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平野流佳2位、戸塚優斗&今井胡桃が3位。W杯中国大会ハーフパイプ結果

2018.12.21

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2022年の北京五輪スノーボード競技の開催地である中国・シークレットガーデンで行われているFISワールドカップ・ハーフパイプ種目が幕を下ろし、強風が吹き荒れるなか、男子はヤン・シェラー(スイス)、女子はツァイ・シュートン(中国)が優勝を飾った。男子2位は平野流佳、3位には戸塚優斗、女子3位には今井胡桃が入り、日本人ライダー3名が表彰台を射止めた。
男女ともにハーフパイプ強国として知られる、日本、中国、スイス勢での争いに。男子優勝のヤンは、BSダブルコーク1260→FSダブルコーク1080→CAB1080→FS1080→スイッチBSアーリーウープ360をクロスロケットという個性的なグラブで決め、高難度トリックとのメリハリが評価されたのか95.5ポイントという高得点をマークした。

平野は3本目、FS900→BSダブルコーク1260→FSダブルコーク1080→CABダブルコーク1080→FS1260と高回転スピンを取り入れたルーティンを見事に成功させ、直前に逆転を許した戸塚の得点を0.25ポイント上回っての準優勝となった。

FSダブルコーク1260→BS900→FS1080→CAB1080→FSダブルコーク1080を決めた戸塚は3本目で暫定2位につけるも、BS900でのグラブが甘かったせいか、平野に逆転を許してしまう結果に。

女子優勝のツァイはFS540→CAB540→FSトゥフェイキー→CAB720→FS720とスピンは720以下に抑えたが、全体的にエアの高さを際立たせた演技構成。2位のベレナ・ローラー(スイス)はBSメソッド→FS540→BS540→FS720→CAB720だったのに対し、今井はファーストヒットからスムースなFS900を決め、BS540→FS720→ハーカンフリップ→FS540とつないだ。ベレナに対してエアの高さは遜色ないように映ったが、ハーカンフリップでのボトム落ちが減点されたのか、3ポイント及ばず3位となった。

以外の日本人ライダーは、男子は穴井一光が4位、女子では大江光が4位、松本遥奈が5位でフィニッシュ。片山來夢はDNSとなった。
 
男子ハーフパイプ結果
1位 ヤン・シェラー(スイス)
2位 平野流佳(日本)
3位 戸塚優斗(日本)
4位 穴井一光(日本)
全結果はこちら
 
女子ハーフパイプ結果
1位 ツァイ・シュートン(中国)
2位 ベレナ・ローラー(スイス)
3位 今井胡桃(日本)
4位 大江 光(日本)
5位 松本遥奈(日本)
全結果はこちら

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