BACKSIDE (バックサイド)

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ハーフパイプ頂上決戦 LAAX OPENは戸塚優斗が2位。スコッティとクロエが制覇

2019.01.20

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スイス・ラークスで行われた欧州最大規模の一戦、LAAX OPENハーフパイプで戸塚優斗が2位となり、前日のスロープスタイルを通じて日本人でただひとり表彰台を射止めた。十八番であるFSダブルコーク1260や独特の回転軸を誇るBS900などをクリーンに決めて92ポイントを獲得。今大会はFISワールドカップとの併催となっているため、シーズン序盤から2大会連続で表彰台に上がる好発進となった。
以外の日本人ライダーは片山來夢が4位、平野流佳は5位となり、3位のジェイク・ペイツ(アメリカ)とわずか1.5ポイント差のなかに、この3人がひしめくという混戦に。穴井一光は予選で涙を呑んだ。
優勝したスコッティ・ジェームス(オーストラリア)は、ファーストヒットからスイッチBS1080を決めると、精度の高いBSダブルコーク1260やラストヒットで高さのあるFSダブルコーク1260を決めるなど、完成度の高いルーティンを披露。95.75ポイントを記録し、オリンピックメダリストとしての貫禄を示した。
女子はクロエ・キム(アメリカ)が圧勝。BSメソッド→FS1080→CAB1080→FS900→BS360という、彼女としては抑え気味のルーティンにも関わらず93.75ポイントをマーク、2位に13ポイント以上の差をつけての優勝となった。
気になる日本人ライダーの結果は、今井胡桃が7位、大江光が9位、冨田せなが10位でフィニッシュ。日本のエース・松本遥奈は予選敗退となった。
男子は平昌五輪のトップ2である、ショーン・ホワイトと平野歩夢が東京五輪から正式種目となるスケートボードでのオリンピック出場を目論んでいるため、今シーズン、さらには来シーズンの参戦も見送られるのかもしれない。今月末に控えたX GAMESでも、スコッティ、そして戸塚や片山らの熾烈なるバトルが繰り広げられるのだろう。

男子結果
1位 スコッティ・ジェームス(オーストラリア)
2位 戸塚優斗(日本)
3位 ジェイク・ペイツ(アメリカ)
4位 片山來夢(日本)
5位 平野流佳(日本)
13位 穴井一光(日本)
全結果はこちら
 
女子結果
1位 クロエ・キム(アメリカ)
2位 ケラルト・カステリェト(スペイン)
3位 アリエル・ゴールド(アメリカ)
7位 今井胡桃(日本)
9位 大江 光(日本)
10位 冨田せな(日本)
21位 松本遥奈(日本)
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