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今冬のラニーニャ現象発生確率が70〜80%に上昇。アメリカ海洋大気庁が発表
2021.09.19
NOAA(アメリカ海洋大気庁)は9月のENSO(エルニーニョ・南方振動)を更新し、今冬にラニーニャ現象が発生する確率は70〜80%に上昇と発表した。
ラニーニャ現象は赤道付近の太平洋の海面水温が平均値より低い状態が長期的に続く現象と定義されており、「ニーニョ3.4」と呼ばれる重要な海域の水温が対象。その1ヶ月の平均値が1991〜2020年までの長期平均値よりも0.5℃低いこと、さらに、ラニーニャ現象発生時に活発化されるウォーカー循環(太平洋赤道付近の大気の東西循環)の兆候が示されていることから、このように予想されている。
気象庁のエルニーニョ監視速報によると、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性を70%としており見解は異なるが、今年8月から来年3月までのラニーニャ現象発生確率を30%とし含みを持たせている。
昨シーズンはラニーニャ現象が発生していた影響で多くのパウダースノーに恵まれた。さて、そろそろシーズンインに向けての準備を始めてみてはいかがだろう。
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