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戸塚がW杯ハーフパイプ2位で種目別優勝。5位平岡、6位片山も五輪代表入り確実
2018.01.21
スイス・ラークスで行われたFISワールドカップに位置づけられているLAAX OPENハーフパイプで、戸塚優斗が2位に入り種目別優勝を決めた。平岡卓は5位、片山來夢は6位となり、SAJ(全日本スキー連盟)が定めた基準により3名の平昌五輪代表入りが確実となった。今大会の優勝はソチ五輪金メダリストのイウーリ・ポドラチコフ(スイス)。安藤南位登は9位に終わった。なお、すでに五輪代表の内定が出ている平野歩夢は出場していない。
前日のスロープスタイルがキャンセルになるなど、悪天候に悩まされた今大会。積雪によりボードが走らずエアの高さは出せなかったようだが、それでもバック・トゥ・バックの1080やダブルコーク1080を決めて88.25ポイントをマークした戸塚。優勝したイウーリは、FS900→BS900→FSダブルコーク1080→CABダブルコーク1080→BSアーリーウープ・ダブルロデオで90.5ポイントでの優勝だった。
冒頭で述べたように戸塚は、ニュージーランド大会優勝、中国大会3位、アメリカ・スノーマス大会3位、今大会2位と、出場したワールドカップではすべて表彰台に上がっての種目別優勝を果たした。
アメリカ選考レースが同スケジュールで行われていたため、女子は中国勢がワンツーフィニッシュ。すでに4名の五輪代表内定が決まっている日本人女子は出場していない。
男子結果
1位 イウーリ・ポドラチコフ(スイス)
2位 戸塚優斗(日本)
3位 ジャン・イーウェイ(中国)
5位 平岡 卓(日本)
6位 片山來夢(日本)
9位 安藤南位登(日本)
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女子結果
1位 リュウ・ジャユ(中国)
2位 ツァイ・シュートン(中国)
3位 ケラルト・カステリェト(スペイン)
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photos: FIS SNOWBOARD WORLD CUP