さる6月12日、米ユタ州ソルトレイクシティからおよそ24kmの距離に位置するリトルコットンウッドキャニオンに、コロナ禍にも関わらず多くのスノーボーダーが集結した。人種を超えた世界的な問題であるBLACK LIVES MATTER運動への支援として、DIYで作られたセクションにてジャムセッションを行うイベント「BARRIER TO ENTRY」が開催されたためだ。
新型コロナウイルス感染症、いわゆるCOVID-19の影響を大きく受けたアメリカでは、日本以上にスノーリゾートの閉鎖が相次いだわけだが、その鬱憤を晴らすかのように大盛況のイベントと化したようだ。アートオークションやチケット販売の収益などを含めると、BLACK LIVES MATTER運動のために6,000ドル以上の寄付金を集めた。
楽しみながら社会貢献するという、スノーボーダーらしさあふれる素晴らしいアクションだ。