BACKSIDE (バックサイド)

BACKSIDE (バックサイド)

https://backside.jp/news-506/
12137

NEWS

芸術的パークが舞台の新感覚コンテストにテリエや金メダリスト&日本人多数参戦

2019.04.19

  • facebook
  • twitter
  • google

4月22日(月)からオーストリア・ゼルデンで開催される「THE AUDI NINES」。昨年、その独創的なパークレイアウトや撮影手法が大きな話題を呼び注目を集めたわけだが、今季はさらにパワーアップ。そのコース造成の舞台裏ムービーが公開されているのでご覧いただきたい。
今大会では男女別のセットアップが用意される。男子はゼルデン、女子はゼルデンから車で20分ほどの距離に位置するオーバーグルグルが舞台。男子の会場には16人のシェイパー、3台のスノーキャット、2台のバックホウ、150,000㎥の天然雪が、女子の会場には8人のシェイパー、2台のスノーキャット、1台のバックホウ、35,000㎥の天然雪がが投入され造成。そのスケール感が伝わるのではないか。
特筆すべきは、男子のパークに用意される高さ10m、幅2.25mの金属製のLAUNCH PAD(発射台)だ。かなり細めのキックとなっているので、スノーボーダーがスピントリックを仕掛けるのは至難の業だろう。女子のパークでは、UFOと銘打たれた複合型のジブセクションが目玉アイテムとなる。
こうした欧州を代表する新感覚コンテストには、地元・オーストリアを代表するビッグエア女王アンナ・ガッサー、そしてリビングレジェンドとして周知されているテリエ・ハーカンセンら大御所ライダーたちが名を連ねる。そんなトップライダーたちと肩を並べて、我が日本からは片山來夢、大久保勇利、藤森由香、岩渕麗楽、鬼塚雅が参戦予定だ。24日(水)にナイトシューティング、27日(土)にコンテストが行われる。
ハーフパイプやビッグエアといった既存のアイテムではなく、このように想像力を掻き立てられるパークで彼らのライディングが拝めるTHE AUDI NINES。日本人ライダーたちの上手さや強さはすでに折り紙付きと言えるだけに、本イベントでは彼らのクリエイティブな滑りに注目したい。

RECOMMENDED POSTS