COLUMN
フリースタイルスノーボーディングの本質は、生き方そのものにあった【創刊10周年特別企画】
2026.06.26
「フリースタイルスノーボーディングの再構築」というテーマを掲げてローンチしたBACKSIDE SNOWBOARDING MAGAZINE。
創刊号で國母和宏の人生を紐解きながら、彼の生き様を介して「フリースタイルスノーボーディングの本質」を描いた。
それを受けたISSUE 2では、その本質をテーマに、ふたりのスノーボード人生を9つのエピソードとして届けた。
振り返ると、この企画は本質を探す旅というよりも、自分自身が思い描いていたフリースタイルスノーボーディングの価値観を確かめる時間だったのかもしれない。
植村能成は、それを「動物的感覚」と表現した。
工藤洸平は、「素の滑り」という言葉で語った。
表現は違う。
歩んできた時代も、立場も違う。
それでも、ふたりが見つめていた本質は、驚くほど近かった。
どこかで、答え合わせがしたかったんだと思う。
ISSUE 2を制作した当時、自分の中で掲げていたフリースタイルスノーボーディングの価値観は間違っていない。そう確信した。
フリースタイルとは、誰かが定義するものではない。
コンテストだけでも、トリックだけでも、スタイルだけでもない。
自分らしく滑ること。
そして、その滑りを追求し続けること。
その姿勢こそが、フリースタイルスノーボーディングというカルチャーの本質なのだと、あらためて感じている。
2026年、このアーカイブを読み返してみても、その価値観は少しも色褪せていなかった。
あの頃の自分が信じたフリースタイルスノーボーディングは、今も変わらず、ここにある。
text: Daisuke Nogami(Chief Editor)
創刊10周年特別企画
ISSUE 2「THE ESSENCE OF FREESTYLE SNOWBOARDING ──フリースタイルスノーボーディングの本質──」
▶EPISODE 1 偶発的に出会った生涯の乗り物
▶EPISODE 2 “上手くなる”と誓った先に見えたプロへの道
▶EPISODE 3 あらゆる時代の滑り方が融合されたスタイル
▶EPISODE 4 バックカントリーを極めた末の原点回帰
▶EPISODE 5 フリースタイルスノーボーディングの本質とは?
Kohei Kudo
▶EPISODE 6 幼少期に育まれたフリースタイルマインド
▶EPISODE 7 ライディング&エディットに垣間見えた古き良きスタイル
▶EPISODE 8 競技スノーボードに足りないフリースタイル力
▶EPISODE 9 ライディングスタイルに映し出される生き方




