BACKSIDE (バックサイド)

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バンクーバー五輪金メダル候補 ケビン・ピアスが死の淵から生還した10年後の今

2020.07.23

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2009年12月31日、米ユタ州パークシティのスーパーパイプでのトレーニング中、キャブダブルコーク1080の着地を誤って頭部を強打し、重度の外傷性脳損傷(TBI)を負ってしまったケビン・ピアス。2009年1月に行われた、現在のLAAX OPENの前身であるBURTON EUROPEAN OPENハーフパイプでは、翌年のバンクーバー五輪でオリンピック2大会連続金メダルを獲得することになる当時無敵状態だったショーン・ホワイトを破るなど、バンクーバー五輪の金メダル候補として注目されていた矢先のアクシデントだった。
32日間も意識不明の状態に陥っていたのだが、2011年12月には雪上復帰を果たすなど、奇跡的に回復。2010年10月に筆者は幸運にも、バーモント州にある彼の自宅を訪れる機会に恵まれた。そこには、まだ言葉はたどたどしかったものの、確実に回復に向かっている笑顔のケビンがいたのだ。そこでドキュメンタリームービー制作の話があることを教えてくれていたのだが、2013年に公開された『THE CRASH REEL』がそれである。改めて予告編ムービーを添えておくが、この作品が公開された後に、ケビンは脳震盪を含むTBIからの回復を支援する非営利団体「LOVE YOUR BRAIN」を立ち上げた。
22歳のときにオリンピックの夢を絶たれてしまったケビンは現在32歳。2009年12月31日にヘルメットをかぶっていなければ、今の自分はいないということを人々に語り続けている。

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