BACKSIDE (バックサイド)

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MOVIE

BURTONとカレーで有名なバーモントをゼブ・パウエルらが巡る道路トリップ【後編】

2021.06.23

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超クリエイティブライダーとして名を馳せるX GAMESナックルハックの金メダリスト、ゼブ・パウエル。DEW TOURストリートスタイルで優勝を飾るなど新進気鋭の19歳、マイルズ・ファロン。BURTON(バートン)のプロトタイプエンジニアとして働きながら、同ブランドのローカルライダーとして活動しているマギー・レオン。ゼブはノースカロライナ州、マイルズはニュージャージー州、マギーはバーモント州とアメリカ東海岸に出自を持つ3名が9日間に渡りロードトリップする「RED BULL SLIDE-IN TOUR」の後編が公開された。
前編をまだ見ていないという人は、まずはこちらの記事をチェックしてほしい。舞台はタイトルにもあるとおり、BURTONとカレーで有名なバーモント州。4日目を迎えたクルーがまず向かったのは、ロチェスターにある非公開エリアだった。エアやタイトなツリーラン、90年代を彷彿とさせるようなピックアップトラックに当て込むジビングなど、クリエイティブなライディングを楽しんだ。
5日目はマギーのホームマウンテン、キリングトンへ。ハイクオリティかつファンなスノーパークは一連の流れも抜群で、負傷しているため全開とはいかないもののゼブを唸らせるほど。近年、東海岸から有能なフリースタイラーが数多く輩出されていることを裏づける。
そのままキリングトンからほど近いスーサイドシックスへハシゴした一行。スーサイドシックスは、1982年のスノーボード黎明期に滑走すること受け入れた歴史あるリゾートであり、BURTON US OPENの前身である国際大会を初めて開催した地でもある。スノーボード史を語るうえで欠かすことができないリゾートなのだ。そうした歴史あるコンテストのファウンダーであり、世界で初めてスポンサードを受けたスノーボーダーであるポール・グレイブスの目の前で、三者三様のライディングを魅せつけると、「最高だったよ!」とスノーボードのパイオニアに言わしめる。とても感慨深いシーンだ。
6日目には北上し、カナダとの国境近くに位置するジェイピークでセッション。ゼブの真骨頂とも言える、背中でスライドしながらキッカーをテイクオフしたうえに、ランディング時にバタートリックを入れるなど、超絶クリエイティブな滑りを拝むことができる。

photo: Brian Nevins / Red Bull Content Pool

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