BACKSIDE (バックサイド)

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MOVIE

世界有数のビッグマウンテン・マウントベイカーを舞台としたローカルたちの日常

2020.07.05

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アマゾンやマイクロソフト、スターバックスなどの巨大企業が米ワシントン州シアトルに拠点を置くわけだが、こうした大都会から車でおよそ3時間の距離に位置するのが、標高3,286mを誇るマウントベイカー。約16.3mもの年間平均降雪量を誇り、非公式ながら世界でもっとも雪が降るリゾートとして名高い。故クレイグ・ケリーやマイク・ランケット、ジェイミー・リンといった多くのレジェンドライダーたちからも愛されており、1985年から現在に至るまで行われているLEGENDARY BANKED SLALOMの開催地としても知られる。スノーボードの歴史を語るうえで欠かすことのできないスノーリゾートなのだ。
こうした世界有数のビッグマウンテンも昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、シーズン後半はクローズを余儀なくされてしまったのだが、そんなことを微塵も感じさせないローカルたちの映像が公開されているのでお届けしよう。前述したように、そのディープパウダーが最大の魅力であることは言うまでもないわけだが、この山が持つスケールの大きさは計り知れない。自身のリスクマネージメントができていること、仲間の命を救うためのスキルが身についていることを大前提として自己責任のもと、バックカントリーエリアへの門戸は開かれているわけだ。
こうした無限大のフィールドだからこそ、仲間たちとのセッションを通じて信頼関係が深まり、さらに一本一本のラインを攻略した際の達成感や充実感は何ものにも代え難いに違いない。先日、テリエ・ハーカンセンが公開した映像をもとに弊サイトでお届けした記事もマウントベイカーが舞台だった。そこでも綴ったが、いつかは訪れたいスノーリゾートのひとつとして、バケットリストに入れておきたいものだ。

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