BACKSIDE (バックサイド)

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BURTON US OPENジュニアジャムで12歳の嶋崎玖が2位と大躍進

2019.02.27

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米コロラド州ベイルで開幕した37回目を数える伝統の一戦、BURTON US OPEN。まずは14歳以下のジュニアジャムが高さ7m超を誇る、大人と同スペックのスーパーパイプを舞台に行われた。
日本人として参戦していた嶋崎兄弟の兄・玖(きゅう)は、1発目から高さのあるBSメロンを決めると、FS900→BS900→FS720→ハーカンフリップ→クリップラーを決めて92.87ポイントを獲得。2位に輝き、その名を世界中に轟かせた。

兵庫県出身の小学6年生ながら、堂々たる態度で大会に臨んでいた玖。今後のさらなる飛躍に期待したい。
 

JuniorJamPodium

優勝したヴァレンティノ(中)と健闘を称え合う玖(左)

 
優勝は前回大会2位の13歳、ヴァレンティノ・ギュゼリ(オーストラリア)。トリックの難易度としては玖と大差はなかったものの、圧倒的な高さを誇るエアを連発しての勝利だった。

玖の弟、9歳の珀(はく)は8位と大健闘。小さい身体から繰り出される多彩なトリックに、オーディエンスは大きく沸いていた。大会後、表彰台に立った兄をたったひとりで見つめ、拍手を贈っている姿がとても印象的だった。この経験が必ずや、近い将来のジュニアジャムで発揮されるに違いない。
 

HakuShimasaki

9歳とは思えないライディングスタイル

 
なお、女子で2連覇を達成している小野光希は14歳なので参加資格はあったものの、オープンクラスへの出場権を有しているため参戦しなかった。
 
ジュニアジャム男子結果
1位 ヴァレンティノ・ギュゼリ(オーストラリア)
2位 嶋崎 玖(日本)
3位 フィン・ブロック・ウォンブル(アメリカ)
8位 嶋崎 珀(日本)
 
ジュニアジャム女子結果
1位 ブルック・ドント(カナダ)
2位 アレクサンドリア・シムソヴィッツ(アメリカ)
3位 ライリー・リベラ(アメリカ)
 
全結果はこちら

photos: Akira Onozuka

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