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ユース五輪ビッグエアで木俣椋真&浅沼妃莉がダブル金。川上蒼斗は銀メダル
2020.01.23
ハーフパイプ男女に続いて、ビッグエアでも日本人ライダーが男女ともに頂点に立つという快挙を成し遂げた。日本のスノーボードは強すぎる。
スイス・ローザンヌで開催されているユースオリンピックは15歳から18歳までのアスリートが対象となっており、ビッグエア競技では17歳の木俣椋真と浅沼妃莉が金メダル、15歳の川上蒼斗が銀メダルを獲得した。
優勝した木俣は1本目からFSトリプルコーク1440ミュートをパーフェクトストンプして96.5ポイントをマークすると、2本目には超高難度トリックであるCABトリプルコーク1440ミュートを決めて1本目を上回る98.5ポイントを叩き出した。3本目を滑走する時点で金メダルが決まっていたため、挨拶代わりのFS360でウイニングランを飾った。
川上はFSダブルコーク1440テールを2本目に決め96ポイントと高ポイントを記録し、メダルがかかった3本目、BSトリプルコーク1440トラックドライバーを完璧に成功させて95.75ポイント。逆転で銀メダルを手繰り寄せる勝負強さを発揮した。
浅沼は1本目にCABダブルアンダーフリップ900ミュートで93.5ポイントをゲットし、3本目には2本目でナックルに落ちて一瞬ヒヤッとさせられたダブルバックフリップ・インディをしっかり決めて金メダルを手中に収める結果に。WORLD ROOKIE FINALSのスロープスタイル女王やストリートコンテスト「ROCK A RAIL」の覇者を従えての優勝には価値がある。
繰り返しになるがもう一度言わせてほしい。日本のスノーボードは強すぎる。
男子ビッグエア結果
1位 木俣椋真(日本/17歳)
2位 川上蒼斗(日本/15歳)
3位 リアム・ブレアリー(カナダ/16歳)
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女子ビッグエア結果
1位 浅沼妃莉(日本/17歳)
2位 アニカ・モーガン(ドイツ/17歳)
3位 メリッサ・ペパーキャンプ(オランダ/15歳)
6位 奥山華波(日本/17歳)
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