MOVIE
技で競い合うのではなく“技を見せ合う”パークラップのお手本ムービー
2021.10.31
アメリカ中西部、ウィスコンシン州に位置する標高360m、最長滑走距離760mほどしかないトロールハーゲンには充実したパークが用意されており、ロープトゥを利用して他人のライディングを見ながら周回できる。パークライディングに興ずるにはまたとない好環境だ。
そこに、マイク・リドルやエリック・レオンらARBOR(アーバー)クルーが一堂に会し、100周ものパークラップを楽しんだフッテージをまとめた映像作品『GOOD IN THE WOODS』が公開された。各々の個性を活かした表現力が重視されたセッションを観ていると、キッズやジュニアたちが高回転スピンや複雑なジブトリックを繰り広げているパークシーンとは異なり、とても滑りたくなる。
昨シーズン、筆者は「BACKSIDE SESSION」というイベントを通じて読者の方々とひさしぶりにパークセッションを行った。若かりし頃の感覚を思い出しながら、フリーライディングやパウダーライディングでのセッションとは異なる空気感や高揚感を味わいながら、とても充実した時間を過ごすことができた。
アイキャッチ画像のようにフリーライディングで培ってきた滑りをパークで応用するなど、改めてパークシーンを盛り上げていきたい。