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15歳の荻原大翔がBSクワッドコーク1800を完璧に成功。世界最年少記録を樹立
2021.03.02
2021年2月28日、福島・星野リゾート アルツ磐梯に造成された特設キッカーにて中学3年生、15歳の荻原大翔がBSクワッドコーク1800(縦4回転横5回転)の大技をインディグラブで演出しながら決めた。これまではノルウェーが生んだスピンマスター、今年のX GAMESビッグエア王者であるマーカス・クリーブランドが2015年秋、16歳時に決めた年齢が世界最年少記録だったことから、それを塗り替えたことになる。
得手不得手はあれど、バックサイドスピンの場合は前手でトウサイドをつかみながら後ろ手で回転をリードするウェドル(旧ミュート)グラブのほうがやりやすいとされているため、あえて後ろ手でトウサイドをグラブするインディで決めてきた点も特筆すべきだ。
2015年4月にイギリスのビリー・モーガンにより開発されたクワッドコーク。およそ6年の時を経て、日本の少年が成功させた瞬間の目撃者になっていただきたい。