ヨーロッパで新型コロナウイルスが再び猛威を振るうなか、スイスに拠点を構えるFREERIDE WORLD TOUR（以下FWT）は、長野・白馬大会とカナダBC州ゴールデン・キッキングホース大会の中止を発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため渡航制限が敷かれるなか、FWTと各大会開催地とが協議を重ねた結果である。出場ライダーやスタッフ、ファンを含めた関係者たちの健康と安全を優先させた末の決断だ。シリーズ戦ということで大会ごとの移動を最小限にするため、ヨーロッパのリゾート地での代替大会を検討している。日本とカナダ以外のヨーロッパ開催の3大会については実施予定とのこと。
白馬開催の本戦である国際大会は中止になるが、代替大会としてFWTの下位にあたるFWQ4*の開催を2021年1月12〜15日に予定している。こちらの詳細は別途アナウンスされるようだ。
白馬村観光局長の福島洋次郎氏は、次のように述べている。
「FWTの第一優先事項は、“セーフティファースト”です。（一部割愛）いつの日かFWTを再び開催できることを楽しみにしつつ、我々白馬村は2021年1月12～15日にFWQ4*を開催し、FWTに負けないほどの熱い滑りをお見せします」
FWQ4*の開催については続報が入り次第、お届けする。