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白馬開催のバックカントリーフリーライド世界大会でトラビス・ライスが優勝
2019.01.19
手つかずの大自然を自由に滑り、そのラインやスタイル、テクニックで争われるフリーライドの世界一を決めるツアー大会、FREERIDE WORLD TOUR(以下FWT)の開幕戦が長野・白馬で開催。標高1,720mに位置するスタート地点から1,280mに設定されたフィニッシュエリアまで、標高差440m、最大斜度46°のバックカントリーを舞台に争われる。1月19〜26日の間でベストな日を直前に選択して行われるというルールのもと、初日となる19日に決行された。
男子はトラビス・ライス(アメリカ)が圧勝。強靭な足腰から繰り出されるオーリー力が生み出したBS720の高さ、そしてダウン系のヒットポイントで繰り出されたインディグラブから間髪入れずに伸身のバックフリップを決めるなど、常軌を逸したライディングを魅せつけてくれた。スピードのある攻撃的なラインを披露したギギ・ラフ(オーストリア)が2位となり、ムービースターがワンツーフィニッシュを果たす結果に。
予選会のFREERIDE WORLD QUALIFIER覇者で白馬ローカルの山崎恵太は6位と善戦。地形を最大限に活かした美しいラインを描き、誰よりも高くスプレーを巻き上げていた。
女子は昨シーズンのFWT年間ランキング3位のアンナ・オルロワ(ロシア)が優勝。前年の同大会で日本人初優勝を果たした浜和加奈は8位に終わった。
FWT HAKUBA JAPAN 2019
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