米コロラド州カッパーマウンテンで開催されているDEW TOURは4日目を迎えて、各競技でファイナルが開幕。まずはスロープスタイル決勝が行われ、村瀬心椛が3位に輝くという好結果を叩き出した。すでにW杯は開幕しているわけだが、女王ジェイミー・アンダーソンら強豪が出揃うプロ大会はこれが初戦となり、幸先のよいスタートを切った。
ひとり3本のランを滑りベストポイントが採用される。村瀬は3本目に、ジブセクションで細かくスケートライクな滑りで魅せると、ジャンプセクションではスイッチBS180→FS720→BS900を決めて87.75ポイントを記録。このポイントが採用されて3位で表彰台を射止めた。
優勝はスイッチBS900やBS900をルーティンに組み込み他ライダーを圧倒したゾーイ・サドウスキー・シノット（ニュージーランド）、2位にはベテランのエンニ・ルカ・ヤルビ（フィンランド）が入った。

男子は優勝がレッド・ジェラード（アメリカ）。BS1260からスイッチBS1620につなぐなど、圧巻の滑りだった。

2度に渡るケガから復帰して期待されていた大塚健は7位に終わった。
 
女子結果
1位　ゾーイ・サドウスキー・シノット（ニュージーランド）
2位　エンニ・ルカ・ヤルビ（フィンランド）
3位　村瀬心椛（日本）
5位　岩渕麗楽（日本）
 
男子結果
1位　レッド・ジェラード（アメリカ）
2位　クリス・コーニング（アメリカ）
3位　マーク・マクモリス（カナダ）
7位　大塚 健（日本）
10位　木俣椋真（日本）
12位　飛田流輝（日本）
23位　國武大晃（日本）
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