BACKSIDE (バックサイド)

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一時クローズしたNZの各ゲレンデが明日から再開。警戒レベル2での営業方法とは?

2020.08.12

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ニュージーランド最大の都市であるオークランドでは新型コロナウイルスに関する警戒レベルが3に、全域でレベル2に引き上げられたことに伴って本日の営業を停止した各ゲレンデだが、明日から再開する見通しとなった。クローズに至った経緯についてはこちらの記事をご一読いただきたいが、警戒レベル2の状況で再開されるゲレンデとは、いったいどのような環境なのか。気になるところだ。
カードローナ、トレブルコーン、マウントハットなど各ゲレンデが発表した詳細を見ていくと、利用客の行動を追跡するためのRFIDリフトパスが必須となる。リフトに乗車するときだけでなく、カフェやレストラン、売店、レンタルなど、あらゆる箇所にスキャナを設置し、可能な限りRFIDリフトパスをスキャンするよう呼びかけている。ゲレンデへの入場者数にも制限がかけられることだろう。
レストランやカフェは人数制限を設けるかクローズとなるため、食事や休憩はテイクアウトしてマイカーでとるよう求めている。バックパックを預けるスノーボーダーやスキーヤーが多いことから、それを禁止する旨も記されている。
また、リフトの乗車人数や駐車台数の制限、シャトルバスの運行停止、当然だがソースシャルディスタンスを確保することや、体調が優れない場合の来場は避けることなどがアナウンスされた。
これらが、Withコロナ時代におけるゲレンデの在り方の一例ということになる。2020-21シーズン、日本でもこうした規制が敷かれるのかどうかはわからないが、今のうちから想定しておきたい。

location: Queenstown, New Zealand photo: Daisuke Nogami(Editor in Chief)

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