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ゲレンデ営業が再開したニュージーランドを祝うかのような記録的大雪の可能性
2021.09.09
新型コロナウイルス感染予防策のためスノーリゾートの営業停止が余儀なくされていたニュージーランドでは、9月7日午後11時59分からオークランドを除いて警報レベルが1段階下げられレベル2に移行したことに伴い、8日から再オープンした。スプリングシーズンに間に合ったことだけでも朗報だったが、さらにうれしいニュースが舞い込んできた。
11〜14日にかけて、北島と南島の全土を覆うようにして春の偏西風が吹き荒れ、大雪をもたらすと予想されているのだ。スノースポーツ愛好家の多くに利用されているゲレンデ専門の天気予報サイト「Snow-Forecast」によると、パークのクオリティが高く国際大会も行われているカードローナでは12日(日)の予想が69cm、クイーンズタウンからほど近いリマーカブルズでは60cm、ニュージーランド最高峰を誇るマウントクックでは108cmもの積雪が1日で予想されている(9日11時30分現在)。
時期を鑑みると湿雪なのかもしれないが、雪崩などの事故には細心の注意を払ったうえで、これまで滑ることが許されなかった鬱憤を晴らすべくパウダースノーを切り裂いてほしい。