今年3月、新型コロナウイルス感染拡大の影響により一斉休校、そして大規模イベントの自粛要請が出されるなか、暖冬の影響により雪不足に悩まされていたゲレンデは続々とクローズ。そして、4月16日に緊急事態宣言の対象が全国に拡大されると、すべてのゲレンデが営業終了となり、強制的に2019-20シーズンは幕を下ろした。スノーボードを生業としているプロでさえも、3月でシーズンを終えたというケースも少なくなかったのかもしれない。
雪解けとともに、コロナ禍やWithコロナというワードが世間で飛び交い、新しい生活様式が求められながらも、シーズン前にみんなでウィンターシーズンを盛り上げるようなイベントができないかと模索した結果、この「雪乞（ゆきごい）CAMP」が誕生した。初開催となる今年は、10月24〜25日の2日間、冬や雪をテーマにしたキャンプイベントとして新潟・舞子スノーリゾートで行われる。
BURTONやSALOMONなどが名を連ねるブランドモールにはスノーアイテムの販売ブースが並び、様々なゲレンデの早割リフト券の販売や体験型のワークショップなどが実施される。ステージでは冬や雪をテーマとしたトークショーが予定されているので、ローカルフードを味わいながらドリンク片手に、きたるシーズンに向けて想いを馳せてみるのも悪くない。
新型コロナウイルスの感染対策を徹底したうえで開催される本イベント。参加者一人ひとりも責任を持った行動を心がけたうえで、ウィンターシーズンの訪れをみんなで祝ってみてはどうだろう。
 
「雪乞CAMP」開催概要
▷開催日: 2020年10月24日（土）〜25日（日）
▷入場料: 1泊2日キャンプ参加 6,000円（2日券、フリーサイト利用料含む、場内利用券1,000円付き）
　　　　 日帰り参加 1,500円（1日券、場内利用券500円付き）
▷場所: 新潟・舞子スノーリゾート（舞子高原オートキャンプ場）
▷公式ホームページ: https://yukigoi-camp.com/
※入場には事前登録が必要。詳しくは公式ホームページへ