BACKSIDE (バックサイド)

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日米パイプ決戦となったUS GRAND PRIXで戸塚優斗が今季初優勝。平野流佳は3位

2020.02.01

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米コロラド州アスペンでのX GAMESを終えたばかりの日本チームは、間髪入れずにカリフォルニア州マンモスマウンテンへ移動してUS GRAND PRIXに挑んだ。W杯の一戦に位置づけられており、オリンピック代表を目指すアメリカ勢にとっては大事な一戦となるわけだが、男子では日本の戸塚優斗が今季初優勝を飾った。平野流佳も3位となり、日本勢2名が表彰台を射止める結果に。
戸塚はX GAMESで初披露したCABダブルコーク1260を2ヒット目に組み込むルーティンで、大きな進化を示した。3本目のランでFSダブルコーク1440インディ→CABダブルコーク1260クレイル→スイッチBS900インディ→CAB1080ノーズtoテール→FSダブルコーク1260インディで97.2ポイントを獲得。3方向へのダブルコーク1260を操るスコッティ・ジェームス(オーストラリア)は参戦していなかったのだが、序盤にダブルコーク1440から1260につなげるこの超高難度なルーティンであれば、もしかすると王者を陥落させることができたかもしれない。

3位の流佳は高さのあるFSダブルコーク1260インディから入ると、BS900ミュート→FSダブルコーク1440インディ→CABダブルコーク1080ミュート→FS1260テールを2本目に決めて87.8ポイント。2位のテイラー・ゴールド(アメリカ)に、わずか0.4ポイント及ばなかった。

もうひとり参戦していた日本人男子、平野海祝は9位に終わった。
 
女子は中国のトップ2が表彰台をゲット。今季好調のツァイ・シュートンが優勝、3位には平昌五輪銀メダリストのリュウ・ジャユが輝いた。アメリカのマディ・マストロは2位でフィニッシュ。
X GAMESでメダルを勝ちとった今井胡桃と松本遥奈ら日本勢は表彰台に届かなかった。
 
男子結果
1位 戸塚優斗(日本)
2位 テイラー・ゴールド(アメリカ)
3位 平野流佳(日本)
9位 平野海祝(日本)
全結果はこちら
 
女子結果
1位 ツァイ・シュートン(中国)
2位 マディ・マストロ(アメリカ)
3位 リュウ・ジャユ(中国)
6位 今井胡桃(日本)
7位 松本遥奈(日本)
8位 小野光希(日本)
9位 冨田るき(日本)
全結果はこちら

photo: FIS SNOWBOARDING

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