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X GAMESスロープを制し2冠達成したアメリカの17歳 ダスティ・ヘンリクセン
2021.02.02
米コロラド州アスペンで開催されていたアクションスポーツの祭典、X GAMESは昨日をもって閉幕した。このコロナ禍の中、安全を確保したうえで大会運営に尽力した関係各位、そして出場ライダーたちに敬意を表したい。
さて本サイトでお伝えする最後の種目、唯一日本人が出場しなかった男子スロープスタイルでは、Tシャツ姿で難コースをスムースに駆け抜けたアメリカの17歳、本日2月2日に18歳を迎えたダスティ・ヘンリクセンがナックルハックに続き、スロープスタイルでも金メダルを獲得した。
カリフォルニア州に位置するパークの聖地、マンモスマウンテンをホームとするダスティ。昨シーズンのBURTON US OPENでもTシャツ姿で登場し、ラストヒットのキッカーでBSクワッドコーク1800を決めて出場ライダーたちから胴上げされていたのが強く印象に残っている。
そんなダスティをUS OPENで破った角野友基は、ビッグエアには参戦したもののスロープスタイルへの出場は許されなかった。近年の角野はアメリカに拠点を置き、競技だけでなくバックカントリーやストリートを舞台にフィルミング活動に精を出しているだけに、これまで以上に総合滑走力に磨きがかかっており、イコール、スロープスタイルの実力も上がっている。それをUS OPENで証明していただけに、今大会への出場が叶わなかったことは残念で仕方ない。
男子スロープスタイル結果
1位 ダスティ・ヘンリクセン(アメリカ)
2位 モンス・ロイズランド(ノルウェー)
3位 レネ・リンネカンガス(フィンランド)
4位 ジャッド・ヘンクス(アメリカ)
5位 マーカス・クリーブランド(ノルウェー)
6位 レッド・ジェラード(アメリカ)
7位 スヴェン・ソーグレン(スウェーデン)
8位 ステール・サンドベック(ノルウェー)
9位 リヨン・ファレル(アメリカ)
10位 セバスチャン・トータント(カナダ)