MOVIE
少雪でもまるで“夢のよう”と形容される魅惑の北海道を表現『EL SUEÑO』本編
2020.10.15
16年もの長きに渡って映像制作を続けている、ライダーのエリック・レオンと映画監督のカイル・シェーファー。彼らは昨シーズン、新型コロナウイルスが蔓延する以前に、とても素晴らしい時間を過ごすことができたという想いから本作『EL SUEÑO』というスペイン語で“夢”の意を持つタイトルを銘打った。
エリックのルーツである、パークのメッカとして知られる米カリフォルニア州ベアマウンテンのシーンから始まる本作は、日本を舞台としたパウダー編と、カナダ・ケベックのストリート編の2部構成となっている。前編にはタッカー・アンドリューズとマリー・ランド、後編にはフランク・エイプリル、マイク・リドル、ボード・メリル、そして双方にエリックが出演。北海道特有の極上パウダーで味わえる浮遊感、難しいロケーションを攻略したときの達成感、そして、どちらにも共通する高揚感が対照的に描写されている。
昨シーズンの北海道は暖冬の影響により降雪に恵まれず、例年に比べるとブッシュが出まくっていたものの、彼らトッププロにとってもまるで“夢のよう”なフィールドだったということだ。誇らしい。