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人生初のスノーボードが実現? 世界一乾燥したチリ・アタカマ砂漠に90cm超の大雪
2021.08.31
南米西海岸に位置する、世界でもっとも乾燥した地域として知られるチリ・アタカマ砂漠。西側にあたる太平洋側は南極から北上するペルー寒流が空気を乾燥させ、その反対の東側には標高6,000m級のアンデス山脈がアルゼンチン側に湿った空気を雪として落とすため、双方に挟まれているアタカマ砂漠は極度の乾燥地帯となっている。
年間平均降水量が12〜16mmと聞けばイメージが湧きやすいのかもしれない。やや強い雨が1時間程度しか年間に降らないということ。
しかし8月25日、90cmを超える雪が砂漠を覆ったのだ。過去50年分の降水量よりも多くの雪となった。
プロサンドボーダーのホセ・マルティネスが撮影に訪れる地であり、サンドボードのツアーやレンタルも用意されている。ローカルのサンドボーダーたちは人生初のスノーボードを体験したのかもしれない。