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松本遥奈が4位で決勝進出。BURTON US OPEN女子ハーフパイプ・セミファイナル
2018.03.09
米コロラド州ベイルリゾートで開催されているBURTON US OPEN。大会3日目は女子ハーフパイプ・セミファイナルが行われ、松本遥奈が4位でファイナル進出を決めた。10日に行われる決勝へ向けて6つのイスが争われていたのだが、冨田せなは8位、今井胡桃は11位、ジュニアジャムで優勝した小野光希は13位、大江光は16位で涙をのむ結果に。
1位はマディ・マストロ(アメリカ)、2位はクロエ・キム(アメリカ)、3位はツァイ・シュートン(中国)となり、平昌五輪の同種目で銅メダルに輝いていたアリエル・ゴールド(アメリカ)は1本目で負傷して途中欠場となった。
ひとり2本のランからベストポイントが採用されるのだが、松本は1本目から高さのあるエアやFS900などをクリーンに決めて79.99ポイントをマーク。2本目を終えた直後、決勝進出にまだ不安を抱えていたようだが、そんな彼女の胸中に迫った。
「緊張せずに滑れたのでよかったです。1本目は成功させることを優先して全体的に抑えていたんですが、2本目は思いきり突っ込んだ結果、FS900がちょっと回りすぎてしまいました。オリンピックで成功できなかったルーティンを決勝ではトライしたいと思っているので、明日の公式トレーニングで調整したいですね。オリンピックのときは2発目でBS540をやってたんですけど、それだとどうしても高さが低くなっちゃうので、そこは高さを出せるようにFSエアからBSエアにつなげて、そこからFS900→BS540→FS1080→CAB720をやりたいと思ってます」
現在のレベルを踏まえると1080を成功させないと表彰台は難しいだけに、その大技を決めることでUS OPEN女子ハーフパイプ史上初となる日本人としての表彰台を狙う。
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