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岡本圭司が北京パラリンピック日本代表の第1次推薦内定選手に選出
2021.07.26
日本障害者スキー連盟は7月17日に常任理事会を開き、2022年に開催される北京パラリンピック日本代表の第1次推薦内定選手を21日に発表。2015年2月にバックカントリーの事故で右足に麻痺が残る障害を抱えてしまい、その舞台を目指していた岡本圭司が選出された。競技力に影響を及ぼすケガや故障、アンチ・ドーピング違反、インテグリティやコンプライアンス違反などがなければ推薦を取り消されることはない。
今般の選出を受けて、岡本は次のようにコメントしている。
「プロスノーボーダーとしての活動中に障害を負い、それから6年間ずっと言葉にできない悩みと戦い続けてきました。“この身体だから表現できること、今の自分だから成せること”がもがく中で少しずつ見えてきて、その先に進むために北京で最高の滑りをしたいと思っています。ここまで導いてくれた家族、仲間、チームに感謝です」
2022年3月4日から開催される北京パラリンピックのクロス競技で、タイムレースながらも岡本のフリースタイル魂が炸裂することだろう。期待したい。
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