BACKSIDE (バックサイド)

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DEW TOUR改造パイプでも圧倒的な強さを誇ったクロエ・キム。松本遥奈は5位

2018.12.17

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最終日となる4日目を迎えたDEW TOURでは女子モディファイド・スーパーパイプが行われ、女王クロエ・キム(アメリカ)が改造パイプでも圧勝。モディファイド・スーパーパイプってナンダ?という解説は男子の記事に記しているので、そちらを参照いただきたい。
クロエの1本目。ファーストヒットのスパインでBS540をスタイリッシュに決めてスタンスをスイッチすると、スーパーパイプではCAB900→スイッチBS360→マックツイストという玄人ウケ間違いなしのルーティンを完璧に成功。FS360でパイプから飛び出した勢いのまま、FSヒップでは特大のクレイルを披露して94.67ポイントを叩き出した。エアの高さ、難易度、スタイルと、すべての要素で圧倒的な強さを誇る貫禄の滑りだった。

2位には同じくアメリカのマディ・マストロが食い込んだ。ファーストヒットのBS180シートベルトが特に印象的。

ラストのクォーターパイプで繰り出したBS720の着地がズレてしまったのだが、それさえなければさらに高ポイントが期待できたかもしれないケラルト・カステリェト(スペイン)が3位に。

日本人として唯一参戦していた松本遥奈は2本目に、スパインでBS360からスタート。スーパーパイプではFS900→BS540→FS540からBSウォールを舐めてFS180でパイプから飛び出し、ラストのクォーターパイプではCAB360を決めて81ポイント。5位と善戦した。
女子にとっては難コースかと思われた今大会ではあったが、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。
 
女子モディファイド・スーパーパイプ結果
1位 クロエ・キム(アメリカ)
2位 マディ・マストロ(アメリカ)
3位 ケラルト・カステリェト(スペイン)
4位 リュウ・ジャユ(中国)
5位 松本遥奈(日本)
6位 アリエル・ゴールド(アメリカ)
7位 ゾーイ・カラポス(アメリカ)
8位 サマー・フェントン(アメリカ)

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