com/yukie_ueda/" rel="noopener" target="_blank">Yukie Ueda</a></p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;<br />
<strong>CONTENTS</strong><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_78/" rel="noopener" target="_blank">INTRODUCTION｜はじめに</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_79/" rel="noopener" target="_blank">01｜北海道 / 札幌　安藤健次インタビュー</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_80/" rel="noopener" target="_blank">02｜北海道 / 道北　佐藤秀平インタビュー</a><br />
<strong><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />03｜北海道 / ニセコ　渡辺大介インタビュー</strong><br />
▷04｜東北 / 北東北　杉本幸士インタビュー<br />
▷05｜東北 / 南東北　松浦広樹インタビュー<br />
▷06｜群馬 / 利根沼田　中山悠也インタビュー<br />
▷07｜新潟 / 魚沼　関口 敬インタビュー<br />
▷08｜新潟 / 妙高　小西隆文インタビュー<br />
▷09｜長野 / 白馬　美谷島 慎インタビュー<br />
▷10｜長野 / 北信　中山二郎インタビュー<br />
▷11｜岐阜 / 飛騨　太田宜孝インタビュー<br />
▷12｜西日本 / 近畿・中国　中尾正明インタビュー<br />
▷OUTRO｜JAPOW PRIDEからJAPOW FROM___へ。<br />
&nbsp;<br />
＿＿＿<br />
&nbsp;<br />
<strong>BACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE<br />
ISSUE 11 「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</strong><br />
&nbsp;<br />
北海道・ニセコや長野・白馬を中心に大挙して押し寄せている外国人は、なぜ日本の雪山にこだわり続けているのか。それは、ここまで多くの人々が日常生活しているエリアに雪が大量に降る国がないから。米アラスカの僻地やカナダBC州の山奥には、もちろん大量に極上パウダースノーが降り注ぐ。しかし、それとはワケが違う。街があり、その近くに多くのゲレンデが点在し、ハイクオリティなパウダースノーが堪能できる。しかも、食事も温泉も人も最高。さらに言えば、リフト券が格安だ。これらが日本が世界に誇るべき価値なのである。これを言い換えれば、僕たちは世界中の雪を愛する人々が羨む環境に住んでいるということ。だからこそ、ニッポンの雪と山と文化を改めて知ってほしく、この一冊を編むことにした。世界一の豪雪大国に住むスノーボーダーの胸に、“JAPOW PRIDE”を刻みこんでもらいたい。<br />
&nbsp;</p>
<div class="captionset">
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg" alt="" width="1280" height="712" class="alignnone size-full wp-image-45670" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-300x167.jpg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-1024x570.jpg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-768x427.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
</p>
</div>
<p>&nbsp;<br />
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		<title type="html"><![CDATA[ルイーフ・パラディスやトミー・ゲスメらが世界を巡った2年間。SALOMONの新作ムービー『SHIVER CREEK』が12月15日公開へ]]></title>
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		<updated>2026-10-12T08:02:39Z</updated>
		<published>2026-10-12T08:02:39Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="NEWS" /><category scheme="https://backside.jp" term="SALOMON" /><category scheme="https://backside.jp" term="エマ・クロスビー" /><category scheme="https://backside.jp" term="トミー・ゲスメ" /><category scheme="https://backside.jp" term="ルイーフ・パラディス" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>SALOMON SNOWBOARDS（サロモン スノーボード）が、2年の歳月をかけて制作した新作ムービー『SHIVER CREEK』のティザー映像を公開した。 ルイーフ・パラディス、トミー・ゲスメ、エマ・クロスビーら11 [&#8230;]</p>
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					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/news-1844/"><![CDATA[<p>SALOMON SNOWBOARDS（サロモン スノーボード）が、2年の歳月をかけて制作した新作ムービー『SHIVER CREEK』のティザー映像を公開した。<br />
