スロープスタイル＆ビッグエア競技では表彰台の常連であり、競技者としてシーンを牽引しているカナダを代表するスノーボーダー、マックス・パロット。言わずと知れた平昌五輪スロープスタイルの銀メダリストであるわけだが、24歳という若さで悪性リンパ腫のひとつであるホジキンリンパ腫と診断されたことを今年1月に公表、オンスノーから姿を消して治療に専念していた。
不屈の精神力の賜物だろうか。マックスはガンを克服し、今月末に開催されるX GAMESノルウェー大会より競技復帰すると公表。自身のInstagramでは、「7ヶ月間に渡ってベストを尽くし、ついにガンに打ち克つことができた！」とポストした数日後、「X GAMESノルウェー大会に出場できることに、とても興奮しているよ！ 昨シーズン、大会に出れなかったことは変な感じだったんだ。コンテストに戻れることをとても楽しみにしているし、待ちきれないよ！」という感情をむき出しにしたコメントを綴ったうえで再投稿（本記事に添付）していた。
マックスの復帰を祝うためにも、真夏のビッグエア頂上決戦に注目したい。現地時間の8月31日、ノルウェーの首都であるオスロに位置するテレノール・アリーナで開催される。