BACKSIDE (バックサイド)

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X GAMESが生んだ個性をぶつけ合う自由すぎる大会「ナックルハック」が面白い

2022.01.25

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米コロラド州アスペンで開催されていたX GAMESでは初日に、本イベントが2019年に生み出したナックルハックが行われていた。キッカーが巨大化していくことにより、ビッグエアの着地時の衝撃を緩和するためにランディングに長さのある急斜面が用意されるようになり、いわゆるデコ(テーブルトップからランディングにかけて斜度が切り替わる部分)でテイクオフしてジャンプできるようになった。
そのデコを英語圏ではナックルと呼び、高難度3Dスピンの進化を担ってきたマーカス・クリーブランド(ノルウェー)が映像を通してナックルトリックを披露。バタートリックからナックルでスピンを仕掛けるなど、ビッグエアで繰り出される高回転スピンよりもファンなスタイルがシーンに浸透していったわけだ。
そしてX GAMESの目玉のひとつになると、そこにマーカスとは対照的な個性派ライダーたちが名乗りを上げてきた。記念すべき第1回大会ではバックパックを背負うことでお馴染みのフリチョフ・ティッシェンドルフ(ノルウェー)が優勝を飾ると、第2回大会を制したゼブ・パウエル(アメリカ)の登場により、ナックルハックが一気に市民権を獲得することになる。マーカスが操る高難度スピンの連続技を凌駕する、独創的かつ奇想天外なトリックたちがオーディエンスを沸かせた。
そして3回目を迎えた昨シーズンは、米カリフォルニア州マンモスマウンテンが生んだダスティ・ヘンリクセンが頂点に。こうしたメンバーが出揃った今大会では、数々のクリエイティビティなトリックを操る先述のライダーたちを抑えて、ナックルトリックの生みの親であるマーカスが悲願のアスペン大会での初優勝を飾った。2020年ノルウェー大会の同種目で優勝を飾っていることから、X GAMESのナックルハックでは通算2勝目ということになる。
能書きが長くなってしまったが、百聞は一見にしかずということで、ぜひ観てほしい。ナックルハックは結果以上に、中身が面白いから。

ナックルハック結果
1位 マーカス・クリーブランド(ノルウェー)
2位 フリチョフ・ティッシェンドルフ(ノルウェー)
3位 ダスティ・ヘンリクセン(アメリカ)
4位 ゼブ・パウエル(アメリカ)
5位 ルーク・ウィケルマン
6位 マイルズ・ファロン(アメリカ)
7位 タイラー・ニコルソン(カナダ)
8位 ディロン・ヘンリクセン(アメリカ)

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