<br />
ルイーフ・パラディス、トミー・ゲスメ、エマ・クロスビーら11人のライダーが出演。日本やカナダ、アメリカ、カザフスタンなど世界各地を舞台に、ストリートからバックカントリーまで、多彩なライディングが繰り広げられる。<br />
<br />
監督を務めるのはブライデン・ボウリー。本編の公開は12月15日（火）となっている。1分54秒にわたる、SALOMONの新たなプロジェクトの片鱗をチェックしてほしい。<br />
<br />
気温が下がりだし、冬の足音が少しずつ聞こえてきた。この時期にライディング映像を観るとテンションが高まるのは、スノーボーダーの性なのだろう。</p>
<p class="credit">text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）</p>
<div class="su-youtube su-u-responsive-media-yes"><iframe loading="lazy" width="600" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/fSDY8XMDy0g?" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; encrypted-media; picture-in-picture" title=""></iframe></div><p>The post <a href="https://backside.jp/news-1844/">ルイーフ・パラディスやトミー・ゲスメらが世界を巡った2年間。SALOMONの新作ムービー『SHIVER CREEK』が12月15日公開へ</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></content>
		
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		<title type="html"><![CDATA[オリンピックと不祥事のときだけ注目されるスノーボード。その裏側を描いた短編映画『Shred』が再びスクリーンへ]]></title>
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		<id>https://backside.jp/?p=45699</id>
		<updated>2026-10-11T02:09:13Z</updated>
		<published>2026-10-11T02:09:13Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="NEWS" /><category scheme="https://backside.jp" term="SHRED" /><category scheme="https://backside.jp" term="映画" /><category scheme="https://backside.jp" term="松澤聡比古" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>オリンピックで日本人ライダーが活躍すれば、大きなニュースになる。いっぽうで、選手の不祥事が起きたときにも、スノーボードは世間の注目を集める。しかし、その間にあるライダーたちの日常や葛藤、スノーボードカルチャーの本質が語ら [&#8230;]</p>
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					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/news-1843/"><![CDATA[<p>オリンピックで日本人ライダーが活躍すれば、大きなニュースになる。いっぽうで、選手の不祥事が起きたときにも、スノーボードは世間の注目を集める。しかし、その間にあるライダーたちの日常や葛藤、スノーボードカルチャーの本質が語られる機会は、どれほどあるだろうか。<br />
&nbsp;<br />
そんな問題意識から生まれた短編映画『Shred』が、11月6日（金）、東京・新宿で上映される。<br />
&nbsp;<br />
本作は2018年に制作された約20分間の短編映画。監督を務めたのは、長年にわたってスノーボード映像を手がけてきた松澤聡比古だ。2012年には田中幸がプロデュースしたスノーボードムービー『SNOW LAB』で監督・脚本・撮影・編集を担当するなど、スノーボードと映像表現に深く関わってきた人物である。<br />
&nbsp;<br />
物語の主人公は、スノーボード日本代表のヒロト。未成年時の飲酒・喫煙写真をめぐる騒動によって謝罪会見に立たされ、本人の知らないところで代表から外されてしまう。その代わりに選ばれたのは、かつての友人であるシュウだった。<br />
&nbsp;<br />
世間からの批判、競技団体の権力関係、ライダー同士の複雑な感情。そうした問題を、ラップミュージックとともに描いていく。<br />
&nbsp;<br />
松澤監督は本作について、スノーボードが巨大なスポーツイベントに組み込まれることで、自由を大切にするライダーたちとの間に、さまざまな軋轢が生まれてきたと語っている。<br />
&nbsp;<br />
また、世間からはスノーボーダーの見た目や振る舞いばかりが注目されがちだが、その裏側には巨大組織の権力争いや、勝利へのプレッシャーと自分らしさの間で葛藤するライダーたちの姿があるという。<br />
&nbsp;<br />
松澤監督はかつて自身のInstagramに、「オリンピックと不祥事のときだけ注目を浴びるスノーボード」と綴っていた。そうした状況に疑問を投げかけ、スノーボードの本質を知らない人たちにも、その世界を伝えたいという思いが本作に込められている。<br />
&nbsp;<br />
特徴的なのは、音楽が登場人物の心情を代弁するという表現手法だ。出演者にはラッパーのGOMESSを起用。雪山でも撮影が行われ、スノーボードと音楽を融合させた作品に仕上げられている。<br />
&nbsp;<br />
2018年の完成後、本作は海外の映画祭で受賞・入選を重ね、2019年には国内の「4K・VR徳島映画祭」でケーブルキャスト賞を受賞。2020年には4K専門チャンネル「ケーブル4K」でも放送された。<br />
&nbsp;<br />
