昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となってしまい、今年も緊急事態宣言の延長に伴い3月27日に順延となったが、新潟・石打丸山で「AM JAM」が無事開催。2日間の日程を1日に短縮して、5回目を数えるアマチュア頂上決戦が行われた。
今大会はオープンクラスの男女、そして20歳以上限定のミドルクラスの3部門とこちらも縮小して行われ、総勢70名のアマチュアスノーボーダーが参戦。ここでいうアマチュアとは契約金や活動費などの金銭面だけでなく、スノーボード用品を含む物品の提供を一切受けていない者が対象。そうした一般スノーボーダーたちによる熱き空中バトルが繰り広げられた。
特筆すべきは、オープンクラス男子の表彰台に上がった選手全員がダブルコーク1080をメイクしたことに尽きるだろう。3名とも10代という若さ。シーンの底上げが著しいことを感じさせる結果である。その飛距離と高さある優雅な空中遊泳をぜひともご覧いただきたい。

また、ミドルクラスには40代のスノーボーダーも参加し大盛況のうちに幕を下ろした。ワンフットトリックが飛び出すなど、テクニカルばかりでなくスタイルが重視された大会内容が好評を博したようだ。

大会結果については公式ホームページをチェックしてほしい。一般スノーボーダーが主役のイベントだけに来シーズン、ぜひとも腕（脚？）試しに参加してみては？