MOVIE
フリースタイルスノーボーディングの未来を示す「PEACE PARK 2017」
2017.11.30
毎年恒例となったダニー・デイビスが贈るPEACE PARKをご存知だろうか。アメリカを代表するスタイルマスターである彼のアイデアが具現化されて行われる本イベントは6回目を数え、世界最高峰のパークビルダー集団として名高いSNOW PARK TECHNOLOGIESのボスであるガニーことクリス・ガナーソンとタッグを組み、想像力を活かしたライディングを創造するために唯一無二のオリジナルパークが造設される。今回は米ワイオミング州グランドターギーリゾートがその舞台となった。こうして生み出されるPEACE PARKで魅せることができるライダーたちを招聘して行われる、クリエイティブなセッションイベントなのである。
今回はPEACE PARKの予選が行われ、16歳のルーク・ウィンケルマン(アメリカ)が出場権を獲得。夢のある演出だ。そして招待ライダーは、ルークと同い年という若さながら大器の片鱗をうかがわせるレッド・ジェラード(アメリカ)を筆頭に、セッベ・デ・バック(ベルギー)、ブロック・クラウチ(アメリカ)、スコッティ・ジェームス(オーストラリア)、ニック・バーデン(アメリカ)、グレッグ・ブレッツ(アメリカ)、ゲイブ・ファーガソン(アメリカ)、ブランドン・デイビス(アメリカ)、ドリュー・ブラウンリッグ(アメリカ)といった面々。アメリカ勢が中心ではあるが、ハーフパイプ、スロープスタイルといった競技の垣根を越えたトップランカーたちが一堂に会した。
「オレたちがPEACE PARKで行うことのすべてが、スノーボードの未来、パークの未来、そしてコンテストの未来に影響を与えるだろう」とダニーが映像のラストで語っているように、素晴らしいセッションと化した。22分間に渡る本ムービーから、フリースタイルスノーボーディングの未来を感じとってほしい。