このオフシーズンを通じて22回に渡り、そのほとんどが1分以内、短いものは7秒という予告編ムービーを投じてきたBURTON。2012-13シーズンの『13』以来となる8年ぶりの本格長編ムービー『ONE WORLD』に対する注力ぶりを伺わせているわけだが、すべてのティザー動画のタイトルが数字を絡めたものだった。スピンの角度や積雪量、ターンや転倒の数など、そのテーマは多様なわけだが、この『ONE WORLD』は数字を全面に押し出した作品となっている。
92,864のステップを踏み、999のアイデアを出し、457キロヘルツの周波数（ビーコン）、113のピロー、76のスラッシュを、72日間かけて、39人の世界各国を代表するライダーたちが、21針縫う傷を負いながら本作を作り上げた。スノーボード愛や雪山に対する感謝の気持ち、そして未知なる世界への好奇心を持ちながら、国境を越えた同じマインドを共有するライダーたちが力を合わせて。
セオリーであればそうした出演ライダーたちが全面に押し出されるわけだが、シーンを牽引するトップブランドの看板を背負っている彼らだからこそ、あえて名前を出さずとも顔が名刺代わりということなのだろう。39人全員とはいかないが一部を紹介しておくと、ダニー・デイビス、マーク・マクモリス、レッド・ジェラード、ミッケル・バング、ベン・ファーガソン、ブロック・クラウチ、マーク・ソラーズ、テリエ・ハーカンセン、アンナ・ガッサー、ゾイ・サドウスキー・シノット、マリア・トムセンらが出演。若きオリンピック金メダリストからリビングレジェンドまで、超豪華な面々が顔を揃えている。
11月17日より、Amazonプライム・ビデオにて全世界へ配信されることが決定。公開が待ちきれない。さらなる詳細が気になる方は、Burton.com/oneworld をチェックせよ。