そして「Short Shorts Film Festival &#038; Asia 2026 Screening in Autumn」で、再びスクリーンに登場する。<br />
&nbsp;<br />
本作は、将来的な長編映画化を見据えたパイロット版でもある。松澤監督は現在も長編化を目指しており、スノーボードカルチャーの本質をさらに掘り下げ、さまざまな音楽ジャンルと融合させる構想を持っている。<br />
&nbsp;<br />
2018年から8年が経過し、オリンピックでの日本人スノーボーダーの活躍は、さらに大きな注目を集めるようになった。だからこそ、競技としての発展と、スノーボーダーが大切にしてきた自由や個性は、どのように共存していくべきなのか。<br />
&nbsp;<br />
『Shred』が描く葛藤は、いま改めて考える価値のあるテーマなのかもしれない。</p>
<p class="credit">text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）</p>
<p>&nbsp;<br />
<strong>「『Shred』劇場上映・オンライン配信」概要</strong><br />
▷日時: 2026年11月6日（金）<br />
▷上映プログラム: 14:10〜15:30<br />
▷会場: kino cinéma新宿<br />
▷出演: 野島良太、GOMESS、川人悠生、阿部大将、大須賀王子<br />
▷監督: 松澤聡比古<br />
▷制作年: 2018年<br />
▷作品時間: 19分58秒<br />
▷オンライン配信: 2026年11月9日（月）〜22日（日）<br />
▷映画祭公式サイト: <a href="https://www.shortshorts.org/2026autumn/program/shred/" rel="noopener" target="_blank">https://www.shortshorts.org/2026autumn/program/shred/</a></p><p>The post <a href="https://backside.jp/news-1843/">オリンピックと不祥事のときだけ注目されるスノーボード。その裏側を描いた短編映画『Shred』が再びスクリーンへ</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></content>
		
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		<title type="html"><![CDATA[海外のスノーボーダーが教えてくれる、僕たちが暮らす日本の豊かさ。そして、上手さよりも大切なこと]]></title>
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		<id>https://backside.jp/?p=45696</id>
		<updated>2026-10-10T04:23:49Z</updated>
		<published>2026-10-10T04:23:49Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="MOVIE" /><category scheme="https://backside.jp" term="JAPOW" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>世界中のスノーボーダーが、日本の雪を求めてやってくる。いまや「JAPOW」という言葉は世界中に浸透し、日本はパウダースノーを楽しむための特別な目的地になった。しかし、海外から訪れたスノーボーダーたちの旅を眺めていると、雪 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://backside.jp/movie-2157/">海外のスノーボーダーが教えてくれる、僕たちが暮らす日本の豊かさ。そして、上手さよりも大切なこと</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></summary>

					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/movie-2157/"><![CDATA[<p>世界中のスノーボーダーが、日本の雪を求めてやってくる。いまや「JAPOW」という言葉は世界中に浸透し、日本はパウダースノーを楽しむための特別な目的地になった。しかし、海外から訪れたスノーボーダーたちの旅を眺めていると、雪質の素晴らしさだけではない、この国の魅力に改めて気づかされることがある。<br />
<br />
ノルウェーから日本を訪れた7人のスノーボーダーによる約13分間のショートムービー『Everybody loves ramen, but we only ate shit』も、そんな作品のひとつだ。<br />
<br />
東京でラーメンやカラオケを楽しんだ彼女たちは、レンタカーに大量のスノーボードギアを詰め込み、雪を求めて北へと向かった。そこには連日のように降り積もるパウダースノーが待っていた。ツリーランを楽しみ、転んでは笑い、仲間を雪の中から引っ張り出す。その後は妙高へ移動し、山歩きとライディングを満喫。旅の最後には再び東京へ戻り、街での時間を楽しんでいる。<br />
<br />
映像に収められているのは、トッププロによる圧倒的なライディングではない。トリックをメイクできない場面が多く、派手に転ぶシーンもたくさんある。正直なところ、ライディングだけを目的に観る映像ではないかもしれない。<br />
<br />
しかし、だからこそ伝わってくるものがあるのかもしれない。彼女たちはYouTubeの概要欄に、こんな言葉を残している。<br />
<br />
「トリックや映像、常に上達しなければならないというプレッシャーを取り払えば、そもそも私たちがスノーボードを始めた理由はもっとシンプルなものだった。外に出て、仲間と一緒に滑ること」<br />
<br />
そして、この映像を日本に暮らす僕たちの視点で観ると、もうひとつのことに気づかされる。<br />
<br />
世界有数の都市である東京から車を走らせれば、深いパウダースノーが待つ山々がある。雪を楽しんだあとは温泉や食事を満喫し、また別の雪山へ向かうこともできる。都市のカルチャーと雪山での遊びが、ひとつの旅の中で自然につながっているのだ。<br />
