BACKSIDE (バックサイド)

BACKSIDE (バックサイド)

https://backside.jp/news-494/
11807
YutoTotsuka

NEWS

W杯ハーフパイプ最終戦は戸塚優斗が優勝、冨田せなが2位で有終の美飾る

2019.03.10

  • facebook
  • twitter
  • google

米カリフォルニア州マンモスマウンテンで開催されているFISワールドカップ・ハーフパイプ最終戦は強風が吹き荒れるなか行われ、男子は戸塚優斗が優勝、女子は冨田せなが2位となる好成績を収めた。
男子優勝の戸塚は2本目、FS900メロン→BS900ミュート→FS1080テール→CAB1080テール・ノーズと決め、ラストヒットでFSダブルコーク1440を繰り出して見事メイク。厳しいコンディションながらも素晴らしいランを成功させて95.75ポイントを獲得し、トップにつけていたパット・バーグナー(スイス)を4ポイント上回る逆転劇を演じた。前回のカルガリー大会に続く連勝となり、今季2勝目。

そのほかの日本人ライダーは穴井一光が7位、BURTON US OPENで2位と調子を取り戻して乗り込んだ片山來夢は11位、同大会で5位となり一躍その名を世界中に知らしめた平野流佳は13位に甘んじた。
 
また、女子の予選をトップのポイントで通過していた冨田は2本目、FS900メロン→BS540ミュート→FS720インディ→CAB720ミュート→FS540ステイルフィッシュ→メソッドを決めて85.25ポイントを記録。首位のツァイ・シュートン(中国)には届かなかったが2位でフィニッシュし、今季最高位を獲得した。

BURTON US OPENで冨田とともにファイナリストとなった松本遥奈は7位、大江光は8位。今季好調の今井胡桃はユニバーシアード大会に参戦していたため欠場となった。
王者スコッティ・ジェームス(オーストラリア)、女王クロエ・キム(アメリカ)、その女王をBURTON US OPENで撃破したマディ・マストロ(アメリカ)ら強豪は参戦していなかったものの、戸塚と冨田の好成績に加えて、今大会は男女ともに出場していた日本人ライダー全員がファイナルへ進出を果たすなど、来季へとつながる最終戦となったことだろう。
日本勢のさらなる飛躍に期待したい。
 
男子ハーフパイプ結果
1位 戸塚優斗(日本)
2位 パット・バーグナー(スイス)
3位 デレック・リビングストン(カナダ)
7位 穴井一光(日本)
11位 片山來夢(日本)
13位 平野流佳(日本)
全結果はこちら
 
女子ハーフパイプ結果
1位 ツァイ・シュートン(中国)
2位 冨田せな(日本)
3位 ベレナ・ローラー(スイス)
7位 松本遥奈(日本)
8位 大江 光(日本)
全結果はこちら

RELATED POSTS

LOAD POSTS