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今季号「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」12月18日(金)発売
2020.12.10
日本が世界に誇る、全国津々浦々のスノーエリア特集。
スノーボードがライフスタイルの一部と化している人々にとって、この冬が千載一遇のチャンスであることは言うまでもないだろう。今世紀、二度とないかもしれない。そう、新型コロナウイルスが引き起こしたパンデミックにより、外国人スノーボーダー&スキーヤーが来日できないから。いわゆる“JAPOW”が余るということだ。
それほどまで、北海道・ニセコや長野・白馬を中心に大挙して押し寄せていた外国人は、なぜ日本の雪山にこだわり続けているのか。それは、ここまで多くの人々が日常生活しているエリアに雪が大量に降る国がないから。米アラスカの僻地やカナダBC州の山奥には、もちろん大量に極上パウダースノーが降り注ぐ。しかし、それとはワケが違う。街があり、その近くに多くのゲレンデが点在し、ハイクオリティなパウダースノーが堪能できる。しかも、食事も温泉も人も最高。さらに言えば、リフト券が格安だ。これらが日本が世界に誇るべき価値なのである。
これを言い換えれば、僕たちは世界中の雪を愛する人々が羨む環境に住んでいるということ。だからこそ、ニッポンの雪と山と文化を改めて知ってほしく、この一冊を編むことにした。
世界一の豪雪大国に住むスノーボーダーの胸に、“JAPOW PRIDE”を刻みこんでもらいたい。
コンテンツ紹介
特集エリア
北海道 / 札幌 都会に極上パウダーが降り積もる世界一の街
北海道 / 道北 世界中のスノーボーダーが羨む “JAPOW”の最高品質
北海道 / ニセコ 世界が認める粉雪に覆われた日本屈指のリゾート
東北 / 北東北 上質な雪が大量に降り注ぐ山々に恵まれた上手くなれる地
東北 / 南東北 表と裏で異なる表情を攻略する面白さ
群馬 / 利根沼田 マウンテン&パークライディングが密接に絡み合う地
新潟 / 魚沼 屈指の豪雪エリアが育んだフリースタイル文化
新潟 / 妙高 日本のバックカントリーライディング発祥の山
長野 / 白馬 100年の歴史を誇るバックカントリーと世界的リゾートの融合
長野 / 北信 山々に囲まれた歴史と伝統あるダイバーシティなスノーエリア
岐阜 / 飛騨 独自の価値観が文化を醸成するパウダースポット
西日本 / 近畿・中国 想像を超える本格スノーエリアとビッグマウンテン
ローカルライダー・インタビュー
安藤健次 / 札幌 フリースタイルのすべてを楽しみたいし、楽しめる。
佐藤秀平 / 道北 スノーボーダーにとって、ここは聖地。
渡辺大介 / ニセコ こんな“泳げるような雪”は、ほかにない。
杉本幸士 / 北東北 ゲレンデ内でも、十分に楽しめる。
松浦広樹 / 南東北 雪は当たり前に降るから、どう遊ぶかが大事。
中山悠也 / 利根沼田 移住者だからこそ、冒険して得たリアルな情報。
関口 敬 / 魚沼 難しいからこそ、面白い。
小西隆文 / 妙高 雪山を選べる、それが魅力。
美谷島 慎 / 白馬 地球の気候に感覚を研ぎ澄ませ、仲間と楽しく。
中山二郎 / 北信 世界に誇るスノーエリアで、滑り続けるために。
太田宜孝 / 飛騨 軽い雪と、心地よい空気感。
中尾正明 / 近畿・中国 ほかに引けをとらない、素晴らしい斜面。
ISSUE 11 JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る── A4サイズ / フルカラー / 日本語・英語 / 150ページ / 1,800円(税込)
※以前のようにサブスクライブではなく1号ずつお買い求めいただけます
ON THE COVER
rider: Takafumi Konishi
location: Seki Onsen, Niigata in 2020.
photo: KA2@A.D.P. . .
※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます