BACKSIDE (バックサイド)

BACKSIDE (バックサイド)

https://backside.jp/news-442/
10860

NEWS

大塚健&鬼塚雅が優勝、岩渕麗楽が2位と日本勢が躍進。W杯スロープスタイル

2018.12.21

  • facebook
  • twitter
  • google

2022年に開催される北京五輪のスノーボード競技会場である中国・シークレットガーデンで行われたFISワールドカップ・スロープスタイルで、大塚健と鬼塚雅がダブル優勝を果たした。FIS大会のスロープスタイルは初戦となったわけだが、この両名はこれまでのビッグエア3戦を含めて4大会連続で表彰台に上がったことになり、大塚は2勝目(ジュニア世界選手権を含めれば4勝目)、鬼塚は今季初優勝。さらに、女子では岩渕麗楽が2位となり、鬼塚とのワンツーフィニッシュは今季3回目ということになる。
男子優勝の大塚は、BS270オンやCAB270オンから270オフなど確実にジブセクションを攻略すると、FSダブルコーク1440→BS1260→CAB1260という彼にとっては抑えたルーティンではあるものの87.1ポイントをマークして、1本目からトップに立って逃げ切った。

女子は、2本目まで首位をキープしていた鬼塚が3本目で岩渕に逆転を許すと、最終滑走となる3本目のランでFS50-50からのBS360オフやFSリップスライドなどジブトリックを決め、CAB900→FS360→BS720と3連ジャンプをクリーンに成功させて86.2ポイントを記録。見事な逆転劇となった。

ハーフCABオンやFSリップスライド270オフなどジブセクションで果敢に攻め、ジャンプセクションではFS540→CAB540→あわやフラットまで届きそうなくらい巨大なBS720を披露した岩渕の得点はわずか0.99ポイント、鬼塚に及ばなかった。

日本人ライダーでファイナルに駒を進めた大久保勇利は7位、國武大晃は10位と力及ばず。飛田流輝は予選で涙をのんだ。
 
男子スロープスタイル結果
1位 大塚 健(日本)
2位 ニクラス・マットソン(スウェーデン)
3位 ブラッド・ハダリン(ロシア)
7位 大久保勇利(日本)
10位 國武大晃(日本)
15位 飛田流輝(日本)
全結果はこちら
 
女子スロープスタイル結果
1位 鬼塚 雅(日本)
2位 岩渕麗楽(日本)
3位 ルシール・ルフェーブル(フランス)
全結果はこちら

RECOMMENDED POSTS