ダニー・デイビスが主宰、フリースタイルシーンに革命をもたらすべくオリジナルパークを造成して行われてきたパークセッション「PEACE PARK」は進化を遂げ、現在ではコンテスト要素も加えられて数日間に渡って開催されている。今年5月上旬、「WOODWARD PEACE PARK CHAMPIONSHIPS」は米ユタ州スノーバードで行われた。
先日、「日本人ライダーたちが躍動した新時代パークセッション『PEACE PARK CHAMPIONSHIPS』」と題した記事で紹介しているとおり、全3部構成で動画が配信されている。そのラストとなるエピソード3が公開されたのでお届けしよう。
イベントの詳細は先出の記事に譲るが、片山來夢、大塚健、平野海祝、村瀬心椛・由徠姉妹の5名全員のライディングが本ムービーでフィーチャーされているのでお見逃しなく。すでに結果を知っているという感度の高いスノーボーダーもいると思うが、片山來夢がオーバーオールチャンピオンに輝いたのだ。ダニーのお眼鏡にかなった世界中のスタイリッシュなフリースタイラーたちが一堂に会して行われているイベントだけに、この価値の大きさは想像に難くないはず。さらに、海祝がベストメソッド賞、心椛がスタンドアウト賞をそれぞれ受賞した。
回転数や難易度が重視される競技色が強いコンテストとは一線を画し、表現力や創造力が求められるクリエイティブな大会でも、日本人ライダーの強さが光る。日本スノーボードの未来は本当に明るい。そう断言していいだろう。