MOVIE
ニセコでも白馬でもなく南魚沼を愛するアンティ・アウティ映像作『YUKIGUNI』
2019.12.09
北海道のパウダースノーを熟知していながらも、新潟・南魚沼に降り積もった雪を求めてフィンランドから片道約7,500kmかけてやってくる男。かつてはX GAMESで金メダルを獲得するなど競技者として名を馳せ、現在は映像制作を生業とするアンティ・アウティだ。
南魚沼市のスノーライフマガジン「雪ふるまち」と題されたフリーペーパーの制作に弊メディア編集長が携わったのだが、まさしく本ムービーを題材とした記事を寄稿。その誌面で語られているアンティが南魚沼を毎年のように訪れる理由として、シークレットスポットが多いこと、アルパインエリアからツリーランまでフィールドのバリエーションが豊富なこと、食文化や住民たちが素晴らしいことなどを挙げ、総じて南魚沼を愛していると言い切っていた。
さらに、本ムービーについて次のように語っている。
「僕たちの目線で南魚沼市を描いたらどんな作品になるのか。これまで通いつめてわかったことすべてを、映像に注ぎ込んでいるんだ。深い雪と食文化をフォーカスした作品。これを観たらきっと、南魚沼に住みたくなるよ」
アンティが愛してやまない南魚沼エリアは、都心からでも日帰り圏内に位置する。本作を観ればわかる。僕たち日本人スノーボーダーがいかに恵まれているか。身に沁みるはずだ。