BACKSIDE (バックサイド)

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COLUMN

具体的に見えてきたニューノーマルなスノーリゾートの在り方

2020.08.20

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全国的に平年よりも高温傾向が強く、うだるような猛暑が続いているわけだが、スノーボーダーである僕たちは涼をとる意味も込めてそろそろ、来シーズンに向けて動き出したいところ。例年であれば、来季ギアのチェックやイメトレなどを楽しみながら冬に向けてモチベーションを高めていくわけだが、今年はこれまでとは様相が異なる。言うまでもなくもっとも気になるのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりゲレンデ事情はどうなるのか、ではないか。
夏には収束との報道もあったが感染は拡大傾向にあり、季節が真逆の南半球では先日お伝えしたように(記事はこちら)、オーストラリア・ビクトリア州でステージ3の制限措置が敷かれたため、同州の全ゲレンデが営業停止に追い込まれた。比較的温暖なシドニーよりも感染者数が上回っていることから、気温が低く乾燥する冬に感染拡大の傾向が強くなることは否めないのかもしれない。
そこで、同じくオーストラリアだがニューサウスウェールズ州に位置するため営業が継続されているペリッシャーやニュージーランドなどを含めた、Withコロナ時代にシーズンが始まった南半球のスノーリゾートでの実績や、そのペリッシャーを含めた世界の名だたるスノーリゾートを抱えるベイルリゾート、そして、X GAMESでおなじみのアスペンスノーマスから発表されたプレスリリース(記事はこちら)をもとに、きたるウィンターシーズンがどうなるのか具体的に考察していきたい。
ポイントを以下に箇条書きでまとめるので、2020-21シーズンへの心構えとして参考までに。
 
・多くのリゾートで入場制限が敷かれている。当日券は販売していないので、事前にリフト券を予約するなどの必要が生じているケースが多い
・リゾート内での行動を把握するためのRFIDリフトパスの使用や、感染追跡アプリの導入が必要
・リフトやゴンドラ乗車はソーシャルディスタンスの確保はもちろん、家族や同グループのみに限定
・マスク着用が義務化されているところが多いが、ライディング中に関してはバラクラバやフェイスマスクを使用しているスノーボーダーが多いことから大きな問題にならないだろう
・とは言え、スキーに比べるとスノーボードの長さは短いため、マスク文化が浸透している日本の場合はリフト待ちのときにソーシャルディスタンスの確保を意識する必要があるかもしれない
・レストランでは食事の選択肢が限られており、多くのリゾートではテイクアウト、または数少ない屋外の席が利用されているため、昼食を持ち込み車などでとることが推奨されている
・商品やサービスに対する注文と会計は可能なかぎりオンライン決済に切り替える方向
・ほどんどのリゾートが仮にクローズしてしまった場合を想定して、シーズン券に対する保証を強化している
・いくつかのリゾートでは営業日が流動的であるため、事前の確認が必要
・弊サイトの読者には利用者が少ないと思うが、ウエアやアクセサリーなど直接身体に触れるアイテムのレンタルは不可、スクールのレッスンはグループではなくプライベートに限定される場合も
 
2020-21シーズンは間違いなく、これまでとは違ったスノーライフを送ることになる。スノーボードに限らず、Withコロナ時代に突入したことでニューノーマルが求められているわけだが、そのうえで限られたシーズンを全力で楽しみたい。弊サイトでは、この冬を楽しむための情報を順次掲載していく。

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