<br />
彼女たちにとって特別な旅は、僕たちにとっての日常。そのこと自体が、日本のスノーボード環境の豊かさを物語っている。<br />
<br />
そんな日本の魅力を、これからは海外のスノーボーダーにも積極的に届けていきたい。11月には、東京を拠点に日本のパウダースノーを楽しむための情報を集めた新たな英語ポータルサイト「JAPOW FROM TOKYO」がローンチする予定だ。<br />
<br />
見慣れた景色のなかにも、まだ気づいていない魅力がある。そのことを、ノルウェーの7人が改めて教えてくれた。</p>
<p class="credit">text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）</p>
<div class="su-youtube su-u-responsive-media-yes"><iframe loading="lazy" width="600" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/_a2reSAbvdU?" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; encrypted-media; picture-in-picture" title=""></iframe></div><p>The post <a href="https://backside.jp/movie-2157/">海外のスノーボーダーが教えてくれる、僕たちが暮らす日本の豊かさ。そして、上手さよりも大切なこと</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></content>
		
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			<name>backside</name>
					</author>

		<title type="html"><![CDATA[すべての滑りを楽しむ佐藤秀平にとって、道北はスノーボーダーの聖地。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」]]></title>
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		<id>https://backside.jp/?p=45690</id>
		<updated>2026-10-09T03:20:25Z</updated>
		<published>2026-10-09T03:20:25Z</published>
		<category scheme="https://backside.jp" term="FEATURE" /><category scheme="https://backside.jp" term="ISSUE 11" /><category scheme="https://backside.jp" term="佐藤秀平" /><category scheme="https://backside.jp" term="創刊10周年" /><category scheme="https://backside.jp" term="道北" />
		<summary type="html"><![CDATA[<p>02 北海道 / 道北 ※2020年に綴った言葉をそのまま掲載 &#160; &#160; 世界中のスノーボーダーが羨む“JAPOW”の最高品質 91ページで詳細について触れているのだが、オーストリア人のレルヒ少佐が、1 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_80/">すべての滑りを楽しむ佐藤秀平にとって、道北はスノーボーダーの聖地。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></summary>

					<content type="html" xml:base="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_80/"><![CDATA[<h2 class="post-headline">02<br />
北海道 / 道北</h2>
<p>※2020年に綴った言葉をそのまま掲載<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h3 class="post-caption">世界中のスノーボーダーが羨む“JAPOW”の最高品質</h3>
<p>91ページで詳細について触れているのだが、オーストリア人のレルヒ少佐が、1911年に新潟・高田でスキー指導を行ったことが日本スキーの起源とされている。その翌年、1912年にレルヒ氏は北海道・旭川第7師団に赴任。軍隊に向けたスキー指導を行い、受講した軍人たちが北海道の各地に戻るとレルヒ直伝スキー講習会を実施するなどして道内に広まったことから、旭川が北海道における本格的なスキーを普及させる原点であったとされている。<br />
&nbsp;<br />
高田ではシュテムボーゲンを中心に指導していたが、旭川の場合は急斜面ではシュテム・ボーゲン、緩斜面ではテレマークターン、さらにジャンプの技術も授けたそう。レルヒ氏は、このエリアの雪は水分が少なく、スキーに最適だと直感していたのだ。<br />
&nbsp;<br />
旭川を中心とする道北エリアは内陸性気候のため、冷え込みは道内でもかなり厳しい。そのうえ、山々に囲まれた盆地地帯なので冷気が溜まりやすく、晴天に恵まれた朝などは強烈な放射冷却が発生。旭川でマイナス41℃という日本の最低気温を記録したことが、それを裏づけている。だからこそ簡単に雪玉が作れない、仮に腰まで埋まっても軽く動けてしまうほどのミクロファインスノーが降り注ぐのだ。<br />
&nbsp;<br />
その代表的な雪山として、北海道の屋根と称される、日本最大の山岳自然公園である大雪山国立公園の西に位置し、道内最高峰（2,291m）を誇る旭岳が挙げられる。多くの外国人スノーボーダーやスキーヤーが訪れ、海外のフィルムプロダクションのクルーたちも撮影のために頻繁に足を運んでいる有名スポットだ。麓駅からロープウェイに乗って山頂駅にたどり着けば、そこには絶景のディープパウダーエリアが広がっている。<br />
&nbsp;<br />
