2018年に最初の提案がなされ、2021年から着工する予定だった（記事はこちら）が頓挫していたオーストラリア初となる室内ゲレンデ「WINTER SPORTS WORLD INDOOR SNOW CENTRE」の建設計画が再始動した。6年近くに渡り数々の難関を乗り越えて2024年1月に最終的に計画が承認され、2025年前半の着工を目指している。27-28シーズンの開業を見込んでおり、場所は当初の予定どおりシドニー近郊のペンリスだ。
前出の記事にあるとおり、当初の計画では3億ドル（約328億円）の予定だったが、新たなプランによると4億ドル（約437億円）の総工費を見込んでいる。現在は、地下の壁の準備や造雪用の地下水タンク、駐車場などのインフラ工事の準備のため、掘削作業を行っている。
外観のイメージは大きく変わった（前出記事のトップ画像参照）が、300mの屋内スロープは当初からの計画通りだ。以外には、アイスホッケーやスピードスケート、アイスクライミングの専用スペースや子供向けの雪遊びエリアなどが提供される。