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ジャンプ&パイプ&ジブで争われたDEW TOURチームチャレンジはDCが頂点に
2018.12.15
米コロラド州ブリッケンリッジで開催されているDEW TOURは2日目を迎え、女子スロープスタイルに続いてチームチャレンジが行われた。このチームチャレンジ、1チーム3名のライダーがそれぞれ、ジブセクション、ジャンプセクション、モディファイド(改造)スーパーパイプセクションに割り当てられ2本滑走、各ベストポイントの合計得点で優勝チームを決する。
BURTON、CAPITA、DC、NITRO、ROME、SALOMONの6チームで争われた今大会を制したのはDC。ジブセクション前半をスイッチで超スムースに攻略したセッベ・デ・バック(ベルギー)、FS1440など3連ジャンプをクリーンにメイクしたモンス・ロイズランド(ノルウェー)、そして、前半にスパイン、後半にヒップなどが加えられたモディファイドスーパーパイプではトビー・ミラー(アメリカ)がBSトゥフェイキーやフリップ系トリックで会場を沸かせ、254.33ポイントを叩き出した。
2位には、ジブセクションでジョニー・オコナー、ジャンプセクションでニック・バーデン、モディファイドスーパーパイプでチェイス・ジョージーと3名ともアメリカ勢を起用したCAPITAが245.67ポイントを獲得してランクイン。
3位となったROMEは、ジャンプセクションにステール・サンドベック(ノルウェー)、モディファイドスーパーパイプにレネ・リンネカンガス(フィンランド)、ジブセクションにフランク・ジョビン(カナダ)を採用して230.33ポイントをマーク。4位のNITROをわずか0.32ポイント上回っての結果となった。
全チームで唯一日本人ライダーとして参戦していたBURTONチームの大塚健は、個人としてはこの日の最高得点となる93.33ポイントをジブセクションで記録したものの、チームは5位と奮わず。しかし、世界のトップコンペティターが顔を揃えるDEW TOURという大舞台で、今季のW杯ビッグエアでの3大会連続表彰台という成績に加えて、ジブでも世界最高峰の滑りを披露してアピール。コンペティターとして本物であることを世界中に示す結果にもなった。
チームチャレンジ結果
1位 DC
2位 CAPITA
3位 ROME
4位 NITRO
5位 BURTON
6位 SALOMON