旭岳に限らず、旭川を拠点とすれば様々な個性を有するゲレンデにアクセスできるのも魅力。その旭川から1時間ほどクルマを走らせれば、国民的ドラマ『北の国から』の舞台として知られる富良野が存在する。また、車で3時間ほどかかるが、高級リゾートながらキャットサービスも提供している星野リゾート トマムの存在も忘れてはならない。<br />
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そうした地で、佐藤秀平や吉田啓介といった世界標準のスノーボーダーが輩出されたわけだ。<br />
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<h2 class="post-headline">すべてを“楽しむ”男<br />
佐藤秀平</h2>
<p>1980年に北海道・旭川で開業した老舗スノーボードショップ「KONA SURF」の次男として生まれ、競技者としてオリンピックの舞台を目指し、現在はフィルミング活動を生業としている佐藤秀平。幼少期からスノーボードに親しみ、長年に渡り海外のシーンを体感してきた彼は、亡き父が作ったショップを継承しながらこの地で滑り続けている。<br />
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<div class="post-ing"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/backside_11_06_Page_13_1.jpeg" alt="" width="1280" height="904" class="alignnone size-full wp-image-45691" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/backside_11_06_Page_13_1.jpeg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/backside_11_06_Page_13_1-300x212.jpeg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/backside_11_06_Page_13_1-1024x723.jpeg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/backside_11_06_Page_13_1-768x542.jpeg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
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<h3 class="post-caption">スノーボーダーにとって、ここは聖地。</h3>
<p>大雪山は古くからアイヌ語で「カムイミンタラ（神々の遊ぶ庭）」という神聖な呼び名がある。大雪山系の旭岳や黒岳、そして南部に位置する十勝岳や富良野岳は、まさにその名にふさわしい景色と雪質を誇る雪山だ。北海道の中でも一段と気温が低いため、質のいい雪が大量に降り積もる。<br />
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「木がないから晴れてないと滑るのが難しくて」<br />
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冬の雪山を思い起こしながら佐藤は語り始めた。<br />
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十勝岳や富良野岳、旭岳の山頂付近は森林限界を超えているため、天候の悪い日に山に上がると視界が真っ白になる。しかし、降りしきる雪の中を滑っていると、大量の雪が周囲の音を掻き消し、静けさに包まれた幻想的な世界に。<br />
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「そんな時はなるべく木のあるエリアを狙って滑るんだ」<br />
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そうした山頂付近で太陽を遮るものが消えた暁には、真っ白な雪と青空のコントラストに包まれ、まるで天空にいるような気分にさせてくれるのだ。<br />
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本格的に撮影が始まる前のシーズン初頭は、これまでのケースだと海外のリゾートでパークを中心に滑ることが多かったという佐藤だが、最近は地元でコンディションを整えることが増えている。<br />
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「パウダーをがっちり滑って、思いきりフリーランできるのは富良野なんだ」<br />
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富良野のゲレンデを思い返してみて印象深いのは、遠くまで見渡せる景色だ。リフトに乗り、標高を上げて滑り出そうとするその瞬間、正面に広がる絶景に圧倒される。十勝岳連峰、芦別岳、富良野西岳が富良野盆地を囲むという大パノラマが眼下に広がっているのだ。壮大な景色を眺めながら、4km超のロングバーンをクルージングできるのだから、そのスケールの大きさに感動すること請け合い。ゲレンデ自体は傾斜の緩やかな場所も多く、初中級者に楽しめるバーンが豊富なのだが、少しサイドカントリーに入るだけで長い距離のツリーランが楽しめる。<br />
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また、冷たい空気が肌に刺さるような気温の低さだからこそ、放射冷却による幻想的なダイヤモンドダストを目にすることがよくある。このエリアならではの特徴だろう。<br />
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旭川から見ると東部に位置する大雪山黒岳も、晴れた日には大雪山系の山々を一望できる絶景スポットだ。<br />
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「ロープウェイで上ってからさらにリフトで流すんだけど、そのリフトの上から登っていくとアクセスがよくて」<br />
