INTERVIEW
平野歩夢がOLYMPIC CHANNELで北京五輪の金メダルを目指し雪上復帰を宣言
2021.02.22
昨秋、スイス・サースフェーで雪上復帰を果たした平野歩夢。その際に語られたインタビューについては弊サイトでもお届けした(記事はこちら)わけだが、2016年のリオデジャネイロ五輪開幕に合わせて開局されたインターネットテレビ局「OLYMPIC CHANNEL」に彼の独占インタビューが紹介されているのでお届けしたい。
周知のとおり、スケートボードで東京五輪出場を目指すという前人未到の二刀流ライダーとして茨の道を歩み続けている歩夢。「常に見えない方向に向かっている」とインタビュー内で語っているように、100%スノーボードに集中できる状態ではないものの、もちろん、目指すは北京五輪での金メダルだ。
それを裏づけるように、インタビュー内で平昌五輪での銀メダルについて次のように本音を吐露している。
「正直なところ優勝だと思っていた。終わってからどうこう言うつもりはないけど、負けてなかったとは思ってますね」
平昌五輪閉幕後、この悔しさについて彼と筆者は言葉を交わしていただけに、北京五輪での頂点を目指す傍らで東京五輪への挑戦は無謀にも思えた。しかし、それも北京での頂点を目指す歩夢流のやり方だったのかもしれない。
コロナ禍ということで、今年8月に東京五輪が、その半年後の来年2月に北京五輪が開催されるという史上初の2年連続オリンピックという超過密スケジュールが組まれている。それに挑む唯一無二の存在として、世界中のアスリートの中でもっともハードな状況に置かれている歩夢。彼の覚悟を知ってほしい。