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ルーキー男子は表彰台独占。グロム男女も優勝とスロープでも10代の日本人が大躍進
2018.04.15
オーストリア・キッツシュタインホルンで開催されているWORLD ROOKIE FINALS 2018。ハーフパイプとスロープスタイルの2種目が行われ、世界中から総勢141名の10代ライダーたちがこの地に集結した。
13日に行われたハーフパイプに引き続き、14日にはスロープスタイルの決勝が行われ、またしても日本人ライダーたちが大躍進。早速、その結果をお伝えしたい。
ハーフパイプ同様に、2000〜2002年生まれが出場するルーキー部門と、2003年以降に生まれたライダーが出場するグロム部門が男女それぞれあるため4種目で行われ、ルーキー部門の男子では大塚健が優勝、2位に大久保勇利、3位に木俣椋真が入り、日本人が表彰台を独占した。優勝した大塚は、BSダブルコーク1260→CABダブルコーク1260をバック・トゥ・バックで決めるなどして97ポイントというハイスコアをマークした。
なお、優勝した大塚は5月に行われるX GAMESノルウェー大会に招待される。
グロム部門の男子は本記事トップの写真に登場している14歳の山田悠翔が、女子は13歳の村瀬心椛がそれぞれ優勝。山田はCAB900からBSダブルコーク1080を成功させるなどして88.66ポイントを記録、村瀬はFS720から平昌五輪ではメダルを争うほどの大技だったBSダブルコーク1080をこの若さで見事に決めて、驚愕の99.66ポイントを叩き出しての結果だった。
前日に開催されたハーフパイプの表彰式も行われ、スロープスタイルと合わせてルーキー男女、グロム男女の計8種目中7種目で、総勢9名の日本人ライダーが表彰台に上がったことになる。
日本スノーボード界の未来は間違いなく明るい。こう断言しても言い過ぎではないだろう。
WORLD ROOKIE FINALS 2018 スロープスタイル公式結果
ルーキー男子
ルーキー女子
グロム男子
グロム女子
photos: WORLD ROOKIE TOUR