日本のほぼ真裏に位置する遠い国の話だが、弊ウェブマガジンではこの夏、積雪情報を複数回に渡りお届けしてきた南米チリのスノーリゾート・バジェネバドは昨日10月20日、143日間のスノーシーズンに幕を下ろした。36年に渡るリゾート史上、過去最長となるスノーシーズンを記録したのだ。シーズン序盤から降雪に恵まれて例年より3週間も早くオープンし（記事はこちら）、さらにクローズも2週間延長されていた（記事はこちら）。
ここ日本では10月19日、全国各地で観測史上もっとも遅い真夏日を記録したかと思えば、その翌日には北海道・札幌で平年よりも8日早く、昨年よりも22日早い初雪を記録。札幌市内では7年ぶりとなる10月の降雪となった。
今年の秋は短くなりそうだ。冬にかけてラニーニャ現象が発生する確率が高いため、チリのように過去最高のスノーシーズンとなることを期待したい。