コース内の自然地形を活かして遊び、非圧雪コースでパウダースノーを喰らい、ゲレンデによってはツリーやサイドカントリーが解放されている場合もあるだろう。トリックやパウターンを織り交ぜながら滑り下りるフリーライディングこそが、まさにフリースタイルスノーボーディングの醍醐味であると言えよう。
そして次なるステップとして、バックカントリーが視野に入ってくる。プロスノーボーダーたちの主戦場であり、まさに手つかずの大自然。フレッシュスノーが敷き詰められている極上のフィールドであるわけだが、そこには当然ながら雪崩のリスクが潜んでおり、ツリーホールや岩が隠れているなど危険と隣り合わせであることは間違いない。
そこで群馬・水上に拠点を置く、日本雪崩ネットワーク プロフェッショナルメンバーである宝利誠政氏が代表を務めるアウトドアガイドサービス「ONE DROP」協力のもと、バックカントリーフリースタイルを安全に楽しむ方法を掘り下げていく。宝利氏とONE DROP所属のガイド・中山悠也のふたりが、あなたをバックカントリーフリースタイルの世界へと誘ってくれる。
進行役は弊メディアの編集長を務める野上大介。まさしく彼が目指しているステップであり、読者諸兄姉を代表して宝利氏や中山に質問をぶつけていく。
 
HOW TO BACKCOUNTRY FREESTYLE
バックカントリーフリースタイル はじめの一歩講座
▷配信日時: 2022年2月1日（火）20:00〜
▷参加費: 無料
▷出演: 宝利誠政（ONE DROP）、中山悠也（ONE DROP、BURTON）、野上大介
▷協賛: BURTON
▷配信URL: https://youtu.be/mR-_zihF5Vo
※事前登録は不要です

宝利誠政（ほうり・ともゆき）
ワンドロップ株式会社代表。18歳でスノーボードを始め、3年間のカナダ生活中にバックカントリーの魅力にはまり、ガイドや雪崩の勉強、トレーニングに精を出す。帰国後、バックカントリーガイドを生業とし、現在19年目を迎えている。主なツアーフィールドは群馬、新潟エリア。
photo: Daisuke Shibata

中山悠也（なかやま・ゆうや）
BURTON契約ライダー。かつてはコンペティターとして世界中を転戦していたが、現在は日本中をスノーボードで旅する生粋のフリースタイラー。雪山の自然が生み出す美しさと楽しさに魅了され、バックカントリーでの活動に明け暮れている。
photo: Akira Onozuka