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ロープウェイで上りきった位置がゲレンデのベースとなり、リフトの降り場が黒岳の7合目付近となる。そこから山頂を目指してハイクアップする人が多い。バックカントリーになるので装備が必要だが、開けたバーンを滑ったあとにリフト乗り場へと戻れるので人気の高いスポットのひとつだ。<br />
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「十勝岳もめちゃくちゃ行きますね」<br />
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撮影でも行くことが多いという十勝岳は“山岳スキーのふるさと”と呼ばれるほど、北海道でもっとも古い歴史を持つ山である。以前ゲレンデがあったことから、樹林帯のない開けた山に降り積もったパウダースノーを求める人が多く、佐藤も雪のコンディションがよくなってくると山を歩く練習の場にしている。<br />
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「本格的に撮影が始まる前に、山を歩いて登ることもしておかないと」<br />
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滑り込むだけでなく、山を登るための準備環境も整っているようだ。子供の頃、学校が終わると部活のように毎日雪山に赴き、ライディングに明け暮れていた佐藤。<br />
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その少し前にあたる1990年代初頭、旭川エリアで日本のフリースタイルカルチャーが育まれていた。私自身もその時代に旭川でハーフパイプを始めた経緯がある。当時はプロツアーが盛んだったため、シーズン初めになるとその開幕地である旭川にプロスノーボーダーたちが集結していた。ハーフパイプで繰り出される技のカッコよさを目の当たりにし、私もプロになることを夢見て第一歩を踏み出したのだった。<br />
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「その時代、有名なライダーがたくさん旭川に来ていて。親父が大会（KONA SURF CUP）をやっていたから、それがキッカケでパイプをやりたいって思うようになった」<br />
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しかし時は流れ、現在の旭川エリアにハーフパイプは存在しない。そうした環境の変化を自身の転機と交えて話を続けた。<br />
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「ここ何年かは撮影クルーがめちゃくちゃ来るようになった」<br />
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ハーフパイプではなくバックカントリーで撮影を行うスノーボーダーたちが増え始めていた頃、佐藤はパイプで格闘していた。<br />
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彼がパイプでナショナルチーム入りを果たしたのは、周りの仲間たちから少し遅れてのことだった。國母和宏はトリノ五輪あたりから競技と両立してバックカントリーでの撮影を生業としていたし、同郷の吉田啓介や、バンクーバー五輪を終えた工藤洸平もまた、ソチ五輪出場を目指していた佐藤よりも早くから映像を介して自分たちのスノーボーディングを表現していた。<br />
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「オレがコンテストに出ているときには、みんなすでに撮影を始めていた。オレは遅かったうえにゼロからのスタートだったから焦ってたけど、周りの仲間たちが撮影のノウハウや（スノー）モービルの乗り方も教えてくれて。画を残すまでの過程をいい環境でできたと思う」<br />
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このエリアに住んでいたことも、さらなる後押しとなった。<br />
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「すぐに何でもトライできる環境が道北エリアにはあった。ゲレンデ内のパウダーもそうだし、山に登ることだったりすべてを近場でできるから。みんなが何時間もかけて行くスポットがめちゃくちゃ家の近所だったりして。（吉田）ケイスケと一緒に登って、こういうのはこうやって滑るんだとか、自分たちで撮り合いながら練習できたんだ」<br />
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山での撮影を中心とした、いわゆる表現者の世界にすんなりと活動をシフトできたのは、山の環境や仲間の助け、そして何よりも佐藤自身のベーススキルが高かったから。<br />
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「やっぱり絶対的にフリーランするんですよね。自分の親父とか一緒にやってた仲間の親たちはもともとサーファーで、そこからスノーボードをやり始めてて。そのオッちゃんたちはパウダーが好きだから、毎日のように“一緒にこっち行くぞ！”って山を登らされたりしてた」<br />
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「パウダー滑って、ジャンプ台を作って遊んで、そのあとにパイプ行くみたいなことを、ひたすら一日中やってた」<br />
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ハーフパイプからバックカントリーへプロとしての舵取りがあった時期、周りからはすんなりと順応できたように見えていた。それは、常にパウダーや不整地でも板に乗れるように幼少期から鍛えられてきた賜物だったのだ。<br />
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アメリカのオレゴン州マウントフッドで開催されていたスノーボードキャンプに、大人たちに混ざって参加していた小学生の佐藤の姿を覚えている。同世代のライダーたちよりも早いうちから海外に出て、いろいろな雪山を滑ってきた彼は改めて、地元・旭川についてこう断言する。<br />
