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RyoAizawa

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メジャー大会の戦績ではなく創造性が評価されビッグスポンサーを獲得した相澤亮

2019.10.10

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X GAMESやBURTON US OPENなどで活躍する日本人ライダーは増え、国内ではオリンピックに照準を合わせて一般企業がスポンサードするケースも多々ある。だがオリンピックに関係なく、先述した世界的なメジャー大会で好成績を収めているライダーたちは、エナジードリンクメーカーから手厚くサポートを受ける傾向が強い。
 
ここ数年で言えば、スロープスタイル&ビッグエアの大塚健がRED BULLから、ハーフパイプの戸塚優斗とスロープスタイル&ビッグエアの村瀬心椛がMONSTER ENERGYから、スロープスタイル&ビッグエアの岩渕麗楽がROCKSTARからサポートを受けている。それ以前から現在進行形で大会に出場している角野友基と鬼塚雅はRED BULLからスポンサードを受けており、競技生活にピリオドを打った平岡卓はスポンサー契約を解除されるというわかりやすい事実もある。
 
そんななか、メジャー大会で目立った戦績があるわけではないが、相澤亮がMONSTER ENERGYと正式契約を交わしたというニュースが舞い込んできた。今夏はニュージーランドに長期滞在し、ソチ五輪スロープスタイル銀メダリストのステール・サンドベックが配信している『STALE LIFE』に頻繁に出演するなど、単身でグローバルライダーたちのなかに飛び込み、“いい動き”をしていることは重々承知していたのだが。
 
「RIDER WORKSのサポートでアメリカやヨーロッパ、ニュージーランドに渡り、多くの海外ライダーたちと滑るチャンスがありました。あまり英語は喋れないんですけど、好きなライダーたちとセッションしたいから積極的に絡みにいったんです。そうしたらみんないい感じで受け入れてくれて、セッションできるようになりました。さらに彼らのつながりでRED BULL RECHARGEDや、この夏はニュージーランドでJOSSI WELLS INVITATIONALに出場できることになって、ビッグエアで勝つことができたんです。その流れでMONSTERのチームマネージャーから声をかけてもらえて、とてもうれしかったですね!」
 
相澤は現在の心境を率直に語ってくれた。
 
JOSSI WELLS(ジョサイア”ジョシー”ウェルズ)とは、ニュージーランドのフリースタイルスキーヤーであり、彼の名を冠したこのイベントは大会というよりもライダーズイベント。ジャッジ陣もライダーが名を連ねているだけに、難易度よりもスタイリッシュさが評価される傾向にあるようだ。
 
そうした大会で勝つことは、メジャー大会でのメダルとは少し意味合いが異なるだけに、MONSTER ENERGYのチームマネージャーを務めるオースティン・ホッジス氏に話を聞いていみた。
 
「リョウの個性的なスタイルと、高難度なトリックを操るテクニカルなスキルを融合させることで、彼は現在のシーンにおいて最高の新人ライダーとして我々のリストに名を連ねていたんだ。エッジィかつリラックスしたパーソナリティとともに、それは彼のライディングや創造性を通じてもまた垣間見ることができるよ」
 
コンテストで勝つことはもちろん大事だが、それだけでは物足りない。昨今は世界的に競技志向が強い傾向にあるからこそ、表現力や創造力がスノーボーダーとして大切であり、相澤はそうした面で大きな期待を寄せられているのだ。
 
枠にとらわれることなく彼独自のスタイルを確立してほしい。今後の活躍が楽しみだ。

photo: Marcus Skin

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