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貧富の差や人種の垣根を乗り越えAKに挑む『MOUNTAIN REVELATIONS』予告編
2021.09.01
TETON GRAVITY RESEARCHが贈る最新作『MOUNTAIN REVELATIONS』の主演を務める3人のスノーボーダーたちは10日間かけて、米アラスカ州チュガッチ山脈に自らの足で挑んだ。本作はプロスノーボーダーたちがアラスカの急峻な斜面に挑むドキュメンタリーというだけでなく、これまで歩んできた人生が大きく異なる彼らの経歴が、このトリップにどのような影響を与えたのかを検証していくストーリーである。
カリフォルニア州サンディエゴで母親と4人の兄弟とともに生まれ育ったライアン・ハドソンは、14歳までホームレスとして生きてきた。15歳で母親から法的に解放されると、リスクを抱えたホームレスの若者に教育の機会を与える施設に入ることに。2004年に企画されたスノーリゾートへのトリップでスノーボードに出会い、彼の人生は大きく変わることになる。
17歳でスノーボードに出会ったラファエル・ピースはフランスで生まれ、世界各地を転々とする生活を送ってきた。スノーボードを始めてからは南米と北米を往復する日々を過ごしながらライディングの経験を重ね、その傍らでコロラド大学で環境科学の学位を取得。自身が主宰するCONNECTION MOVEMENTを通じて、ライディングだけでなく環境保護活動や環境科学などを組み合わせて発信している、いわゆるエリートだ。
最後のひとり、ビッグマウンテンスノーボードを牽引してきたジェレミー・ジョーンズについて説明は不要だろう。このようなバックグラウンドを持つ3人が、貧富の差や人種の垣根を乗り越えて同じ斜面と対峙する物語。今秋の公開が待ちきれない。