ニュージーランド・カードローナで行われているFISジュニア世界選手権スロープスタイル男女予選が行われ、ビッグエア種目に続いて大塚健（17）と村瀬心椛（13）がトップ通過となり、大塚と同じヒートで5位に入った川上蒼斗（14）を合わせた3名が決勝へと駒を進めた。
大塚はトップ画像のようにジビングをスタイリッシュに決めるなどして、ビッグエアで銀メダルを獲得したアメリカのルーク・ウィンケルマン（17）らを抑えて、両ヒートを通じてトップとなる90ポイントを獲得。昨日行われたビッグエア女子で優勝を飾った村瀬は連戦となったわけだが、同種目には出場していなかった平昌五輪ビッグエアの銅メダリストであるゾイ・サドウスキー・シノット（17）に5ポイント以上の大差をつけての1位には価値がある。
ファイナルは明日8月31日（金）に行われる予定。日本勢の躍進に期待したい。
 

連戦の疲れを苦にすることなく軽快なジャンプを繰り出す村瀬心椛

 
男子予選結果
https://data.fis-ski.com/dynamic/results.html?sector=SB&raceid=15061
 
女子予選結果
https://data.fis-ski.com/dynamic/results.html?sector=SB&raceid=15060

photos: FIS SNOWBOARD WORLD CUP