BACKSIDE (バックサイド)

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TaigaHasegawa

COLUMN

14歳で3方向への1440をマスターした中学3年 長谷川帝勝の進化を追う

2020.10.27

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スピンの回転数だけでライダーの成長を判断してはいけないが、ビッグエアの強豪国である我が国を担う次世代ライダーの進化を見極めるうえで、ひとつの判断基準にはなるだろう。その進化幅が大きい中学生の同学年に世界レベルのライダーがひしめいているとなれば、それはなおさらだ。
13歳の時点で3方向への1260を習得していた少年(記事はこちら)は、この秋、スイス・サースフェーで行われていたTHE STOMPING GROUNDSの特設キッカーにて、フロントサイド、バックサイド、キャブの3方向への1440を初めて成功させた。さらに、昨今のスロープスタイル競技で鍵を握る難アイテム、トランジションでもフロントサイド1260、そして、キャブ・ダブルコーク1080をメイクするなど大躍進を遂げることに。4日前に15歳の誕生日を迎えたばかりの中学3年生、長谷川帝勝である。
まずは、それらサースフェーでの最新映像を本人のInstagramでチェックしてほしい。
 

とは言え、4回転という大技を習得するためには、いくら若き天才といえど一朝一夕にはいかない。先に述べたように13歳の時点で3方向への1260を操っていたわけだが、その翌シーズンはそれらの完成度を高めるに留まっていた。
しかし、撮影時の大半は中学2年ながらも、その完成度や安定感が高まっただけでなくライディングスタイルが確立しはじめてきたということを、昨シーズンのまとめ動画から理解できるだろう。

近年の大会を観ていると現実離れした高回転スピンが飛び交うため、コンテストシーンから取り残されていたいう読者諸兄姉も多いのかもしれない。しかし、このようにライダーたちの成長を追うことで感情移入でき、今まで以上にコンテストが面白く感じられるのではないか。
本記事の主役である長谷川は、3年半ほど前まではノースポンサーだった。当時、弊サイトのアマチュア動画投稿企画にエントリーしてきた小学生だった(記事はこちら)のだが、現在は2022年の北京五輪出場に向けて、スロープスタイル/ビッグエア日本代表の座を狙えるレベルにまで成長した。オリンピックに限った話ではなく、長谷川が世界の舞台で戦う姿を見守っていきたい。

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