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「スノーボーダーにとって、ここは聖地なんだ」</p>
<p class="credit">edit + text: <a href="https://www.instagram.com/daisuke_nogami/" rel="noopener" target="_blank">Daisuke Nogami</a>（Editor in Chief）<br />
interview + text: <a href="https://www.instagram.com/yukie_ueda/" rel="noopener" target="_blank">Yukie Ueda</a></p>
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<strong>CONTENTS</strong><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_78/" rel="noopener" target="_blank">INTRODUCTION｜はじめに</a><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /><a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_79/" rel="noopener" target="_blank">01｜北海道 / 札幌　安藤健次インタビュー</a><br />
<strong><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />02｜北海道 / 道北　佐藤秀平インタビュー</strong><br />
▷03｜北海道 / ニセコ　渡辺大介インタビュー<br />
▷04｜東北 / 北東北　杉本幸士インタビュー<br />
▷05｜東北 / 南東北　松浦広樹インタビュー<br />
▷06｜群馬 / 利根沼田　中山悠也インタビュー<br />
▷07｜新潟 / 魚沼　関口 敬インタビュー<br />
▷08｜新潟 / 妙高　小西隆文インタビュー<br />
▷09｜長野 / 白馬　美谷島 慎インタビュー<br />
▷10｜長野 / 北信　中山二郎インタビュー<br />
▷11｜岐阜 / 飛騨　太田宜孝インタビュー<br />
▷12｜西日本 / 近畿・中国　中尾正明インタビュー<br />
▷OUTRO｜JAPOW PRIDEからJAPOW FROM___へ。<br />
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<strong>BACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE<br />
ISSUE 11 「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</strong><br />
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北海道・ニセコや長野・白馬を中心に大挙して押し寄せている外国人は、なぜ日本の雪山にこだわり続けているのか。それは、ここまで多くの人々が日常生活しているエリアに雪が大量に降る国がないから。米アラスカの僻地やカナダBC州の山奥には、もちろん大量に極上パウダースノーが降り注ぐ。しかし、それとはワケが違う。街があり、その近くに多くのゲレンデが点在し、ハイクオリティなパウダースノーが堪能できる。しかも、食事も温泉も人も最高。さらに言えば、リフト券が格安だ。これらが日本が世界に誇るべき価値なのである。これを言い換えれば、僕たちは世界中の雪を愛する人々が羨む環境に住んでいるということ。だからこそ、ニッポンの雪と山と文化を改めて知ってほしく、この一冊を編むことにした。世界一の豪雪大国に住むスノーボーダーの胸に、“JAPOW PRIDE”を刻みこんでもらいたい。<br />
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<div class="captionset">
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg" alt="" width="1280" height="712" class="alignnone size-full wp-image-45670" srcset="https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER.jpg 1280w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-300x167.jpg 300w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-1024x570.jpg 1024w, https://backside.jp/wp-content/uploads/2026/10/BACKSIDE_11_COVER-768x427.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></div>
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【バックナンバーのご購入はこちらから】<br />
<a href="https://backside.theshop.jp/items/38783245" rel="noopener" target="_blank">https://backside.theshop.jp/items/24277374</a></p><p>The post <a href="https://backside.jp/10th-anniversary-archive_80/">すべての滑りを楽しむ佐藤秀平にとって、道北はスノーボーダーの聖地。【創刊10周年特別企画】ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」</a> first appeared on <a href="https://backside.jp">スノーボード専門ウェブメディア｜BACKSIDE（バックサイド）公式</a>.</p>]]></content>
		
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