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真夏のオーストリア・アルプスで40cmもの降雪を記録
2020.08.06
8月5日、オーストリア・アルプスのスチューバイやカウナータール、ピッツタールといった氷河エリアが存在するスノーリゾートに、この時期としては珍しく40cmもの新雪が舞い落ちた。
オーストリアの主要環境保護団体によると、地球温暖化が引き起こす雪不足の影響による同国の観光産業の損害額は年間で3億ユーロ(約376億円)と試算されており、人工雪の活用などが模索されていただけに吉報だ。これらのリゾートは来月にオープンが予定されている。
スノーシーズンはもうすぐそこ。うだるような暑さのなか過ごしている日本人スノーボーダーにとっても、こうしたニュースは気持ちが高ぶる。
photos: Kaunertaler Gletscher, Pitztaler Gletscher